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マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内へのアクセス方法

ニノイアキノ国際空港

初めてフィリピン・マニアの空港へ着いたあなた。空港に到着後、どうやって市内まで移動するのでしょうか。日本の空港や交通手段とは事情の異なる海外では、その手段や安全性について事前に知っておくことが、楽しい旅・新生活のはじまりですね。

今回は空港からマニラ首都圏への移動方法についてご紹介します。

目次

マニラ首都圏の空の玄関口 ニノイアキノ国際空港

ニノイアキノ国際空港

マニラ首都圏にある空港は、ニノイアキノ国際空港と呼ばれます。現在、空港は4つのターミナルに分かれています。それぞれのターミナルへの入り口は異なります。

ターミナル間はシャトルバスサービスがありますが、道路事情によりスムーズには発着しません。事前にどのターミナル発着なのかを確認しておいてくださいね。違うターミナルへ行くと、乗るべき飛行機に乗り遅れてしまうかも!

  • ターミナル1-国際線(日本からはJAL、Jetstarの発着があります)
  • ターミナル2-フィリピン航空専用のターミナル
  • ターミナル3-国際線と国内線(日本からはANA、Cebu Pascific、Deltaの発着があります)
  • ターミナル4-国内線専用

ニノイアキノ空港~市内間の交通手段と価格

マニラの空港~市内間の交通手段は、タクシーや、自家用車での送迎、宿泊先の送迎サービスの利用がメインとなっています。

エアポートバス

今までバスの空港敷地内への乗り入れはなかったのですが、今年2月からプレミアムエアポートバスが運行を開始しました。

マニラ市、マカティ市の主なホテルや商業施設間を24時間運行しています。

プレミアムエアポートバスの運賃は、片道300ペソです。バスの運賃としてはかなり高めの設定です。

エアポートタクシー

空港から市内へは、エアポートタクシーと呼ばれるタクシーが運行されています。車体全体がうすいオレンジ色のタクシーで、通常の白いタクシーとは区別されています。

運賃は通常のタクシーより割高です。通常のタクシーは初乗り運賃40ペソですが、エアポートタクシーは初乗りが70ペソです。

各ターミナルの到着階にはエアポートタクシーのみ乗り入れができるため、タクシーを利用したい場合は必然的にエアポートタクシーを利用することとなります。

クーポンタクシー

また、クーポンタクシーというタクシーもあります。同じく到着階のクーポンタクシー乗り場へ行き、そこでクーポンを購入します。売り場係りの人に行き先を告げると、手書きで行き先やタクシーのプレートナンバーなどを書かれ、タクシーを準備してくれます。

値段は方面によって異なりますが、私の経験上、通常タクシーで200ペソほどで行ける距離でも600ペソしたことがありました。かなりぼったくられた気分でした。

どうしても安いタクシーに乗りたいときはこうしよう

どうしても安く済ませたい!ということで普通のタクシーを利用する現地の人々は、出発階へ階段を登って移動し捕まえることもあります。

しかし、海外から到着したばかりでクタクタの私たちは、そこまでしたくありませんよね。

ジプニーの利用が安く済むけど

電車は空港へ連結されていません。今後延長されるという話もまだありません。現地の人々はジプニーを利用し、空港周辺で下車して徒歩で空港施設内に入ったりしています。

ジプニーならば8ペソ~利用できるのでかなり安く済みますが、大きな荷物を持っての利用は大変です。

移動時間にはたっぷり余裕を見ておきましょう

マニラ首都圏の交通渋滞は激しく、ラッシューアワー時間のみならず1日中さまざまな場所で渋滞しています。

飛行機を利用するとき、「出発時刻の2時間前には空港に到着」とよくいいますが、マニラ首都圏から空港へ行く場合、タクシー、バスどちらにおいても、2時間+2時間以上を見ておいたほうが無難です。

特に空港周辺の道路は大変混雑しており、まったくの立ち往生をしてしまうことがあります。また、毎年11月から大晦日までは、海外出稼ぎ労働者たちが母国でクリスマス休暇を取るため各国から帰国します。

それに伴い、迎えに来る家族の車やタクシーなどで空港へ向かう道路のみならず、メトロマニラ市内のさまざまな道路で渋滞や事故が起きます。年末に向けて空港を利用する人は、時間の調整に特に注意してくださいね。

ぼったくりはある?

エアポートタクシーに限らず、通常のタクシーにおいても、乗車したらメーターを切っているかをちゃんと確認しましょう。

フィリピンのタクシー運転手は、多く運賃をもらうために故意にメーターを稼働させない、または本当に忘れていたということもあります。

メーターを切らず目的地まで行って運賃を聞いても、運転手の言い値になってしまいぼったくりにあうこともあります。

注意事項はたくさんあります

空港は、特に夜遅く利用する場合は大変注意が必要です。

まず移動手段として、フィリピン在住の知り合いに迎えに来てもらうか、宿泊先の送迎を予約して迎えが来るように準備しましょう。

一人で空港施設外へ出るのは、たとえエアポートタクシーを利用するためであっても危険です。

  • フィリピン在住の知り合いに迎えに来てもらう
  • 宿泊先の送迎を予約して迎えが来るように準備する

施設外では、空港利用以外の目的でたむろしている人たちもいます。また、夜間のタクシー利用はあまりおすすめできません。運転手が、メーターではなく通常の何倍もの運賃で交渉してくることもあります。

目的地に着く前に金品を要求されることもあります。フィリピンのタクシーは日本のとは全く違うので、気を抜かないように!

フィリピンの空港では、空港職員による犯罪がよく見られます。最近でも、空港職員が出発を待つ外国人のバッグに実弾(拳銃?)を仕込み、これを職員が発見したと装ってその外国人にお金を要求する事件がありました。

荷物などは自分の視界に常に入るようにし、目を離したり知らない他人に任せたりは絶対にしないでください。

まとめ

マニラの空港は日本とは違い、注意事項もたくさんあります。空港から市内へ移動するだけでも、初めての方は結構苦労するかもしれません。少し高いですが、初めての移動ならエアポートタクシーが無難です。

また、タクシーに乗るときは必ずメーターを起動させているか確認することも忘れないでくださいね!

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この記事を書いた人

語学留学のため、フィリピン・メトロマニラに滞在。1ヶ月の予定がそのまま住み着き6年目。今では1児の母です。陽気でいいかげんなフィリピン人に囲まれて楽しく暮らしています。

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