日本円を現地通貨で引き出せる!便利でお得な国際キャッシュカード2選

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海外に行くために日本円をたくさん貯めたけど…。日本円を現地通貨(例えばオーストラリアドルなど)に両替して持っていくのか?それとも、日本円を持っていって現地で両替するのか?現金は心配だから、日本のクレジットカードを使うのか??

海外では現金を持ち歩くのも、ホテルや家に置いておくのも気がかりですよね。いっそのこと海外では、キャッシュレス生活にトライしてみませんか?!

今回は海外で現地通貨を便利にお得に引き出せるカードをご紹介します。

※1オーストラリアドル=約75円(2019年6月)

国際キャッシュカード(海外専用プリペイドカード)とは?

国際キャッシュカードの案内

自分の日本の銀行口座からあらかじめ国際キャッシュカード(海外専用プリペイドカード)にいくらか入金をし、手続きをすると海外の銀行ATMから現地の通貨で引き出すことができる便利なカードです!

おすすめの海外専用プリペイドカードは2種類あります。

  • マネパカード
  • キャッシュパスポート

それぞれの海外専用プリペイドカードで使える通貨やシステムが少し違います。どちらも発行は無料。

オーストラリアにいても海外専用プリペイドカードという存在を知らない人が結構います。海外送金の手数料を取りたいがために海外専用プリペイドカードのことを教えてくれない仲介エージェントもいるみたいです。

海外へ行く1か月ぐらい前までに申し込みをしておけば、海外に旅立つ頃には手元に届きます。

マネパカード

マネパカード

自分の銀行からマネパカードに日本円を入金したあと、使いたい通貨に両替しておくことで、海外でマネパカードによる支払いや、現地のATMで現金を引き出したりすることができます。

オーストラリアでマネパカードを使う

銀行から日本円を入金したあとに、入金した金額の一部か全額をオーストラリアドルに両替します。両替した分だけマネパカードで支払いをしたり、ATMでオーストラリアドルを引き出したりすることができます。

入金しておいた日本円を、オーストラリアドルのレートが下がったときにまとめて両替できるのが、マネパカードの魅力です。

マネパカードはアメリカドル・オーストラリアドル・香港ドル・ユーロ・イギリスポンド・日本円の6通貨を使用することができます。

6通貨以外の国でも、アメリカドルがチャージされていれば、マスターカードの換算レートで支払いやATMで現地通貨を引き出すことができる、優れもののカードです。

帰国後の注意事項

マネパカードの残金は、銀行に戻すこともできますし(手数料あり)、そのまま日本での支払い時に使うことができます。日本のATMでは使えません。

キャッシュパスポート

キャッシュパスポート

自分の銀行からキャッシュパスポートに日本円を入金し、カード内で通貨の移動(両替)をしておくことで、キャッシュパスポートによる支払いや、現地のATMで現金を引き出したりすることができます。使い方は、マネパカードと似ています。

キャッシュパスポートはアメリカドル・オーストラリアドル・ニュージーランドドル・カナダドル・シンガポールドル・ユーロ・イギリスポンド・香港ドル・日本円の9通貨が利用可能です。

私は日本円をキャッシュパスポートに入金したあとカード内で通貨を両替せずに、使用時にそのときのレートでの支払いやATMでの引き出しをしていました。

帰国後の注意事項

帰国後にキャッシュパスポートから自分の銀行へ戻すことも可能です(手数料あり)。マスターカード加盟店でキャッシュパスポートを使っての支払いができますが、ATMでは使えません。

日本の銀行に日本円を貯めたまま、キャッシュパスポートのような海外専用プリペイドカードに日本円を入金しておけば、両替をすることで、カード払いや、ATMで現地通貨を必要な分だけ引き出して使えて本当に便利なんです。

クレジットカードでも引き出せる?

ATM

仲介エージェントに「クレジットカードでATMで引き出しができるよ」と言われていましたが、実際にフィリピンのセブ島で試してみたら、引き出せませんでした……。

私はオーストラリアでは試していませんが、友人はクレジットカードでATMからオーストラリアドルを引き出していました。

海外のATMでクレジットカードを使うのは、スキミングされるのではないかとちょっと不安です。また、いざというときに使えないことがあるかもしれないので、海外専用プリペイドカードを発行しておくと安心かと思います。

外貨から日本円への両替はレートが悪すぎる場合も

お金

日本でいつも私がお世話になっている外貨両替のトラベラックスに、電話で両替時のレートを尋ねてみました。

「オーストラリアドルから日本円に両替する場合は64.55円です」とスタッフさん。あまりのレートの低さに驚きです!(2019年3月21日現在)。

現金を両替しすぎてオーストラリアドルがたくさん残っている場合、帰国後に日本円に両替したら、あまりの日本円の少なさにビックリするかもしれませんね!

マネパカードに残っているオーストラリアドルを日本円に両替するときのレートも確認してみると79.01円でした(2019年3月21日現在)。圧倒的に海外専用プリペイドカードのレートのほうがお得ですね。

まとめ

オーストラリアはキャッシュレス化が進んでいて、カード払いの場合の最小金額が決まっているお店やサーチャージがかかるお店もありますが、公共交通機関以外ではほとんどカードでの支払いができます

オーストラリアに入国の際に現金での支払いが確実にある場合以外は、200ドルぐらいを現金として持っておいて、あとはクレジットカードや海外専用プリペイドカードで支払い、足りなくなったら現金を引き出すようにするのがベストですね。

そして、帰国する際はできるだけオーストラリアドルを現金として残さないようにしましょう!

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記事を書いた人
Yukino Sato

1990年3月生まれ・東京都府中市出身。美容専門学校を卒業後、東京の美容室で8年間勤務。2018年セブ島語学留学を2か月間・ワーキングホリデーでオーストラリアのケアンズ・ダーウィン・パースに滞在経験あり。現在はパースにて美容師をしています。私が経験してきたことを皆さんにシェアしていきます。

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