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スコットランドにおける子どもの教育!スコットランドの学校のシステムは?

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スコットランド

国が変われば子どもの教育方針や、学校のシステムが違いますよね。よく日本は治安が良いといわれていますが、小さな小学校1年生の子どもでも登下校を1人でする場合もあるのですよね。それはスコットランドの人からしたら、びっくりな光景です。

そこで今回は、スコットランドの教育やバイリンガル育児についてお伝えいたします。

スコットランドの子どもたちの送迎はいつまで?

スコットランドの通学

子供の送迎は義務付けられている

スコットランドの教育システムでは、3歳から幼稚園(プリスクール・ナーサリー)に通います。ここから、子どもの送迎(英語では、スクール・ランといいます)が始まるのです。暇だからでも過保護だからでもなく、国で義務付けられているのです。

実際、とても大変ですが「自分の子どもは自分で守る」という意識が強いのがスコットランドの人々です。

5歳から始まる小学校

スコットランドの小学校(プライマリースクール)は、日本より1年早く5歳から”プライマリー1”が始まり7年間(プライマリー7)までです。卒業する年齢は11歳になります。

”プライマリー5”になると(10歳)学校から家が近いなら1人で行って帰ってくることができるようになります。といっても、徒歩5分くらいの距離の子だけですが……

親、もしくは祖父母やナニー(ベビーシッターの人)が、朝は9時前に学校へ連れていき、夕方15時には迎えに行くのが日常です。車で送迎する人も多いため、学校の付近は送迎ラッシュになります。

ブレックファースト・クラブとアフタースクール

共働きの家庭も多いために、朝は「ブレックファースト・クラブ」というのがあります。名前の通り朝ごはんを食べさせてくれ、授業が始まるまで子どもを預かってくれるシステムです。

15時以降は「アフタースクール」といいます。放課後の預かりは、日本と同じですよね。「アフタースクール・クラブ」といって、3ヶ月間週に1回、無料で習えるスポーツがあります。テニスやハンドボールなどです。

「日本の方が教える折り紙クラブ」もありました。お店でも折り紙が買えるようになり人気がでています。日本人は折り紙が上手という考えに私はプレッシャーを感じますが。

アフタースクール・クラブですと、4時にお迎えです。そして、送迎は中学・高校生になっても続くのです。さすがに13歳くらいになると、バスに乗ったりはできますが、できる限り親が送迎をしています。

そもそもなぜ送迎が必要なのか?

英国では「国家児童虐待防止協会 NSPCC」で各種ルールが厳しく定められています。

「9歳以下の子どもが1人で家にいると警察に通報することができる」という規則があります。家に1人でいて、もし緊急事態が起こった場合に、子どもは1人で対処することができないということなのです。

基本的に13歳くらいまでは、同じように考えられています。1人で学校からの登下校をするときに万が一、何かあったときに子どもは(13歳以下の子は)うまく対処できないという理由も大きいです。

そうですよね。実際、自分が交通事故なりトラブルに合った時に、パニックにもなり得ますし、迅速な対応がすぐにできるのかわからないですよね。

ヘルスビジター制度

スコットランドでは、子どもが産まれてから「ヘルスビジター(保育所の保育士)」が定期的に家を訪ねて子どもの成長を見てくれたり、必要な予防接種を受けるために病院の予約を取ってくれます。

3歳前後になると、発達や言葉の発育などを自宅にてチェックするのです。その際に育児放棄(ネグレクト)がないかなども慎重に調査されているのです。

ソーシャルワーカー(social worker)

英国は、ソーシャルワーカー「社会奉仕・福祉」が重視されています。問題があった場合は、家族が学校や警察、保護観察所などと密に連絡を取り合い、生活や勉強の向上を図るようにするシステムが整っています。

ネグレクトの可能性のある親子には毎週家庭と学校との懇談もあり、子どもの安全面を大事にしてくれるのが、ソーシャルワーカーになります。

スコットランド子どもの留守家庭は?

日本でいう「鍵っ子」をすると、スコットランドではまず、警察に通報されるなど、厳しい処罰を受けます。

学校の送迎も習い事の送迎もするのが当たり前のスコットランドですので、兄弟がいる場合はもちろん5分の距離でも一緒に連れていかなければならないのです。

夕ご飯の支度をしていて、買い忘れたものをさっと買いに行きたい!と思っても子どもを置いては行けないのです。ちょっと面倒くさいなーと思う日もありますが…その5分の間に何かあったら嫌ですしね。近所の人もちゃんと見ていますし…

スコットランドの学校の仕組みとは?

