海外求人サイトGuanxi

Guanxi Timesは海外就職・海外転職、海外で働くを身近にする情報メディアです。海外在住歴10年の海外転職のプロが監修・運営しています。

スロベニア移住の初期費用、生活費は?我が家の1カ月の支出をお教えします。

  • 公開日:
  • 更新日:

3年前にはスロベニアがどこにある国かも知らなかった私。現在はスロベニアの第二の都市マリボル郊外と東京を行ったり来たりする生活をしています。

スロベニアは治安が良く、スロベニア人も日本人に対しとても好意的。なんといっても日本と比べて物価が安いので、移住先や長期滞在先としておすすめです。

移住や長期滞在を考えたとき、「実際にスロベニアで生活をスタートするためにかかる費用」「1か月の生活費」気になりますよね。今回は私の経験をふまえスロベニア生活のお金事情をご紹介したいと思います。

※1ユーロ=120円

【海外求人をチェックしたい方はこちら】

スロベニアで移住をスタートするための費用は?

航空券

スロベニアの首都にはリブリャナ国際空港があります。日本からリブリャナへは直行便は出ていません(2020年6月現在)。フランクフルト、ウィーン、イスタンブール、モスクワなどで乗り換えるのがおすすめです。

フライト時間の目安は乗継地までが10時間半から12時間、乗継地からスロベニアまでが45分から3時間です。航空券は乗継1回で安いときは片道4万円程度から、ハイシーズンは片道8万円程度が相場です。

賃貸契約

スロベニアで家を借りるときには仲介手数料がかかります。仲介手数料は1か月分の家賃+22パーセントのVAT。敷金は物件によって必要な場合があります。

嬉しいことに賃貸物件の90パーセントは家具家電付きで貸し出されています。光熱費は家賃と別でそれぞれの事業者に払います。

物件やオーナーさんの事情、不動産会社の事情によって仲介手数料や置いてある家具、光熱費のことなどを交渉できる可能性もありますので気になったことは何でも聞いてみることをおすすめします。

VATとは?

Value Added Taxの頭文字の略で、日本語で付加価値税と言います。日本の消費税のようなもので、物やサービスの購買時に課せられる間接税のことです。スロベニアの不動産取引の場合、22パーセントと高い税率のため注意が必要です。

家賃の相場は?

例えば2LDKのカップル用アパートメント(60平米以上を想定)を借りると

  • 首都リブリアナの市街地で800ユーロ~900ユーロ(約96,000円~108,000円)
  • 第二の都市マリボル中心地で650ユーロ~750ユーロ(約78,000円~90,000円)

が相場です。東京の物件と比べると相当安いですよね。

ちなみに私はマリボルから車で20分ほどはなれた自然豊かな住宅地にある3LDKの庭付きアパートメントに住んでいますが家賃は750ユーロ(約90,000円)です。日本では信じられない価格です。

市街地であっても単身用であれば500ユーロ(約60,000円)ほどで見つかります。

スロベニアの賃貸物件を英語で検索できるサイトです。

車の購入

首都リブリャナの中心地に住んでいれば車がなくても生活できますがそのほかでは基本的に車は必須です。とくに休日に遠出したり買い出しをするときには車がないといけない場所が多々あります。

スロベニアで新車を購入するときの予算は200万円程度、スロベニアで中古車を購入すると予算60万円~100万程度です。手ごろで人気のカーブランドはRenault、Volkswagen、Skoda、Opelです。

車の保険は中型車で年間300ユーロ(約36,000円)、年1回の点検と車の登録に50~120ユーロ(約60,000円~14,400円)ほどかかります。

スロベニアで家具家電をそろえたら

先の項目でスロベニアのほとんどの賃貸物件は家具付きで貸し出されていると述べました。ベッド、ソファー、ダイニングセット、テレビ台、照明器具、冷蔵庫、洗濯機、オーブンなどは基本的に物件についてきます。

もちろんイチから家具をそろえた場合でもスロベニアへ日本から船便で家具を持ってくるよりもスロベニアでそろえたほうが安く済みます。

家具家電の価格

新生活をスタートするために必要な家具家電の金額をご紹介します。家族は2人と仮定します。

家具

  • ダブルベッド(マットレスとリネン付):550ユーロ(約66,000円)
  • 2人掛けソファー:400ユーロ(約48,000円)
  • ダイニングテーブルとイス4脚:500ユーロ(約60,000円)
  • テレビ台:200ユーロ(約24,000円)

