フランスに溶け込む!フランスのバーへ飲みに出かけてみよう

乾杯 フランス生活・移住

外国で生活するのが初めて、という方は慣れるまでは夜の外出は避けたほうがいいかと思います。ですが、現地で友達ができると飲みに出かける機会も出てくるのではないでしょうか。

また、旅行でフランスを訪れる方も、現地人に混ざってビールを一杯飲みたいという方もいるかと思います。では、フランス人はどんな風に飲みに出かけるのでしょうか。

フランスのバーってどんな感じ?

最近は、小皿料理のタパスをつまみながら飲むというコンセプトのお店も増えてきていますが、日本の居酒屋のようなお店はあまりありません。

ですので、フランスで飲みに行くときは、食べながら飲むというよりも、食事をすませてからバーにお酒を飲みに行くということが多いように感じます。

(もちろん、レストランで飲みながら食事をするということも有り得るので、誘いを受けた時点でどちらかわからないときは、食事を食べてから飲みに行くのかどうか聞いてみましょう。)

では、フランスのバーってどんな感じなのでしょうか。

この記事では、私が住んでいる南仏の町にあるカジュアルなバーを例にご紹介します。

どこに座る?

ビール

店内にももちろん席がありますが、フランス人はテラスで夜風にあたりながらお酒を楽しむのが好きな人が多いようです。

屋外ストーブがテーブル横に設置してあるところも多いので、冬でも寒さをものともせずテラスでお酒を飲む人をよくみかけます。また、外で立ったままお酒を飲む人もいます。

フランスではどこでも室内では禁煙なので、その点にさえ注意すれば基本的には自由な感じです。

注文の仕方

カウンターまで行って自分で直接飲み物を注文してその場で受け取るというところもあれば、席までウェイターが注文を聞きに来てくれるところもあります。

まず、席を確保してから周りの様子を見てみるといいと思います。

カウンターで注文する場合はすぐ会計を済ませることが多いですが、テーブルまでウェイターが来てくれる場合は飲み物が来た時点で会計をすることもあれば、最後に会計を頼むシステムのところもあります。

ビール派のあなたへ

ビールサーバー

では、一般的にどんな飲み物があるのでしょうか。日本でも、とりあえずビールという人は多いですが、フランス人もよくビールを飲みます。

また、生ビールがお酒の中では一番リーズナブルな値段なことが多いので、なにを飲もうか迷ってしまう方はビールを頼むといいと思います。

フランスでは、ビールのサイズはだいたい500mlのパイント(フランス語ではパントと発音します)か250mlのハーフパイント(フランス語ではドゥミ)の2つが一般的です。

地域やお店によって多少異なりますが、だいたいの価格はパイントが6~8ユーロ、ハーフパイントが4~6ユーロくらいです。

「Un demi s’il vous plaît.(アン・ドゥミ・シルブプレ・ドゥミをひとつください)」と銘柄を指定せずに注文すれば、ハーフパイントの生ビールということになります。

もし、生ビールが何種類かある場合はどの銘柄がいいのか聞かれるので好きなものを選びましょう。日本でもおなじみのハイネケンやベルギービールのLeffe(レフ)などはよくおいてありますし、比較的飲みやすいです。

全く知らない銘柄ばかりのときは、ホワイトビールや普通のブロンドのビール、フルーツビールなど、どのようなタイプのビールか聞いてみると選びやすいと思います。

ビール以外のアルコール

モヒート

ビールがあまり好きでない方にはワインやカクテルがおすすめです。赤ワイン、白ワイン、ロゼはだいたいのバーにおいてあります。

特に銘柄を指定しなければ、いわゆるハウスワインがサーブされます。ビール同様、値段は安く一杯2~5ユーロ程度です。

また、キールという白ワインとカシスやピーチなどのリキュールのカクテルも飲みやすく食前酒にもおすすめです。ちなみに、キールロワイヤルは白ワインの代わりにシャンパンでリキュールを割ったものです。

そのほか、モヒートやキューバリブレなどの定番カクテルもだいたいおいてあります。メニューに載っていなくても、飲みたいカクテルがあれば作ってくれることもあるので聞いてみましょう。

カクテルは少しビールやワインより値段が高く、お店にも寄りますがだいたい安くても6ユーロくらいはすると思います。

アルコールが苦手な方へおすすめのソフトドリンク

ソフトドリンク

バーではソフトドリンクもあるので、アルコールが苦手な方もご安心ください。コーラなどの炭酸飲料もありますが、私のおすすめは、シロップ(フランス語ではシロ(sirop)と発音します)です。

ミントやフルーツなどのシロップを水で溶かして飲みます。私はよくザクロのシロップを注文します。

ディアボロというレモネードとミントやザクロなどのシロップのカクテルも飲みやすくておすすめです。

アルコールが苦手な方のために、ノンアルコールのカクテルを提供しているお店もあるようです。メニューに載っていない場合もあるので、どんなソフトドリンクがあるのか直接聞いてみるといいと思います。

まとめ

お気づきかと思いますが、実はフランスのバーって意外と高くつかないところが多いんです。

もしフランスで飲みに出かけよう、と誘われたらあまり気構えずに出かけてみましょう。

ちなみに、日本でも同様ですが、お酒を飲むときはペースと量に注意して楽しみましょう。

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食べるのと飲むのが大好きな関西人。学生時代に1年留学していた南仏に、縁あって2016年12月より再び在住しています。
フランスで強く(!)楽しく生きるためのヒントになる情報を発信できればと思っています。

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