日本と同様、公立の幼稚園や小学校は、地区のところへ入園や入学しますが人気のエリアの小学校に入るのは倍率が上がります。私立と同じようなランクの小学校へ入学させたい人は、1年前以上前に引っ越しをします。

1クラス30人までなので人気の学校には「ウェイティング・リスト(待つ順番リスト)」に入らなくてはいけません。

地区によっては学年毎に2クラスや3クラスありますが、2クラスの方が主流です。1年から7年生まで30人が持ちあがりになる学校が多いです。

小学校は毎週金曜日は「ゴールデンタイム」といってご褒美として遊びの時間があるのです。1週間、子ども達の授業態度や生活態度によって先生が、ご褒美の時間を決めるのです。

例えば、読書の時間に1人でも立ち歩いて読書をしていないと、ご褒美の時間が少なくなるため、他の子ども達も協力しあってその子に席に座って本を読むように促したりして、クラス中が団結するのです!

ゴールデンタイムは、好きなようにクラスの中でレゴやチェス等で遊べたり、図書館へ行って本が読めたりもします。

現地校の宿題は?

8歳までは、宿題らしい宿題はありません。9歳くらいになると、「プロジェクト」方式で宿題が出されます。これは1か月の宿題なのです。やらない子もいれば、まじめにやっていく子もいて自由といえば自由な感じです。

プロジェクトは15個くらいのトピックスがあり、興味があるものを5個ほどやれるといいね!というゆるい感じです。

ある学校では、木曜日に宿題を出されて月曜日に提出するというところもあります。学校によって差はありますが、基本的に少ないですね。日本だと、漢字ドリルに計算ドリルの毎日ですよね。

スコットランドの小学校のお弁当は?

子供の作品

スコットランドの小学校は1年~3年生までは無料で学校の「スクール・ランチ(給食)」が食べられます。ランチは、ピザの日やハンバーガー、カレーにナンなどになります。

野菜と牛乳をできるだけ食べさせてください!と、ソーシャルワーカーの方は言いますが、子どもは好きなものしか食べないですよね。

スクール・ランチを食べたくない子や食べさせたくない親もいますし、また4年生からは1食2ポンドになるため、だいたいみんなお弁当を持参します。日本のような素晴らしいお弁当ではありません。キャラ弁当とかこちらでは考えられないですよ。

簡単にサンドイッチにフルーツにヨーグルト等の内容が多いです。おにぎりを持っていくと「すし」と言われるみたいで、高学年になるとおにぎりは持って行ってくれなくなります。

子どもたちのプレイデートとは?

子どもたちが放課後に遊びたいときは、親同士が予定を決めなくてはいけません。近所だからといって勝手に遊びに行くことはできません。親同士が連絡を取りあい、時間や場所を決めて、もちろん送迎をするのです。

高学年でも、遊ぶ約束(プレイデートといいます)は、親の許可のもとできるのです。

近所のママ友との付き合いはとても大事で助け合いになります。今日はママ友が学校まで迎えに行き、そのまま友だちの家で遊んで、そこへ親が迎えに行くというパターンもあり、その場合次は私の番になります。

そうすることで、子どもも楽しく夕方遊べるし、親の負担も少し減るのです。日本とはまったく違いますよね。

バイリンガル教育とは?

スコットランドの空

バイリンガルの教育には、色々な家庭のルールがあったりしますよね。

バイリンガル育児は、一概にはどれがいい教育なのかはわからないですが、私は日本語の本を読ませています。たくさんのボキャブラリーが増えますし、漫画でも日本語で読むことに意味があると思います。

ロンドンですと、「日本語学校」があります。駐在員の方や数年で日本へ帰る方のお子さんは日本語学校へ行きますが、だいたいのお子さんは英国の現地校に行きます。

そこで日本語の勉強と日本の文化を子どもにも教えたい方は、片道が1時間以上かかろうと日本語補習校へ行かせます。英国内には、6、7個の補習校があります。

国語のみの授業ですが、毎週土曜日の午前中に3時間勉強をします。日本の国語の授業に沿って補習校でも授業を行いますが、日本の1週間分の授業内容でやる漢字や単元を3時間で学ぶのは、スピードも速いために、家庭での宿題がとても多いです。

現地校と日本語補習校の両立をさせるのは、子どもも親も相当な覚悟がないと続けるのは大変です。子どものためにと、行事ごとや運営などは親御さんのボランティアで成り立っています。

日本の文化が学べるのは、外国で暮らす親にとってはとてもありがたいことです。

まとめ

スコットランドと日本における教育や環境、かなり違いますね。毎日の送迎は大変ですが子どもと手をつないで、行き帰りにゆっくりと話せると思い楽しんでやっています。

子どもがたくさんいる場合、それぞれの習い事の送迎は、ちょっと大変そうですけど…のびのびとした環境から、移住してよかったなあと思えます。

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