食欲の秋ですね。食べ物が美味しくついつい食べ過ぎてしまうのがこの季節です。 たまたま知人から、24時間断食すると「胃腸の調子が良くなるよ」と聞いたので、試しにやってみました。
最近、お腹がポッコリ出てきたところだったので、藁にもすがる思いです。
ちなみに内臓脂肪の多い人の方が、動脈硬化とか心臓病とか脳卒中になる確率が高まるとのデータもあります。当たり前の話ですが、胃や腸を休ませることが目的なので、何も食べてはいけません。
24時間断食の始め方
やり方
やり方はシンプルで、24時間何も食べません(水は飲んでもOK)。
いたってシンプルなのですが、慣れないときついです。心を鬼にして、何も食べないようにしましょう。初めはしんどいと思いますが、何回かやっているうちに慣れてきます。
できれば2週間〜1ヶ月に1回は実践し、胃腸を休ませてあげるといいと思います。
目的
内蔵を元気にし、健康になることを目指します。
現代人の1日3食は食べ過ぎといわれていることを知っていましたか?一昔前は栄養のあるものが少なかったため、4食食べて栄養を取ることが大切でした。しかし現代では、1日2食でも十分に必要な栄養を取ることができるとされています。
そこで、断食をすることにより、普段酷使している内臓を休ませてあげます。実は、食事をすると思った以上に内臓に負担がかかっているということです。
昼食や夕食を食べ終わった後に「なんか疲れたな〜」という経験がある人にこそ試してもらいたいのです。
断食の3つの効果
断食と聞くと、ヒンドゥー教などをイメージするかもしれませんが、一つの健康法です。
スポーツの後に体を休ませたりしますよね。食事も同じで、食べた後は体も疲労しているため、体を休めるのと同様に適度に内臓も休ませることが大事です。
断食によって得られる3つの効果を見てみましょう。
1. デトックス効果
24時間何もお腹に入れないことで、前日までに蓄積された老廃物が体外へ排出されやすくなります。 人間の消化は早いものではなく、本来ゆっくりとしたものです。
日々蓄えられていく老廃物の体外への排出をこの24時間断食で加速させます。私は肌がかなりキレイになりました。
2. 空腹感がクリエイティブな発想を生む
2つ目の効果は、発想力が普段よりも豊かになることです。
頭がスッキリした状態になるので、満腹感と眠気を感じながら仕事をするより良いかもしれないですね。はじめは「お腹空いたな」と思うかもしれませんが、慣れれば意外といけるものです。
また、ご飯をダラダラ食べないので、普段より有効活用できる時間が増えました。
3. 体力向上!意外と疲れにくくなる
3つ目の効果として、体力が向上するといわれています。内臓の消化器官で使われるエネルギーは実は膨大で、ご飯を食べることで内臓に負荷をかけています。
24時間断食することで、内臓を適度に休ませることができ、その余ったエネルギーを他の活動に使うことができます。そのため疲れにくくなります。
最近疲れやすくなったと感じたら、1食抜いてみるだけでも効果があるかもしれません。
でも夜はやっぱりお腹が空く
普段からガッツリと夕食を食べている私にとって、一番の苦痛な時間が夕食の時間帯です。いつもなら19時頃から夕食を食べはじめるのですが、本日は心を鬼にして我慢しました。
お腹が空いたら、水を飲んで、早めに就寝するのが吉です。無理して起きていると、余計にお腹が空きますよ!
昼ご飯を食べてからの断食がおすすめ
朝から断食するのも良いかもしれませんが、オススメは昼ご飯を食べてから開始する断食です。 昼食をしっかり取れば、夜はそんなにお腹が空かないはずです(私は空きましたが)。
昼から断食を始め、夜は早めに寝る。そして朝起きたら、お昼はすぐそこまできているので、意外と24時間断食は楽勝です。
朝から断食すると夕方ぐらいから苦痛になると思います。 断食は苦痛になりながらやるものではなく、「意外と楽勝じゃん」ぐらいの感じでやるのがいいですね。
24時間断食で低血糖を防ぐ方法は?
