筆者は移住して約7年になります。きっかけは結婚だったのですが、それまではニュージーランドに行ったっことは無く、不安とワクワクが入り混じった移住生活でした。
ガイドブックでは、主に観光のことや、大まかな事が取り上げられていて、あまり生活感が無かったように思います。
そこで、実際に移住してみて良かった7つことをご紹介します。
ニュージーランドは出産費用が無料
ニュージーランドでは永住権保持者、市民権を持っている者、または3年以上のワークビザを持っている人は出産費用が無料になります。
また、産後院での3泊4日のケアも無料、さらには血液検査や妊婦定期健診、乳幼児の定期健診も無料になります。これは本当に助かります。
安心して子供を産むことが出来、また子育ても手厚い補助を受けることが出来ます。こちらでは無痛出産も無料なので、選択肢が広がりました。
ただし、エコー検査の費用は実費になります($20~$50程度)
65歳以上は公共交通費が無料
市民権を持っている方に限りですが、バス、電車などの交通費が65歳以上は無料という、お年寄りに優しいシステムがあります。
また、最近では公立病院の敷地内に有料の介護施設ができたりしました(有料といっても、とても安いです)。
また、歩行が困難な介護者などに食料を運んでくれるシステムもあるのですよ。
とにかく子供、妊婦、に優しい
子供が出来てから、気付くことがあったのですが、街の人たちや施設の人は子供、妊婦さんに優しいです。
バスの順番を待っているとき、妊婦なんだからと優先して乗せてくれたり、電車や施設で泣き始めたら周りの方たちが「ほれ、いい子だ、泣かないよ~バァ!」などといって、フォローしてくれます。
ニュージーランドの人たちは、“子供は泣くのが当たり前”というスタンスでいるので、どこに連れて行くのもさほど苦労しません。
また、買い物帰りにベビーカーを押していれば、若者が手伝ってくれたことには感動しました。こういった事は、周りの環境が整っていないとなかなか出来ない事だと感じます。
のんびりした労働時間
私が働いていたニュージーランドの一般の会社では8時出社→4時退社(ランチは合間に取る)が基本的なシフトでした。
残業は有ればもちろん手当付きで行いますが、基本はみんな8時間労働で定時退社でした。印象としては、とにかく朝が早く夜も早いということです。
また、友人の務める会社では10時出社→6時退社でした。日本で働いていた時は慌ただしい業務内容や、残業が当たり前の毎日とは少し違ったシステムです。
私としては、終わらせてから帰りたい!となってしまうのですが、明日の朝に必ず片づけて次に新しいプロジェクトを始めよう、という少しのんびりやさんなお国柄なのでしょうか。
子供の施設が充実している
キッズスペースを設けているカフェや、無料の子育て支援施設も多く、子供も歓迎してくれていることが伝わってきます。
カフェではフロアの一角を仕切り付きの遊ぶスペースにして子供たちは遊ばせて、ママたちはランチ!というなんとも素敵なカフェが多い気がします。
また、ショッピングセンターには必ず小さな公園が設置されており、子供も飽きずにいてくれるので助かります。比較的都市部でも、公園が多く、平日でも親子で賑わっています。
支援施設では無料のコーヒーやケーキなどのモーニングティーも出してくれる所もあります。子供も楽しめて、ママやパパもリラックスできます。
そんな空間はいかがでしょうか?
長距離移動も便利!高速道路がタダ
ニュージーランドではなんと高速道路が無料なんです。
無料って嬉しい響きだと思いませんか?どこか旅行に行く際も高速道路の料金を気にせずに計画を立てることが出来るのです。
現在は、高速道路(こちらではモーターウェイと言われます)が様々な場所で拡張されています。各高速道路に料金所などはなく、一般道路からそのまま合流できる仕組みです。
しかし、スピード違反などをするとしっかり高い罰金を取られてしまうので、注意が必要と言えそうですね。
街が綺麗に清掃されている
こちらに渡航してきてまず感じたのは、街の綺麗さです。
都市部であっても、公共のごみ箱が数十メートルに一つの割合で配置されていて、一日に何回も清掃員が綺麗にしてくれます。
また、道路に落ちているゴミも昼夜を問わず、清掃員が綺麗にしてくれます。公園で枯れ葉があれば、すぐに片づけてくれますし、公園も綺麗に保たれています。
家の手入れも綺麗にされているところが多いです。場所によっては定期的な庭のお手入れが義務付けられていますし、建物自体が汚れてしまった場合でも清掃員が綺麗にしてくれます。
街を綺麗に保ってくれている清掃員の方たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
まとめ
移住し始めたころはいろんな事に慣れていくのに必死でしたが、筆者はニュージーランドに移住して心から良かったと今では思っています。
それは仕事の環境もそうですし、国民性や、環境にもあると思いました。特に子供が生まれてから強く感じる様になりました。家族での移住や、子育ての環境も整っていると思います。
将来のプランの一つにニュージーランド移住もいかがでしょうか?
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