外国に住んでいると、日本の物が恋しくなります。食べ物はもちろんのこと、雑貨や化粧品、衣料品など日本製の良さを再認識するばかりです。
近年ロサンゼルスへ沢山の日本企業が進出しており、ショッピングモール内にも続々とお店がオープンしています。日本が恋しくなっても大丈夫!ロサンゼルスで見つけた、日本のお店10選をご紹介します。
無印良品
食品から衣料品、化粧品や文房具、旅行用品など生活に必要な物が買える無印良品は、シンプルな造りで使い勝手が良く、MUJIの愛称で現地の人たちにも人気です。
品物にもよりますが、価格は日本価格とそう変わらないものから1.5倍近くするものまで様々です。
筆者のおすすめは文房具です。日本と変わらない品揃えが揃っているので、書き心地の滑らかなノートから、色とりどりのペンがあるのは嬉しいです。
アメリカのノート類はザラザラしていて書き心地があまり良くない上、ペンはほとんど黒や青しか売っていません。
残念だったのは、食品類はあまり展開していないようで、数種類のお菓子やお茶しかありませんでした。
ユニクロ
筆者が行ったモールではオープン前でしたが、ロサンゼルスでは現在7店舗のユニクロが展開されています。
アメリカにも沢山のファッションブランドが存在しますが、日本製に比べて縫製が甘いものが多いイメージがあります。ファストファションにも関わらず、ユニクロは安くて質が良いと人気のようです。
ヒートテック、エアリズムなど、防寒や防暑を目的とした薄手のインナー類は、アメリカでは売っていないので、ユニクロがあると有難い限りです。若干の差はありますが、価格は日本のものとそう変わりません。
J!NS
メガネ店までアメリカに進出しているとは思いませんでしたが、J!NSを見つけました。店員さん達の制服も日本と同じで、青チェックのシャツにジーンズという出で立ちで、みなさんメガネを着用していました。
現地のメガネ店にも足を運んだことがありますが、宣伝の為にメガネをかけている店員さんは、あまりいません。J!NSで働いている方達を見て、日本の接客ポリシーを感じました。
ロサンゼルスは日差しが強いので、子供から大人までサングラスは必須アイテムです。その為か、メガネとサングラスのディスプレイが半々ずつで展開されていました。価格は日本の1.5〜2倍ほどと高めでした。
DAISO
ちょっとした雑貨から、便利グッズまで安く手に入るDAISOは、アメリカにも進出しています。この記事内で紹介している日本のお店の中でも、一番店舗数が多く、ロサンゼルスでは30店舗を超えています。
日本では、1商品につき税抜き100円ですが、アメリカでは税抜き1.5ドル(約160円)です。200円〜400円の商品は、2〜5ドルの値段が付いています。
品揃えも日本にあるものとほぼ変わりませんが、化粧品だけはDAISO以外のものを多く取り扱ってるようです。お菓子類も充実していますが、一部韓国などアジアのスナックもよく見かけます。
DAISO商品でおすすめは、キッチン用品です。アメリカのお店で日本のキッチン用品を揃えるのは難しく、日系スーパーなどでも日本のキッチン用品は取り扱っていますが、値段がかなり高いです。
DAISOではおろし金やすり鉢、ざるそば用の竹ザルなどまで揃っているので、日本でおなじみのキッチン用品が安く手に入ります。
現地でも99セントストア、1ドルショップがありますが、日常生活に必要な消耗品から、野菜や缶詰、お菓子などの食品がメインです。その点DAISOは便利グッズや雑貨などもあり、造りも細かいので、アメリカでも親しまれているようです。
日本の化粧品
筆者が行ったモールには、MANEKI NEKOという名前の、日本の化粧品を取り扱っているお店がありました。
日本のドラッグストアの化粧品やスキンケア用品、ヘアケア用品、雑貨などが揃っているのですが、価格は1.5〜2倍以上のものも多く全体的に値段設定が高めな印象でした。
アメリカのスキンケア用品や化粧品が肌に合わないこともあるので、日本で使い慣れている化粧品が現地でも買えるのは助かります。
この他にも、このような日本の化粧品をメインに扱っていて、違う名前のお店を見かけるので、日本の化粧品の人気が高まっているのかもしれませんね。
日本の文房具(MAIDO)
こちらは日本の文房具をメインに取り扱っている、MAIDOというお店です。ロフトなどの文房具コーナーをお店にしたような感じで、ロサンゼルス内に数店舗あります。
沢山の種類のペンからノートまで揃っていて、付箋やスケジュール帳など、日本らしい凝っているデザインのものが沢山置いてありました。
