日本人の肉のイメージと言えば豚肉、牛肉、鶏肉ではないでしょうか。キレイにカットされ、キレイに包装され売られており、食べる時には原型なんてわかりません。
日本とは違い、ベトナムの食肉事情はそんな甘いものではありません。
食べやすさ(気持ち的に)をLevel1からLevel3に分けてみました。初めて見るとちょっときついかも……と思ってしまうはずです。今回はベトナムで食べられている肉のご紹介をいたします。
一般的な肉の丸焼きといえば
豚の丸焼きです。
Level 1.これだって鳥でしょ?平和の象徴ハト
大丈夫です。当たりません。
グリルしたハトは鶏に比べて味は実に淡白です。もう少し脂身があってもいいかもしれません。少し生臭いかな…という感じはしますが食べやすい肉でではあります。量も少なめで少し物足りなさを感じてしまうかも…。
ちなみに飲食店でハトをオーダーすると頭までしっかりグリルされたものがでてきます。まずは太ももから足にかけて食べることをおすすめします。味もそうですが、食べ方も簡単に歯で食いちぎれるので他の部位よりも食べやすいですよ!
Level 2.なんでここまで食べるの?まるごとチキン
え?チキン?普通でしょ。と思ったあなた。
いえいえ。
ベトナムではチキンのすべてを食べるんです。頭はもちろんのこと、足まで食べます。一度、飲食店で唐揚げを頼んでみてください。揚げられた鶏肉の中にちょっと細長い何かが見えるはずです。
はい、鶏の足です。
鶏の足の形をそのまま残して揚げてあるので見慣れないうちは少しきついかもしれません。しかし一度食べてみたら驚きます。コリコリしている上にコラーゲンたっぷりでとても美味しいんです。骨を上手に取り除きながら食べるので少し食べづらいかもしれませんが、味は保証します!
他にも鍋を頼むと鶏の頭が出てきます。目を閉じた状態の鶏の頭を見ると一瞬身を引いてしまいます。ですがベトナムでこれは普通。躊躇なく鍋の中へ投入です。少し生臭さがあり、食べづらいかもしれません。ですが、食べ始めると意外とやみつきものですよ。
以下、「心の優しい方」は閲覧を控えてください。
Level 3.これは…ペットだよね?犬の肉
もうこの時点で無理!と思う人も多いのではないでしょうか。犬は倫理的にダメでしょう、と。実際、最近の若いベトナム人女性は倫理的にダメだと思う、という理由で犬の肉を食べない方も多くなってきました。
日本ではペットとして飼われる犬もベトナムでは食用の肉として扱われます。いろいろな調理法がありますが、主にグリル系の料理、鍋で食べられることが多いです。
犬の肉は特別な何か、というわけでもなく、ベトナム人が日常的に食べる肉で、お値段も他と大差ありません。
肝心のお味はというと、豚肉と牛肉の間くらいのこってり感です。犬ということを忘れてしまえば普通の肉なので、比較的食べやすいものになります。
最初は絶対に躊躇してしまうと思います。ご自身の判断にてお試しください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これもベトナムの文化なんだなと感じます。これも経験と自分に言い聞かせてトライしてみると、何かが自分の中で変わるかもしれませんよ!
海外求人
あなたの挑戦を待っている!あこがれの海外企業へ就職しよう(海外求人)
【ベトナム求人】未経験からでもベトナム就職を狙える転職サイトまとめ
ベトナムで働くには?ベトナムで就職・転職したい日本人向けの仕事と求人の探し方
あわせて読みたい