アルゼンチンとブラジルの国境にある大瀑布イグアスの滝とは、1986年に世界遺産に登録された世界最大の滝です。イグアスの滝は幅は全長約4キロメートル、最大落差はなんと82メートルを誇り、大小様々な合計275本の滝が勢い良く流れ落ちる名スポットなのです。
アルゼンチンに滞在して世界最大のイグアスの滝を拝まずに帰るなんてもったいない!!短期滞在の方は勿論、長期滞在の方は何が何でも行って頂きたい場所なのです。
そこで今回はアルゼンチンが誇る世界遺産、イグアスの滝を紹介します。
アルゼンチン側の方がオススメ!
一度でも行ったことがある人が口を揃えて言うのが「アルゼンチン側の方が良かった」ということです。それもそのはず、イグアスの滝の80%はアルゼンチン国土、20%はブラジル国土にあります。
しかもアルゼンチン側にはイグアスの滝の一番の見所の「悪魔の喉笛」があり、圧倒される程の水しぶきを巻き上げながら轟轟と音を立てて激しく流れ落ちる滝を、とても近くから眺めることが出来るんです。
こちらがその「悪魔の喉笛」、遊歩道から撮影された写真ですが、水の勢いが凄すぎて落下場所が全く見えません。滝を覗くと虹が出ていることもあるので、じっくりと世界最大の迫力を楽しみましょう!
ボートツアー
「見ているだけじゃ物足りない」という方は是非ボートツアーに参加しましょう!遊覧だけでなく滝にトライするアトラクション的なボートツアーなので、着替えとタオル、参加する際に女性は水着を服の下に着用することをおすすめします。
カメラ・ケータイの保証はないので防水の物で大迫力の滝に挑みましょう!
ルナ・レインボー
日本のテレビ番組でも何度か紹介されている奇跡の現象「ルナレ・インボー」、別名ムーン・ボウとも呼ばれています。満月の日の前後5日間で、天候や月と滝の位置等、色々な要素が重なり合って観測することが出来る、夜に出現する奇跡の虹です。
月明かりに照らされた轟轟と音をたてる白い滝に、日本ではまず見ることのできない程の満天の星空。そこにぼんやりと浮かび上がる奇跡の虹は圧巻の光景。見ることが出来ると願い事が叶うという「ルナ・レインボー」、見てみたくないですか?
ブラジル側からも観てみよう!
せっかくイグアスの滝に行ったら是非ブラジル側からも見てみましょう!滝を近距離で楽しめるアルゼンチンとは違い、滝全体を眺めるにはブラジル側がオススメです。
ホテルに泊まると夜間ツアーが楽しめる
ブラジルのイグアス国立公園内には高級ホテル「ベルモンド ダス・カタラタス」があり、このホテルに宿泊すると国立公園閉園後でもイグアスの滝を見に行くことが出来るんです。先程ご紹介したルナ・レインボーの夜間観光ツアーもホテル主催で開催されているので参加しやすいですよね!
ホテルの詳細:ベルモンド ダス・カタラタス
いつもは観光客でごった返しているイグアスの滝を贅沢に独り占めでき、早起きすれば一般観光客が見る事の出来ない日の出のイグアスの滝の絶景を楽しめますよ!
南米最大のバードパーク「parque das aves」
ブラジルのイグアス国立公園の入り口の手前には、南米最大のバードパーク「パルケ・ダス・アーヴェス(parque das aves)」があります。ブラジルの国鳥のトゥッカーナや、アマゾンに生息する色鮮やかな鳥等、世界中からとても珍しい鳥が集められ飼育されています。
しかも鳥かごの中に遊歩道があり、園内で放し飼いされている鳥をかなり間近で観察ができるのも魅力の一つ。鳥との記念撮影やニシキヘビとのふれあい記念撮影もあるので、旅の思い出に是非参加しましょう!
ブエノスアイレスからはどうやって行くの?
ブエノスアイレスからは飛行機で「プエルト・イグアス国際空港」まで約2時間のフライト。毎日少なくとも5便、シーズンには13便が飛んでいます。
陸路ならば長距離バスでブエノスアイレス市内からの所要時間は18~23時間、一日数便が運行しています。「プエルト・イグアス国際空港」から、イグアスの滝に一番近いプエルト・イグアスの町へは車で約30分です。
日帰りでブエノスアイレスにはまず戻れません。最低でも1泊2日は必要なので滞在するホテルはプエルト・イグアスで探しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
アルゼンチンに滞在するなら是非足を運んでいただきたい、世界最大を誇るイグアスの滝をご紹介しました。滝にはアトラクションや沢山の観光ツアーやヘリコプターでの周遊、周辺には観光スポットや郷土料理を味わえるレストランなどがあるので飽きずに楽しめますよ!
是非数日かけてアルゼンチン側・ブラジル側からイグアスの滝を観察して下さいね!
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