断食の経験者の声で時折聞かれるのが、「断食中に低血糖になった」「ふらつきやのぼせを感じた」というもの。断食中は、体内の糖分から消費されていくので、軽い低血糖の発作が起きることもあるのです。
そんな時は、生姜湯を飲んで低血糖対策をしましょう。シンプルにすりおろした生姜にお湯を加えるだけでもOKです。辛すぎて飲めない!という方には、蜂蜜を加えるのもおすすめです。
蜂蜜生姜湯の作り方
- すりおろした生姜:小さじ1~2
- 蜂蜜:大さじ1
- お湯:150㏄~
生姜と蜂蜜をカップに入れ、お湯を注いでよくかき混ぜれば完成です。お好みでレモン汁を加えると蜂蜜レモンのようになり、飲みやすくなりますよ。
でも実は、蜂蜜生姜湯を超えるおすすめドリンクがあるんです!
それは……黒糖生姜湯。
黒糖は断食によって消費された糖分を補い、ミネラルやビタミンが老廃物の排出を促してくれる効果を期待できる、断食の心強い味方なんです。
黒糖生姜湯の作り方
- すりおろした生姜:小さじ1~2
- 黒糖:小さじ1~2
- お湯:150㏄
こちらもすべての材料をカップに入れ、よくかき混ぜればOKです。飲みにくいと感じる時は、黒糖生姜紅茶にしても大丈夫ですよ。
回復食で徐々に慣らしていく
断食と同じ日数をかけて
断食終了後はすぐに通常食に戻すのではなく、回復食を取りましょう。基本的に、断食をしたのと同じ日数をかけて回復食を取るのが良いとされています。
つまり、今回の場合は24時間断食なので、回復食を取るのもその後の24時間ということです。胃腸に負担をかけないため、またリバウンドを防ぐためにも、少しの量からはじめて徐々に増やしていきましょう。
消化しやすいものを
断食直後の胃腸は空っぽになっていて、通常と同じ食事内容ではびっくりし、胃もたれを起こしてしまいます。消化しやすいものを食べるように心がけましょう。
具体的には、お粥やそば、そうめんなどの柔らかいものがおすすめです。ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富な野菜をコトコト柔らかく煮るのもOK。不足しがちなタンパク質を補うため、豆類も取りましょう。
逆に、魚や肉、揚げ物、乳製品などの消化がしにくいものは避けるようにしてください。濃い味付けは内臓に刺激となり負担をかけてしまうので、いつもよりも薄味にすることを心がけましょう。
よく噛んで
お腹が空いているので夢中で食べたくなってしまいますが、それもNG。
消化しやすくするため、一口30回噛むことを目標に、よく噛んで食べましょう。
アルコールは我慢
断食が終わると、達成感からお酒を飲みたくなる気持ちはとてもよく分かります。しかし、断食直後の胃は空っぽ。その状態でアルコールを摂取すると、胃腸に負担をかけますし、酔いやすくなってしまいます。
お酒を飲むのは、回復食が完全に終了するまで我慢してくださいね。
まとめ
本来は1日2食がベストといわれる現代人。 内蔵の酷使は老化も早めるので、適度なタイミングで断食を行って、内蔵を休ませ元気にすることが健康な生活への第一歩です。
試しに24時間断食はいかがでしょうか。変なダイエットをするより効果アリです。 24時間がきつい人は12時間断食から試してみましょう。
また、私は毎日青汁を飲むことも日課にしています。体調管理は大切です!
青汁もおすすめ
普段から体に気を使うことも大切です。野菜不足は健康の敵。
ヤクルトの青汁は思ったよりも飲みやすいので、定期購入しています。定期購入するとなんと10%も安くなるので、よければ試してみてください。