家電

  • テレビ32インチ:150ユーロ(約18,000円)~ 
  • 冷蔵庫:300ユーロ(約36,000円)~
  • 洗濯機:200ユーロ~300ユーロ(約24,000円~36,000円)
  • 掃除機:約40ユーロ(約4,800円)
  • 電子レンジ:約60ユーロ(約7,200円)

スロベニア生活1か月の固定費

2人暮らしの私たちは家賃のほかに固定費として以下の項目を支払っています。

  • 家のインターネット使用料+ケーブルテレビ代:月40ユーロ(約4,800円)

私は日本で購入したSIMフリーのスマートフォンを利用していてスロベニアでSIMカードを購入し使用しています。1か月9.99ユーロ(約1,200円)でデータ容量は40ギガバイトです。

スーパーマーケットチェーンHOFERで取り扱っているSIMカードは安いのでおすすめです。

スロベニア生活1か月の光熱費

私の家では料理にプロパンガス、お湯をわかすのには電気を使っています。

電気代は月35ユーロ(約4,200円)、水道15ユーロ(約1,800円)、ガスは2か月に1度プロパンを交換します。プロパン1本22ユーロ(約2,640円)ですので月1ユーロ(約1,320円)程度使用しています。

一軒家に住んでいる近所の方は冬には薪やガソリンを使って暖房をし、その熱でお湯を沸かしてシャワーを使っている家庭がほとんどです。私の家にも暖炉があり、冬はその熱を利用した暖房を使用しています。光熱費も日本に比べ安いです。

ユニークなゴミ回収の仕組み

マリボル郊外に住んでいる我が家では月のゴミ回収費に約18ユーロ(約2,160円)かかっています。これはごみ収集の際に利用するゴミ箱のサイズによって金額が決まっています。

一方、首都のリブリャナでは別の回収方法が使われています。実はリブリャナはエコでクリーンな街として注目を集めているんですよ。

リブリャナの市内の道路にはゴミ回収箱が並んでいて市民は自分の持っているカードでそれぞれゴミ箱を開き、分別したごみを投入します。カードは月6袋分のゴミ投入で12ユーロ(約1,440円)となっており足りない場合は追加で費用を払います。

ゴミ回収の会社のウェブサイトです。このサイトからカードを申し込めます。

スロベニアでの交通費

私はほとんど毎日車に乗ります。1週間に1度程度給油し、1か月のガソリン代は1.5万円~2万円です。

ガソリンは1リットル 1.1ユーロ(約132円)でスロベニアではどこのガソリンスタンドで給油しても金額に変わりはありません。これはスロベニア政府が全国統一でガソリンの販売価格を決めているためです。ガソリン価格は2か月ごとに見直されます。

たまに乗るバスは自宅からマリボル市街まで片道12キロ、2.5ユーロ(約300円)です。

スロベニアの電車には乗ったことがありませんが参考までに金額は、マリボル駅からリブリャナ駅まで約2時間、9.6ユーロ(約1,152円)です。

高速道路料金

スロベニアの高速道路には料金所がありません。スロベニアではあらかじめ高速道路使用のためのステッカー「Vignette」を購入します。そのステッカーを車のフロントガラスに貼ることでスロベニア国内すべての高速道路が通行可能になります。

料金は以下の通りです。

タイヤの中心から上の高さが1.3メートル未満かつ最大重量3,500キログラム以下の車

  • 1年間有効:110ユーロ(約13,200円)
  • 1か月間有効:30ユーロ(約3,600円)
  • 1週間有効:15ユーロ(約1,800円)

タイヤの中心から上の高さが1.3メートル以上かつ最大重量3,500キログラム以下の車

  • 1年間有効:220ユーロ(約26,400円)
  • 1か月間有効:60ユーロ(約7,200円)
  • 1週間有効:30ユーロ(約3,600円)

自動二輪車

  • 1年間有効:55ユーロ(約6,600円)
  • 半年間有効:30ユーロ(約3,600円)
  • 1週間有効:7.5ユーロ(約900円)

