大学4年生になった私は、ずっと続けてきたサッカーでプロにはなれないと思い込み、就職活動を始めました。しかし、それまでの人生でサッカーしかやってこなかったので、他にやりたいことはそう簡単に見つかりません。
やりたいことはサッカーだけ。
日本では実力も実績もありませんでしたが、海外ならプロを目指せるのではと考え、結果的にカンボジアでプロサッカー選手になれました。
自分の実力では無理だと決めつけ、プロになる夢をあきらめていませんか?海外には多くのチャンスがあります。プロサッカー選手を目指すならカンボジアがおすすめです。
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カンボジアでは今、サッカーが熱い
今、カンボジアではサッカーがとても人気です。町ではストリートサッカーをしている子供をよく見かけます。
カンボジアのプロリーグは主に首都のプノンペンで試合が行われ、多くの人々がスタジアムを訪れます。上位チームなど人気の高いチームの試合では、サポーターが選手のユニフォームを着て応援しています。
中でも、カンボジアの伝統の一戦、ボンケット・アンコールvs.プノンペン・クラウンでは2,000人ほどのサポーターが応援に。
また、カンボジア代表が国際大会を行う時にはナショナルスタジアムが超満員になり、日本のプロリーグと変わらない光景です。
このように、サッカー人気が高いからこそ、試合の日になれば多くの人々がスタジアムを訪れ応援してくれます。選手にとっては最高の環境です。
カンボジアではプロサッカー選手になりやすい
カンボジアのプロサッカーリーグ、Metfone Cambodian League(メットフォン・カンボジア・リーグ)の1部リーグには12のチームがあります。
カンボジアリーグは1チームに5人まで外国人選手の登録が可能で、試合に出場可能なのは外国人枠3人+アジア人枠1人の合計4人となっています。
2017シーズンのカンボジアリーグでは13人の日本人選手が活躍しています。
12チーム中、日本人がいるのは9チーム。真面目でサッカーの技術や戦術理解度が高い日本人選手を欲しがるクラブが多い現状があります。
またカンボジアは、日本と比べるとサッカーレベルが一気に下がります。そのため、日本では実力・実績がない選手でもカンボジアではプロサッカー選手になりやすいのです。
カンボジアサッカーはまだまだ発展途上、だから面白い
先に述べたように、カンボジアサッカーはまだまだ発展途上でプレーや戦術理解度が低いです。アジアサッカーにおいても知名度は低く、カンボジアにプロサッカーリーグがあることを知らない人がほとんど。
だから面白いのです。サッカーにおいて、まだまだできないことや知らないことがある、それは成長の可能性が無限大ということです。
そんなカンボジアで、現地の選手と共に成長できたら絶対楽しいです。そして私は、日本や世界にカンボジアサッカーを広めていきたいと思っています。
カンボジアのプノンペンは実は生活しやすい
発展途上のカンボジアですが、首都プノンペンに限れば実は日本人にとってとても生活しやすいのです。
カンボジアリーグの12チームのうち、プノンペンを本拠地にしているのは10チーム。それらのチームのほとんどの選手がプノンペンで生活しています。
日本と近い生活環境
プノンペンはここ数年で目覚ましく発展しています。日系企業が進出し日本飲食店も多く、2014年には日本の生活雑貨を揃えるイオンモールができました。困ることはありません。
カフェも増えてきていて、どのカフェにもWi-Fiがあるためネットワーク環境も整っています。
また、クメール語(カンボジア語)がしゃべれなくても、カンボジア人の中には英語を話す人が増えてきています。日系企業で働いているカンボジア人の中には日本語を話せる人もいるため、クメール語ができなくても大丈夫です。
カンボジアは物価が安い
カンボジアのローカルフードの相場は1食あたり1ドルから2ドル(約110~220円)、日本食やイタリアンなどは4ドルから10ドル(約440~1,100円)ほどです。
一人暮らしの場合、サービスアパートメントなどの家具が揃っていて、部屋の掃除もしてくれるアパートに住む人が多いと思います。
安いところだと家賃1か月300ドル(33,000円)+電気代・ガス代・水道代合わせて約30ドル(3,300円)から住めます。
カンボジアは日本と比べ物価が安く、サッカー選手になれば生活する上でお金に困ることはありません。
※ドルはUSドル、レートは2017年7月現在
まとめ~あきらめる前に視点を変えてみよう
ご紹介したように、カンボジアはプロサッカー選手になるためのハードルが日本より低く、挑戦しやすい国です。生活面でも日本人にはとても過ごしやすく、毎日の暮らしも充実します。
サッカーができる場所は日本だけではありません。プロサッカー選手にはなれないとあきらめてしまう前に、ぜひ海外に目を向け、カンボジアに興味を持ち、可能性を探ってほしいなと思います。
※この記事の内容は2017年7月現在のものです。
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