海外生活で炊飯器がなくても大丈夫! コンロ別美味しいご飯の炊き方

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ふっくらと炊き上げられた、きらきらと光り輝く美味しそうなご飯。

楽しい海外生活でも、疲れた時やふと日本が恋しくなった時に食べたくなるのはやっぱりお米ですよね。

でも、炊飯器持ってないしどうしよう。買うと高いし……。なんて心配はご無用です。お鍋を使っても、ご飯は美味しく炊けるんです。

今回は、電気とガスのコンロタイプ別に美味しいご飯の炊き方をご紹介します。

美味しい米の選び方

お米

ヨーロッパやアメリカでは米粒の長いタイプが主流のように感じますが、やはり日本風にお米を炊くのであれば、米粒が短くて丸いタイプが適度な粘り気もあり美味しいです。

「Sushi」が世界でも広く認知される様になり、最近では「Sushi用」と書かれたお米が売られているのを海外のスーパーでも目にするようになりました。

しかし、寿司用などに売られているお米は割高になっていることも多いですよね。そんな時は、米粒の丸いリゾット用のお米で代用してみるのは如何でしょうか?

また、フランスでよく見かけるイタリア産の日本米「Shinode」は在住日本人の中でも人気があり、日本米に近い感じで美味しく炊くことができます。

味もよくお財布にも優しいのでおすすめですよ。

計量カップが無くても大丈夫

お米選びが決まったら、次は計量と洗米です。お米を計るカップがない時は、マグカップや小さな器でも代用できます。

食べたい分のお米をコップに入れ、その約1.2〜1.3倍の水で炊飯します。 この辺りは慣れてくれば好きな硬さに水加減できるようになるので、最初は大体で大丈夫です。

お米の量が決まったら、次は水で米を洗いましょう。ヌカ臭い場合があるので、研ぎ汁が透明になるまで2、3回水を変えて洗米します。

この時、米粒が壊れないように注意して洗ってくださいね。 米粒が割れると、せっかくのご飯がベチャベチャになってしまいます。

洗米が終われば鍋に移し、水を加えます。

海外米を美味しく炊くには?

ここでご飯を少しでも美味しく炊くコツをご紹介したいと思います。

1. 吸水時間はたっぷりと

急いでいる時は省略しても構わないのですが、できれば炊く前に1時間以上吸水させましょう。吸水させることでお米の内部までふっくらとしたご飯に炊き上げることができます。

2. 軟水を使う

ご飯に使うお水ですが、できれば軟水がお勧めです。 硬水で炊くとパサパサとしたお米になりやすく、日本と同じ軟水を使うとふっくらと粘り気のあるご飯になります。

3. 米のヌカ臭さをとる

炊き上がった時に気になるのが米の臭み。 これがあるとあまり美味しそうに感じませんよね。

このヌカ臭さは、炊く際にお酢を少し振りかけることで和らげることができます。

電気コンロでのご飯の炊き方

いよいよ炊飯に入りましょう。

ご飯を炊く

1. 蓋をした鍋をコンロにセットし、火加減を最強火にします。※ここから蒸らしが終わるまで絶対に鍋の蓋を開けないでくださいね!

 

2. しばらくしてフツフツと沸騰し、吹きこぼれ寸前になったら火加減を弱火に変えます。

3. そのまま10分〜15分ほど火にかけ、鍋の蓋の上から確認して米粒がツヤツヤふっくらしてきたらコンロから下ろします。 まだまだ、蓋は開けないで下さいね!

 

ご飯を蒸らす

4. そのまま10分ほど蒸らします。

5. 蒸らしが終われば、ご飯を切るように軽く鍋底から混ぜ合わせて完成です。

ガスコンロでのご飯の炊き方

ご飯を炊く

ガスコンロの場合も、電気コンロの場合とほとんど同じです。蓋は絶対に最後まで開けないで下さいね!

1. 蓋をした鍋をコンロにセットし、火加減を最強火にします。

2. 沸騰して吹きこぼれ寸前になれば火加減を弱火にし、そのまま10分ほど炊きます。

3. お米がふっくらとしたら、最後にもう一度強火で5秒間加熱し、お焦げを作ります。

4. 火から下ろし、10分間ほど蒸らしたらお米を切るように混ぜ合わせてでき上がりです。

まとめ

電気コンロよりもガスコンロの方が火加減がし易いですが、慣れればどちらでも美味しく炊くことができます。炊飯器よりも短時間で作れるため、筆者は日本でも鍋でお米をよく炊いていました。

コツは最後まで絶対に蓋を開けないことです。これだけはしっかり守ってくださいね。基本の炊き方をマスターすれば、これにキノコや鶏肉を加えて美味しい炊き込みご飯も作れますよ。

お米が食べたくなったら是非、挑戦してみて下さいね!

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フランスに三年住んだ後、スペイン人と結婚し現在チリ在住。
いつか世界一周してみたいと思っていたら、里帰りで毎年世界一周する事になりました。
現在は、チリでの就職を目標にスペイン語を習得中。

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