アメリカでもスケジュール帳は売られていますが、日本のように沢山の種類はなく中身も全部同じようなシンプルな作りのものが多いです。日本のノート類は外見も中身も色々なバリエーションがあり、アメリカ人に受けがいいのでしょうね。
価格は1.5〜2倍のものが多く、ポーチやパズルなどの雑貨も売られていました。
てつおじさんの店
福岡に本店があり日本では昔から人気のある、てつおじさんのチーズケーキがロサンゼルスでも食べられます。Uncle Tetsuの名で海外に出店されているようで、ロサンゼルスではまだ1店舗しかありません。
チーズケーキをはじめプリンやマドレーヌがショーケースに並んでいて、セットでドリンクもオーダーできます。アメリカのスイーツは甘すぎるものが多いので、日本のスイーツが食べられるのは幸せです。
写真を撮った時は空いていましたが、時間帯によっては長い行列ができています。価格帯は日本の1.1〜1.3倍ほどでした。
マリオンクレープ
原宿竹下通りにあることで有名なマリオンクレープが、ロサンゼルスにもオープンしました。外観はおしゃれで、モールの入り口そばのフードコート内にあるのですが、一際目立っていました。
メニューは日本のものとは異なり、抹茶や黒蜜が使われていたり、軽食感覚で食べられるスナッククレープはトマトソースやチリソースベースが多く、アメリカ人に合わせたメニューのようです。
値段は2倍近いものが多いようです。高いもので、クレープ1つが11.50ドル(約1,265円)でした。
アメリカでクレープといえば、お皿に盛っていて、フォークとナイフで食べるものです。日本のクレープのような、お皿もフォークもいらない、持ち運べてその場で食べられるクレープは、アメリカ人には新鮮なようです。
日本食レストラン
こちらはお寿司・ラーメン・焼き鳥などの日本食を扱っている、日本食レストランです。
アメリカでお寿司は不動の人気があり、次いでここ5年ほどはラーメンブームで、ロサンゼルスでは続々とラーメン店がオープンしています。それに続き、焼き鳥に人気があるように思います。
日本食レストランはロサンゼルスに沢山ありますが、他のアジア圏とのアイディアを混ぜたフュージョン料理であったり、日本人以外が経営しているレストランだったりします。
そのため、日本人からするとどこか味が違うというような気がするものも多くあります。もちろんそれはそれで美味しい物もあるのですが、日本人としては普通の日本食が食べたいので、日本人が営業しているレストランがあると安心します。
ネタケースがあるお寿司屋さんがモールの中のフードコートにあるのは、何だか不思議な感じがしました。
日本のサプリメント
アメリカはサプリメント大国で、スーパーやドラッグストアで売っているのはもちろん、サプリメント専門店もあります。その為、ショッピングモール内でも、サプリメントを見かけるのは珍しくありません。
こちらはウメケンという日本企業で、梅肉を使用した健康食品やサプリメントで有名なようです。
入り口横に中国語の立て看板があり、どうやら中国や台湾で人気のようです。商品自体に日本語名が付けられているのですが、実際は中国で売られているものと同じようです。
日本のパッケージとは違い、同じ商品が売られているわけではないので、価格の比較はできませんでした。
商品は若干違うようですが、梅エキスや納豆キナーゼ、黒にんにくなど日本でおなじみのサプリメントも揃っていたので、近いものは探せると思います。
まとめ
今回は東ロサンゼルスに位置し、サンタアニータパーク競馬場の隣にある、ウエストフィールド・サンタ・アニータというショッピングモール内のお店を紹介しました。
1つのモールの中にこれだけの日本企業のお店が入っていることには、正直びっくりしました。
日本製は質が良い、とアメリカでは人気があるので、その背景もあり、こんなに日本のお店が増えているのかもしれません。
普段使っている文房具や化粧品がアメリカでも買えると、日本を出る時に買い溜めしなくてもいいので本当に助かります。また、外で美味しい日本食が食べられるのは、ホームシックを緩和させてくれます。
モールによってお店のラインナップが違うので、色々なモールに行って日本のお店を探してみるのも楽しいですよ。
日本価格との比較は為替状況によって異なりますので、安くなる場合も高くなる場合もあります。
1ドル=約110円
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