音楽フェスと聞くと日本や欧米など大きな国で行われて有名アーティストを招くというイメージがありますが、インドネシアにも音楽フェスが頻繁にあります。
海外から有名アーティストを招くということはあまりありませんが、国内で人気アーティストが一同に集まって開催されるということだけあって非常に人気のイベントです。
インドネシアに日本人は約15,000人住んでいますが、インドネシアの音楽が好きな人、また実際にフェスに出かける人は本当にごく一部だと思います。実際に何度も足を運んだ私だからこそ紹介できる現地レポートをお届けします。
インドネシアの音楽フェス「Soundrenaline」
Soundrenalineは毎年1回開催されているフェスでインドネシアの主要都市で開催されています。2016年は9月に2日間かけてバリで開催されました。
いくつかのステージに分かれてそれぞれで同時開催しており、総勢で約50組のアーティストが参加していました。
15:00から開園して00:00近くまで連続で続きます。このフェスの特徴が出演するほとんどのバンドがロックバンド、ハードロック、メタル系なのでロック好きにはたまらないフェスになっています。
会場に入る際、手に紙製の腕輪をつけられてこれで入場確認を行っています。
開場してすぐは、まだあまり知られていないバンドが演奏しているので学園祭で学生が演奏するようなレベルですが、日が暗くなるにつれて有名バンドが続々とでてくるので、人の数が一気に増えてきます。
日本同様興味のないバンドのときは開場の空いているスペースでくつろぎ、好きなバンドがでてきたら一気に前に行くスタイルです。
2016年のSoundrenalineは世界的に有名なバンドSimpleplanが出演していたこともありより盛り上がっていました。今年の発表はまだされていませんが恐らく9月に開催されると思われます。
ここ数年ジャカルタ開催ではなく、バリやバンドンでの開催で近場でないことが残念です。
インドネシアの音楽フェス「Jack Cloth」
Jack Clothフェスは、名前にClothとある通りに服に関係するフェスで、服の展示即売会と一緒に音楽フェスが開催されるコラボイベントです。
ここ数年はジャカルタの中心地のSenayanで開催されていたのですが、今年はジャカルタから東に行ったCikaranエリアで開催されます。
Cikarangはジャカルタから車で1時間30分程度の場所にあり、近くには日系製造業がたくさんある工業団地があるので日本人の方でも気軽に見に行くことができます。
ステージが3つあり各ステージとも15:00-22:00くらいまで連続で演奏されています。最初に紹介したSoundrenalineと比べると、アマチュアが多いです。ただ、終盤には人気アーティストも登場します。
音楽を聴きながら服や装飾品を安く買うことができるイベントなので、ぜひ足を運んでみて下さい。
インドネシアの音楽フェス「Jakarta Fair」
Jakarta fairは毎年行われているイベントで、ジャカルタの生誕を祝うイベントでいろいろなブースや催しものが行われる中の一環で、音楽フェスも開催されています。
約1ヶ月以上に渡り開催されるイベントで、一日の出演バンドは3-5組と少なめですが、インドネシアを代表するバンドが出演します。今年は6月8日~7月16日まで開催されます。
私は去年、「KOTAK」「Superman is dead」を見にいくために2回行きましたが、生誕祭だけあって熱気がとてもすごかったです。
どちらもRockバンドで特にSuperman is deadはパンクの要素もあるバンド。そのためヘドバン、ダイブ、サークルが日本同様にあり、音楽を純粋に聞くというよりも暴れにいくといった感じでした。
場所はクマヨランという場所で行われます。ここはジャカルタから北に車で1時間くらい行ったところにあります。
日本でいうところの幕張メッセのような場所で、メッセ内で催し物やブースが出展されており、野外スペースで音楽フェスが行われています。
まとめ
インドネシアに5年間駐在していたこともありインドネシアびいきになってしまうことは否めませんが、インドネシアの音楽もとてもカッコいいです。
インドネシアというと民謡楽器を使った音楽というイメージがある方も多いかと思いますが、
POP・ROCK・PANK全てあります。チケット料金も¥500から¥1,000未満なのでとても安いです。機会があればぜひ足を運んでみて下さい。
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