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インドネシアで働く日系企業駐在員の休日の過ごし方3パターン

趣味

私は2012年から2016年まで約5年間、日本本社からの出向という形でインドネシアに駐在していました。業種は製造業、職種は営業です。

5年間のうち約2年間は単身赴任、3年間は家族帯同でジャカルタ近郊に住んでいました。

日本を離れて働くインドネシア駐在員はどのように休日を過ごしているのでしょうか。ここでは、3つのパターンに分けてお話ししていきます。

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目次

インドネシア駐在員の休日の過ごし方1. ゴルフが典型的

ゴルフ

単身赴任または独身で駐在していて特に趣味がない場合、80%以上の方が週末は必ずゴルフに行くといっても過言ではありません。日本でゴルフをやったことがない方でも、インドネシアで始めてハマることがあります。

仕事の付き合いなどが多い場合、毎週土日に行くとすると月8回で、これを1年続けると100ラウンド近くになります。

少し言葉は悪いですが、趣味のない方が休日に身体を動かすことといったらゴルフしかないということと、単身で製造業の場合は工業団地周辺のアパートに住んでおり、周りに何もないことから、必然的にゴルフをすることになります。

メンバーは同じ会社の駐在員や取引先のお客様、また取引先のコンペ、県人会、友人同士などさまざま。メンバーがいなくてゴルフができないということはありません。

早朝スタート、昼食後解散

インドネシアは常夏で日中が一番暑く、また10月から3月までは雨季で午後になると雨が降る確率が高いことから、早朝からゴルフをするのが主流です。大体6時~7時にスタートして10時~昼の12時には終わります。

インドネシアの場合は、日本のように前半が終わったら1時間くらいの休憩をして後半戦が始まるスタイルではなく、スルー方式なので進行時間が早いです。

ゴルフが終わった後はゴルフ場で食事をして午後2時くらいに解散、そのまま家に帰る方もいれば、帰宅前にマッサージを受けて帰る方もいます。

これがインドネシア駐在員の典型的な過ごし方です。

インドネシア駐在員の休日の過ごし方2. 趣味を楽しむ

スポーツ観戦

趣味がある方の場合、ゴルフは付き合い程度にしかやりません。月平均2、3回といったところです。

というのも、インドネシアには日本で続けていた趣味をそのまま続けることができる環境があるからです。

ダイビング好きには絶好の場所

例えば、ダイビングが好きな方にはインドネシアは最高の環境です。

海洋国家といわれている通り大小さまざまな島が1万以上あり、ジャカルタから1時間くらいでダイビングができるところもあれば、飛行機や船を乗り継いで秘境の地でダイビングを楽しむこともできます。

一番のメリットは、価格が日本に比べて断然安いことです。

多彩なスポーツを楽しめる

他にも野球やサッカー、バスケットなどの団体スポーツをやっていた方なら、インドネシアにはそれぞれ駐在員が運営している日本人チームがあるので入部して続けることができます。

初心者クラスから上級者クラスまでレベルに合わせたチームの他、レベル不問のチームもあります。そのため、いくつか参加してみて自分に合ったチームを選べます。

また、インドネシアでもサッカーは人気スポーツ。プロサッカーリーグがあるので、試合を観戦することもできます。

国外大会にも参加可能

個人スポーツのマラソンやトライアスロンなども、日本人チームがあるので所属して練習ができるのに加え、インドネシア国内やシンガポール、マレーシアといった近隣諸国で開催している大会にも参加することができます。

日本にいると、まとまった休みを取得してからでないと海外には行けないですが、土日を利用して近隣諸国に出かけられるのがインドネシア在住者の特権であり醍醐味です。

仕事感がないのが利点

このように、趣味がある方はゴルフはそこそこに、好きなことに没頭している方も少なくありません。

ゴルフだと付き合いが多いので仕事感が抜けないのに対し、趣味でやるスポーツは利害関係なく勝利や技術向上を目指せる上、チームで協力するので仲間意識が芽生えます。

それが間接的に仕事にもつながっていくので、趣味がある方はぜひインドネシアでも継続してください。

インドネシア駐在員の休日の過ごし方3. 家族帯同ならモール巡り

プール

ジャカルタの場合、公園や観光地と呼ばれるところが少ないため休日にできることは限られています。

また、インドネシアには公共交通機関がありますが、シンガポールやタイのように外国人が気軽に乗れるほどシステムが整っていないので、移動は車かタクシーになります。

その結果、家族での一番多い過ごし方はモール巡りになります。ジャカルタ市内にたくさんあるモールを回ったり、モールの中でランチをしたりすることが多いです。

遊べるところは少ない

ジャカルタに駐在している家族の不満で多いのは、遊ぶところが限られているということです。動物園や遊園地はありますが、毎週、毎月行くところでもないので、やはりできることは決まってきます。

また公園があったとしても綺麗ではなく、気軽に外を出歩くことができないため、子供はマンションに併設されている公園やプールで遊ばせることが多いです。

ただ、マンションの一画なので広くはなく、思いっきり遊べるというわけではありません。まだ小さいうちはモール巡りや小さい公園でもいいのですが、さすがに小学校高学年になってくると物足りなさを感じるようです。

スポーツで身体を動かす子供も

一方で、野球、サッカー、バスケットなどの教室は豊富にあり、そういったスポーツをしている子は週末に広いグラウンドで思いっきり身体を動かしています。ただし、そういった練習場所までは車で行く必要があります。

幸い、幼稚園や学校のグラウンドは大きいので、平日はそこで身体を動かすことができます。

まとめ~自分なりの楽しみ方を見つける

インドネシアに駐在するといっても、単身なのか家族連れなのか、また会社でゴルフをすることが多いのか少ないのかなどによって、それぞれ過ごし方が変わってきます。

日本と違い自由にどこにでも行けるわけではないので、必然的にできることは限られてきますが、十分楽しむことができます。

せっかくの海外赴任、休日に自宅にこもっているのはもったいないです。自分なりの過ごし方を見つけて楽しんでください!

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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