ニュージーランドは言わずとしれたワインの名産地。そんなニュージーランドの北島にあるマーティンバラという小さな小さな田舎町では、毎年11月に「Toast Martinborough」というワインと音楽を楽しめるフェスが開催されます。
そこで、お酒は一切飲まないけどフェス大好きな筆者が、現地で取材してきましたので、チケットの取り方から当日の楽しみ方まで、その全貌をご紹介します。
トーストマーティンバラってどんなフェス?
マーティンバラはニュージーランドの首都ウェリントンからバスで1時間ほどの所にある、ぶどうとワインの生産地として有名な小さな小さな田舎町です。
そこで毎年11月中旬に開催されるトーストマーティンバラは、数件のワイナリーが飲食&ライブ会場となる、ニュージーランド最大のワインと音楽のフェスティバル。
普段は人口1,600名程度のこの町に、年に一度この日だけはおよそ1万人が集結しワインと音楽を楽しみます。
ワインのフェスではありますが、お酒が飲めなくても大丈夫!レモネードやフルーツジュースも売っているので、お酒が苦手な方や家族連れでも安心して参加できるんです!
また、各会場にはニュージーランドの食材を使ったレストランが出店しており、剥きたてのフレッシュオイスターや、蒸したマッスル(ムール貝)、ピザやブラウニーなんかも楽しめるので、グルメなあなたにも超おすすめ!
ニュージーランドの広い青空の下で、ライブにワインにシーフード!お酒好きでも、そうでなくても、誰もがテンション最高潮間違いなしです!
チケットの取り方
さぁ、行きたくなったらまずはチケットを購入しましょう!チケットはインターネット上で購入が可能で、毎年9月頃にトーストマーティンバラの公式HP上に詳細がアップされますので、そちらをご参照下さい。
値段
気になるお値段は、ウェリントン市内から会場への往復のバス代と、フェスのチケット代合わせて$140です。ネット上の噂では発売と同時に売り切れる!と書いてますが2016年度は開催前日でも普通に買えたみたいです。
チケットを購入すると、チケットが添付されたメールが送られてきますので、無くしてしまわないように気をつけて下さいね。心配な方は添付ファイルを印刷して持参しておくと受け付けがスムーズですよ。
宿の取り方
マーティンバラにも数件ホテルはありますが、翌日の観光のことを考えると、ウェリントン市内に宿を取る方がおすすめ。ウェリントン市内にはホテルやバックパッカー向けの安宿がたくさんあります。
チケットを取ってから宿の予約をしても十分間に合いますので、翌日のスケジュールを考慮しつつ予約するようにしましょう。HostelworldやBooking.comというウェブサイトなら日本語にも対応してるので使いやすいですよ。
筆者は、旅先では現地の食材を使って料理したいので、ホテルよりキッチンが使えるバッパーを選ぶ方が多いです。ニュージーランドのスーパーは日本の何倍もチーズやビスケットを売っているので、フェスで飲んだ後にホテルで飲み直すのもアリですね!
当日の服装、持ち物
会場は普通のワイナリーなので、直射日光をモロに受けます。日焼け止めクリームはもちろん、つばの広い帽子やスカーフの使用はマストです。会場は混んでいますので日傘の使用はお控え下さい。
靴は、ビーサンやハイヒールの人もたくさんいます。一日中歩くことになるので、自分にとって一番歩きやすい靴が良いですね。また、飲んだり食べたりしますので、バッグはショルダーバッグやバックパックの方が動きやすくておすすめ。
そして一番大事なのが貴重品の管理。ニュージーランドではパスポートを持ち歩く必要がありませんので、必ず宿に置いていきましょう。酔っ払って貴重品を無くし、帰りのバスの中で呆然とする人を毎年見かけます。ここは海外、くれぐれもご注意を。
マーティンバラへのアクセスについて
フェス当日は、ウェリントンのiサイト(観光案内所)前からシャトルバスが出ています。バスの当日券はありませんので、バスで行かれる方はチケット購入時にバスチケットも一緒に購入しましょう。
方向音痴な方は、乗り遅れないように前日に乗車場所を確認しておいたほうが確実でしょう。乗るときは列に並んで、係の人にチケットを購入した時に届いたメールか、そのメールを印刷した紙を見せればオッケー。
会場まではバスでおよそ1時間。途中休憩などはないので、トイレは乗る前に済ませておきましょう。
会場についたら
マーティンボロに着いたらまずは受付に行き、メールに添付されているチケットを提示して、リストバンドとグラス(強化プラスチック)とパンフレットをもらいます。
リストバンドが電子マネー
このリストバンドにはバーコードが付いており、電子マネー代わりになるので無くさないように注意してください。
会場では現金は使用できませんので、受付の近くにあるBANKコーナーでリストバンドにお金をチャージする必要があります。チャージの方法は、BANKコーナーのスタッフにチャージしたい金額を伝えて現金を渡すだけ。
ニュージーランドの銀行のキャッシュカードを持っている方はeftposも利用可能です。入金したお金を使い切れなかった場合は4時までにBANKコーナーで返金手続きをして下さい。間に合わなかった場合は後日インターネットからも手続き可能です。
電子マネーのチャージが終わったら会場内の無料のシャトルバスに乗り、好きなワイナリーに向かいましょう!
筆者はお酒が飲めないにも関わらず一人で突入してきましたが、数量限定のニュージーランド産のフレッシュオイスターと、ハラミチーズという日本ではほとんど売っていないギリシャのチーズが入ったタコスを食べて大満足!
腹ごしらえの後はアップテンポでノリノリの音楽に身を任せてフレンドリーな酔っ払いたちと一緒に踊ったりと、トーストマーティンバラを120%エンジョイしてきました!ワイナリーののどかな風景も相まって、日頃のストレスなんて一瞬で吹き飛びますよ!(笑)
100%楽しむために気をつけたいコト
最高に楽しいこのイベント、おかげさまで毎年飲み過ぎで救急車に運ばれる人がちらほら。各ワイナリーではお水は無料でもらえますし、簡易トイレもたくさん設置してありますので、水分補給は十分にして下さいね。
また、お土産についてですが、残念ながら会場ではボトルワインは販売はしていません。
どうしてもマーティンバラのワインを家でも楽しみたい!という方はWellington駅から歩いて15分くらいの場所ににあるMoore Wilson’sというスーパーに何種類か取り扱いがありますので、そちらでお買い求め下さい。
(日本みたいにプチプチで包装してくれませんのでご注意を)
基本情報
- 名称:Toast martinborough
- 公式サイト:http://toastmartinborough.co.nz/
まとめ
筆者は一眼レフを持ち歩いていたためカメラマンに間違われ、酔っ払いたちから「俺たちの写真を撮ってくれーぇ」と、捕まりまくって非常に疲れました(笑)
それでも筆者は、このフェスのためだけにニュージーランドに行くこともあるほどトーストマーティンバラにハマっております!皆さんもニュージーランドのおいしいワインとグルメ、そして最高にクールなライブミュージックを是非体験してみて下さいね♪
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