海外で生活したいなら心構えをしっかりと!憧れの国で暮らすために気をつけるべきこととは

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今、これを読んでいるあなたは「いつか海外に住んでみたい」「好きな国で生活してみたい」と思っているのではないでしょうか。留学やワーキングホリデーに、まさに出発しようとしている人もいるかもしれませんね。

新しい土地での暮らしには期待とワクワクがたくさん詰まっているでしょう。しかし、海外生活は旅行とは違います。住んでみてからがっかりしたり、その国が嫌いになったりしないよう、しっかりと心の準備をしておくことが必要です。

では、一体どんなことに気をつければいいのでしょうか。

一歩間違えば不法滞在!ビザ確認は怠りなく

パスポート

国外へ出る場合、何より大切なのは、目的に合った渡航先のビザの取得です。短期であれば、ビザ不要で入国・観光のできる国もたくさんありますが、長期の滞在となると話は別です。

希望の国でしたいことをするにはどんな種類のビザを申請する必要があるのか、詳細に情報を調べましょう。

自分の行動が日本人全体のビザ取得に影響

海外に滞在している間は、自分自身が「日本人の代表」として見られることが多く、自分がどのように振る舞うかによって、現地での「日本人に対する印象」が決定されると言っても過言ではありません。

ビザの規定を超えた不法な滞在・就学・労働は、これから渡航する日本人の印象を変えてしまうほか、今後の日本人のビザ取得を難しくしてしまう可能性もゼロではありません。

目的とビザの内容が合っているか、必要な期間滞在できるビザなのか、きちんと調べることが必須です。

ビザの詳細は、渡航先各国の大使館や領事館のホームページに記載があります。ほとんどの国は日本国内にオフィスを構えているので、ホームページの内容や問い合わせは日本語で可能です。迷ったら自己判断せず、直接聞いてみましょう。

「お客さん」から「仲間」へ!現地の言葉を学ぼう

島国日本で暮らしていると、外国語ができなくて困った、という場面はまれですよね。これだけ便利な世の中になると、現地へ着いてからも必要なことはインターネットで済ませるなど、極力外国語を避けて生活することも可能でしょう。

ただ、ひとつ言えることは、現地の言葉が話せるか話せないかで、その国に対する印象はガラッと変わるだろうということです。

その土地の言葉が親近感を生む

同じ言葉を話すというシンプルなことひとつで「ほかの国から来たお客さん」から「同じ国に住む仲間」への壁はぐっと低くなります

せっかくの海外生活を200パーセント楽しむためにも、腹をくくって現地の言葉の習得を目指しましょう!

隣の国の出来事が身近に!国際ニュースも欠かさずチェック

たくさんの本

日本にいてもテレビやインターネットを通して日々見聞きする海外のニュース。それだけに、どんなに多くのニュースを知ったとしても、海の向こう側の話と感じてしまうことも多いです。

しかし一歩日本を出ると、その印象はガラリと変わります。隣国と地続きになっていることの多い海外諸国では、たとえお隣の国のニュースであっても他人事とは言えません

移民や移住者の多い国では、友達や知り合いの出身国のニュースを見聞きすることも多いと思います。

今、一緒に生活をしている仲間のため、そして日本であなたのことを案じている人のためにも、現地ニュースはもちろん、国際ニュースも頻繁にチェックしましょう。

さまざまに異なる宗教&文化!リスペクトの気持ちが大切

海外ではさまざまな文化や宗教が入り混じっている国も多く、驚くこともたくさんあります。タブーやマナーも異なり、相手のことを思ってした行為が場合によっては失礼に当たる、という事例もあります。

そんなときに大切にしてほしいのは、自分の意図をはっきり相手に伝え、相手の対応に疑問を持ったらきちんと聞くことです。

この行為は日本ではこういう意味があるけれど、ここでは失礼に当たらないかな?こういうことは日本ではしないけれど、ここでは当たり前なの?と。

誤解の種は摘んでおく

相手の文化や宗教をリスペクトすることは、国際色豊かな友人関係を保つためにもとても大切です。

突っ込んだ宗教論などはお互いの信頼関係がきちんと築けるまで控えた方がベターですが、相手のバックグラウンドを正しく理解するためにも、小さな誤解の種は小さいうちに摘んでしまいましょう

日本食とはお別れ!現地の食事を楽しむ

健康

食べ物の好き嫌いはありますか?たとえ好みが偏っていなくても、長年食べ慣れた日本食とは異なった味付けや食材は胃に負担がかかることも多く、現地の食事との相性はなかなか難しいものです。

相性は良くても、物価の安い国で生活していると外食が続き胃が荒れてしまう、ということもあるでしょう。

和食を中心に食事をとろうとしても、日本食は高級料理とされている国も多く、毎日食べるなんてとてもできない!ということも考えられます。

環境が変わると気付かぬうちにストレスを溜め込んでしまうものです。日本にいる間に自炊の習慣をつける、簡単な調味料などはあらかじめ日本で購入し持ち込むなどして乗り切りましょう!

自分の身は自分で守る!気を引き締めて安全に

「日本は安全」というのは日本在住外国人のみならず、外国人旅行者からもよく聞くことです。高価な忘れ物や落とし物でも持ち主の手元に返ってくる率が非常に高いと、海外のニュースでよく絶賛されています。

だからと言って海外すべての国が危険なわけではなく、日本と同等、もしくはそれ以上に安全とされている国もあるでしょう。しかし残念ながら、ほとんどの国では自分の安全は自分で守らなければいけません

盗難被害を想定しておく

命にかかわるような大事件に巻き込まれることはまれであったとしても、盗難やスリなどの被害にはあうものと心得ていた方がベターです。

筆者は長距離バスを利用した際に、バスのトランクから荷物を抜かれるという経験をしました。幸い、運転手さんの機転により荷物は無事に戻ってきましたが、現地の言葉が分からなかったため、しばらく自分のバッグが被害にあったことにも気付かない始末でした。

その国での滞在を苦い思い出にしないためにも、気を引き締めていきましょう!

生活を再構築!自ら行動を起こさなければ始まらない

海外で長期間暮らすとなると、日本では当たり前にあった家族、友達、家、仕事、そのほか所有しているさまざまなものから一度物理的に距離を置き、新しく生活を作り直すことになります。

今までの人生で築いてきたものを海外で再構築するために必要となるもの、それは自らアクションを起こす力です!

受け身でいるとトラブルばかりに

海外にいれば刺激的なことは向こうからやってきて、自分は何もしなくても毎日お祭り騒ぎで楽しいに違いない、というイメージを持っている人もいるかもしれません。

確かに海外にいると、びっくりするような出来事が起きたり、もう笑うしかない!という状況に陥ったりすることもありますが、自分で目的を持って行動を起こさない限り、やってくるのはトラブルばかりです。

人間関係から生活リズムまで一から作っていかなければいけない海外生活では、まず自分から動き出すガッツが大切です!

まとめ~つらいことがあっても外の世界は素晴らしい

海外生活にはタフさとチャレンジ精神が求められます。大声を上げて笑うことも多い一方で、ひっそりと涙を流すことも同じくらいあるでしょう。

しかし、それでもやっぱり、外の世界を見ることは素晴らしい!と言わざるを得ません。新しい土地や環境で生活し、新しい出会いを経験することで、それまで知らなかった考え方や価値観に触れたり、気付かされたりすることも多いはずです。

しっかりと心構えをして、大きな一歩を踏み出しましょう!

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