Vignetteはガソリンスタンドで購入できます。

この仕組みはとても優れていて渋滞の緩和と二酸化炭素の削減に効果的と証明されています。

スロベニア生活1か月の食費

自炊

家族2人の一か月の食材購入費は約4万円です。日本にいるときの3分の2以下の出費で済んでしまいます。

日本と比べてとくに安いなと感じる食材

  • ペットボトルの水(1リットル):0.13ユーロ~0.2ユーロ(約15.6円~24円)
  • 肉類 例えば牛豚合い挽き肉:500グラム 2.7ユーロ~4ユーロ(約324円~480円) 
  • 乳製品 例えば牛乳1リットル:0.65ユーロ(約78円)
  • オリーブオイル(産地が近いため)1リットル3.5ユーロ(約420円)
  • パスタ/スパゲッティ(500グラム):0.5ユーロ(約60円)
  • はちみつ(スロベニアの特産品)500グラム:4ユーロ(約480円)
  • ワイン(ボトル1本):2ユーロ~5ユーロ(約240円~600円)がほとんど
  • 国産ビール(500ミリリットル):0.4ユーロ~1ユーロ(約48円~120円)

日本よりも高いなと感じる食材

  • 魚介類(ほとんど輸入品)例えばサーモン(2切れ):4.5ユーロ(約540円)
  • 卵(1パック):1.8ユーロ~2ユーロ(約216円~240円)

日本食

ほとんどのスーパーマーケットにはアジアの食材コーナーがあり、そこに日本の食材も売られています。置いてあるものがスーパーによって違うので私は毎回どのスーパーでもアジア食材の売り場をチェックしています。

日本のブランド(キッコーマン、かどや、エスビーなど)は輸入品となるため割高です。ただし、最近では日本食材を扱うヨーロッパブランドもでてきていてそちらは価格が低いです。

例えば醤油は日本のブランドだと7ユーロ(約840円)、ヨーロッパのブランドで2ユーロ(約240円)以下です。

ごま油は日本のブランドだと10ユーロ(約1,200円)、ヨーロッパのブランドで4ユーロ(約480円)です。

すし酢は日本のブランドだと7ユーロ(約840円)、ヨーロッパのブランドで3ユーロ(約360円)以下です。

味にはほとんど違いがないので私はヨーロッパ産のものを使って食費を抑えています。

外食

マリボル中心地にあるお店でお寿司を食べると2人で4,000円ほどです。スロベニアでは魚介類の値段が高いため、お寿司はちょっとした贅沢です。

魚料理ではないレストランなら2人で3,000円ほどで食べられることがほとんどです。マクドナルドなどのファーストフードであれば2人で1,000円程度で済みます。

ただし、首都リブリャナ中心地の観光地周辺はレストランも割高でした。リブリャナの日本食レストランではラーメンが15ユーロ(約1,800円)しました。観光地を外れると半分ほどの値段で食べられます。

まとめ~ヨーロッパなのに、日本に比べて安い物価

東京とスロベニアを行き来している私にとってスロベニアは安くてかわいいものが売っている場所です。我が家の1か月の出費は大人2人家賃込みで17万円ほどです。東京の物価と比べとくに食費が安いのにおどろきました。

スロベニアではスーパーマーケットの価格競争が激しいです。スロベニアのチェーンに加えドイツ、フランス、イタリアからも大手スーパーマーケットチェーンが進出しているからです。

毎週それぞれのスーパーマーケットの特売のチラシが届くので特売日をうまく活用すると、さらに食費が節約できます。私も7つのスーパーマーケットチェーンを使い分けています

ぜひ物価の安いスロベニアで素敵な生活をスタートしてくださいね。

海外求人

あなたの挑戦を待っている!あこがれの海外企業へ就職しよう(海外求人)

スロベニアで働くには?就職する方法と日本人が働きやすい街を合わせてご紹介

未経験から海外転職を進める時にやっておきたい「たった一つ」のこと

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で

ヨシトラ

投稿者プロフィール

旅行が趣味で学生時代からお金が貯まれば海外旅行をしてきました。スロベニア人と国際結婚し、東京とスロベニアを行き来する生活をしてます。お気に入りの国はスロベニアとマルタ共和国とタイです。

海外暮らしのカテゴリ

ページ上部へ戻る