海外のスーパーやレストランには食べたことのない料理や食材がたくさん溢れていて、海外生活の大きな楽しみの一つでもありますよね!しかし、外国の料理は日本食に比べて重たく感じることも多く、時にはあっさりしたお豆腐を食べたいっ!なんて思ったことはありませんか?
海外でも大きな都市ではある程度の日本食材が手に入るようになりましたが、生のお豆腐となると見つけるのは中々難しいですよね。食べられないと思うと余計食べたくなってしまうもの。
そんな時は自分でお豆腐を作ってみるのはいかがですか?実はある食材を使うと、にがりがなくても簡単にお豆腐を作ることが出来るんです。
今回は海外居住歴の長い友人に教えてもらった、家庭でも簡単に作れるお豆腐レシピをご紹介します。
にがりを必要としない、お豆腐の材料とは?
みなさん、この豆を見たことはありますか?
乾燥した状態では白っぽく、水に戻すとやや黄色っぽくなるこの豆。尖がった形が何だかひよこをイメージさせますよね。
そう、これは「ひよこ豆」。
アメリカやカナダ、ヨーロッパや中東でも良く食べられている大変ポピュラーな豆で、最近では日本でもカレーやサラダにして食べるようになりましたよね。英語では「 Chickpeas」、スペイン語では「Garbanzo」、フランス語では「Pois chiche」と呼ばれていて、スーパーでは水煮の缶詰や乾燥豆などが良く売られています。
食物繊維が豊富で低脂肪、栄養価が高く茹でるとほくほくと栗のような食感のひよこ豆。チョリソーと煮込んだり、潰してコロッケにするととっても美味しいですよね。実はこのひよこ豆で作った豆乳は火にかけると凝固する為、これで簡単にお豆腐を作ることが出来るんです。
家庭で簡単!お豆腐の作り方
それでは、さっそくレシピをご紹介します。材料はたったの二つ、ひよこ豆と水だけです。
材料
- 乾燥ひよこ豆:200グラム
- 水:380cc
1.乾燥ひよこ豆をたっぷりの水に浸し、一晩かけて戻します。
2.戻したひよこ豆をざるにあげて水を切り、分量の水と豆をブレンダーで細かくなるまで潰します。
3.細かく潰せたらガーゼに包んでこし、豆乳とおからに分けます。
4.豆乳を鍋に移し、鍋の底に沈んでいるでんぷんを木べらなどでよくかき混ぜます。
5.鍋を中弱火にかけ、よく混ぜながら煮詰めていきます。この時、焦げないように注意してくださいね!
6.豆乳がとろりとし、混ぜたへらの跡が残るようになったら火からおろしてタッパーに流します。
7.そのまま粗熱が取れるまで放置。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やし固めて出来上がり!
お豆腐は常温でも固まりますが、夏場などは傷む可能性もあるため粗熱がとれたら冷蔵庫に移すことをおすすめします。
豆乳はよく煮詰めるとしっかりとしたお豆腐になり、ゆるく煮詰めると柔らかいおぼろ豆腐のような感じになります。好みや食べ方に合わせて、お好きな固さに煮詰めてくださいね。
おからも美味しく食べよう!
このお豆腐を作るときに、同時にたっぷり出来上がるのが「おから」。おからはあまり日持ちがしませんが、冷凍保存が可能です。
ここでは、スペイン人の旦那にも好評だったおからハンバーグのレシピをご紹介します。
おからハンバーグの材料
- おから:200g
- 鶏又は豚ひき肉:350g
- 卵:1個
- 片栗粉:大匙2
- 塩:適量
- こしょう:適量
ソースの材料
- 醤油:大匙2
- 酒:大匙2
- みりん:大匙1.5
- 砂糖:大匙1
1.おからハンバーグのすべての材料をボールに入れ、よく捏ります。
2.粘り気が少し出てきたら、適当な大きさにまとめて小判型にします。
3.熱したフライパンにサラダ油をしき、ハンバーグを並べて片面が焼けたらひっくり返して蓋をし、火が通るまで蒸し焼きにします。
4.ソースの材料をすべて混ぜ、フライパンに投入して照りが出るまで煮詰めて完成です!
片栗粉が無い場合は、コンスターチで代用しても大丈夫です。また酒は白ワインで、みりんは白ワイン+はちみつで代用可能ですので、手に入りやすい材料で作ってみてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
様々なサイトでもひよこ豆を使ったお豆腐のレシピが紹介されていて水の分量がそれぞれ少しずつ違いますが、大体使用するひよこ豆の二倍弱の分量を目安にすると固まりやすいように思います。
ひよこ豆で作ったお豆腐は、とっても濃厚で少し塩をかけて食べるだけでも本当に美味しいです。アジアスーパーなどで買うと高価なお豆腐も、家庭で作ると安上がりでお財布にも優しいですね。
是非一度、トライしてみてくださいね!
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