【安全対策】スコットランドのエジンバラとグラスゴーの治安はどうなのか?

グレートブリテン及び北アイルランド連合王国 スコットランド生活・移住

私がスコットランドのグラスゴーに住み早くも5年目になります。スコットランド特有の空模様に悩まされながらも、のんびりと生活しています。

スコットランドは映画「トレインスポッティング」の印象が強いでしょうか。それとも世界的に有名な「ハリーポッター」でしょうか。

トレインスポッティングで見られるように「スコッティシュ・アクセント」が強く、年配の方や早口の方の話していることは何年たっても上手く聞き取れません。

今回は、そんなスコットランドのエジンバラとグラスゴーの治安についてご紹介します。

スコットランドとは?

スコットランド

スコットランドはグレートブリテン島の北に位置し、首都はエジンバラになります。イングランド・ウェールズ・北アイルランド・スコットランドの4つの国は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」という正式名称なのです。

スコットランドの人は、母国愛がとても強く、また自分の国の文化に誇りを持っています。「イギリス人」とひとまとめにされて呼ばれるのを嫌います!必ず「スコッティシュ(スコットランド人)」と言います。

タータンチェックの「キルト」やバグパイプにスコッチウイスキーなど、独特の文化を持つスコットランド。

イングランドの首都ロンドンも魅力的ですが、それに勝るとも劣らないスコットランドの文化と想像を超える大自然、そして優しいスコットランドの人たちが私は好きです。

スコットランドの首都エジンバラの治安は?

首都エジンバラは、街自体が世界遺産に登録されています。中世ヨーロッパの街並みは風情があり、歩いているとどこからともなくバグパイプの音色が聞こえてきて、どこか懐かしい気分になります。

エジンバラの治安を悪いと感じたことはなく、比較的良い方です。基本的に、外国にいるという常識的な注意さえあれば治安は気になりません

エジンバラは観光都市で、世界中から観光客が多く来ます。エジンバラ城や夏のフェスティバル、年末のホグマニー(Hogmanayとは、スコットランドで大晦日から元旦未明までエジンバラの街でお祝いするパーティーのこと)などは人混みになるために、スリや置引きには注意した方がいいです。

グラスゴーの治安は?

グラスゴー

グラスゴーは、スコットランド最大の都市です。チャールズ・レニー・マッキントッシュの生まれ育った場所で、「アートと音楽の街」です。

陽気なグラスゴーの人々。パブで楽しそうにビールやスコッチウイスキーを飲んでいるおじいさんたち。

グラスゴーに住み始めて以来、危険な目にあったことはありませんが、夜遅くはタクシーに乗る、そして電気のない道は歩かないなど最低限のことには気を付けています。

今でもギャングが住むエリアも

グラスゴーは「ギャング」同士の争いが今でも絶えません。ドラッグの取引からケンカになり、ギャング同士の争いに発展することもあります。

グラスゴーのウエストエンドにある「メアリーヒル地区(Maryhill)」は、今でもギャングが多く住み、治安が悪いため行くことはおすすめしません。住宅街のため、行く用事はまずはないとは思いますが。

旅行でグラスゴーへ来る人や、私のように住んでいる日本人は、危険なエリアへ行くことは避けます。

スポーツ観戦にも気をつけよう!

スポーツ観戦大好きなスコットランドの人々。ラクビーにサッカーにテニスなど、すごく熱くなって応援するのです!

グラスゴーのサッカーチームは「セルティック」と「レンジャーズ」の2チームが有名で、サポーターももちろん2つに分かれます。

直対決の日には街全体が緊迫

年に4回ほど、グラスゴーで「セルティックVSレンジャーズ」の直接対決「オールドファームダービー」があります。街中が緊迫している雰囲気が伝わってきます。

スタジアム付近や駅付近、さらにパブで観戦する両サポーターはケンカ寸前の雰囲気に包まれます…

見ている方はかなり怖いですが、それほどみんなは熱烈なファンなのです!2チームの試合の日は、緑色(セルティック)、青色(レンジャーズ)の服は着られません。着ない方が無難です。

この日は酔っ払った人が多いため、サッカーが終わる時間帯には街へは行かないようにしています。ずいぶんと前になりますが、セルティックには中村俊輔選手が所属していましたね。

スコットランド生活で注意する治安対策とは

スコットランド

スコットランドは治安が良いとはいえ、観光地でのスリや置引きには十分注意が必要です。タクシーの中、バスや地下鉄の中で貴重品を落としたら、返って来る確率は低いです。

グラスゴーのみならず、スポーツ観戦にも注意が必要です。とはいえ、好きなサッカーチームの応援はしたいですよね。試合後にユニフォームを着てパブや街へは行かないなど、しっかりと注意さえすればとても楽しく過ごせです。もちろん、パブで一緒になって応援するのも楽しいですよ。

危険なタイミングを避けることと危ない場所へ行かないというのが、最善の治安対策です。

スコットランド滞在での万が一に備えて

スコットランドなど海外で滞在する場合には、海外旅行保険に加入し万が一の事故やトラブルに備えることが大切です。損保ジャパンや東京海上日動などの海外旅行保険に1週間加入するとなると、約7,000円〜10,000円前後の費用が必要になります。

しかし、そんな費用を抑えたい人も多いはず。そんな時に便利に使えるのがクレジットカードです。クレジットカードには海外旅行障害保険が付帯しているものがあり、節約しながら万が一に備えることができます。

内容に関しては、損保ジャパンや東京海上日動には劣りますが、約7,000円〜10,000円前後の保険料の節約ができるのはお得です。

海外旅行障害保険が付帯しているクレジットカードには「楽天カード」や「三井住友VISAカード」などがあり、航空券代をクレジットカードで決済するだけで海外旅行障害保険が適用されます。

保証内容を比較しながら検討してみることをおすすめします。

詳しくは「【楽天カード編】海外で便利にクレジットカードを使いこなそう!」にて解説しているので、あわせてご参照ください。

まとめ

10年ほど前は、ヨーロッパの中でもグラスゴーはとても治安が悪いとされていました。仕事が無くお酒やドラッグに溺れる人が多く、貧困の差もありました。まさにトレインスポッティングの世界のような……。

今では随分と改善され、低所得者に対してはグラスゴーの市役者が快適に住めるよう支援しています。

スコットランドの人々は、アイデンティティーが強いと言われています。これは歴史的なものなのか!?国民性なのか!?昔からの文化を尊重し、自分の国・スコットランドに誇りを持っている人がとても多いです。

奥が深いスコットランド、是非訪ねてください。

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