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香港の生活はここが快適!香港生活7つの良いところ

香港

東京から飛行機で4時間の香港。以前と比べてLCCの路線も増えて手軽に行けるため、旅行で訪れたことのある人も多いのではないでしょうか。

香港は現在は中国の特別行政区ですが、1843年~1997年までの間は、イギリスの植民地として存在していました。そのため中国の都市でありながら、中国とは違う文化や市民性が根付いていて独特の魅力を醸し出しています。

今回は、筆者が香港に住んで気づいた魅力をご紹介します。

目次

香港は夜景がきれい

香港の夜景

海の向こうに、色とりどりに光る高層ビルが立ち並ぶ夜景の写真を一度は見たことがあるのではないでしょうか。香港はビクトリアハーバーを挟んで香港島側と九龍側の両方から、とてもきれいな夜景を見ることができます。

海の水面には、ビルのネオンがキラキラと映り、幻想的な光景が広がります。毎日夜の8時から行われるレーザービームと音楽のショー、「シンフォニーオブライツ」が有名ですが、通常の夜景だけでも十分に見る価値があります。

夜景スポットは、よくガイドブックで紹介されるビクトリアピーク、尖沙咀(チムサーチョイ)のプロムナード、ホテルの高層階にあるバーなどから見ることができます。

また、尖沙咀(チムサーチョイ)~中環(セントラル)を航行するスターフェリーに夜乗るのもお勧めです。船から眺めるビクトリアハーバーの夜景の風情は格別です。

都会とローカルが共存

香港

150年前当時は中国の海岸沿いの1漁村に過ぎなかった香港は、イギリスの植民地になってから、アジアの金融を牽引する金融都市としてめざましく発展してきました。

今も、香港島側の中環(セントラル)には多国籍金融機関の本部が集まっており、銀行、証券会社、保険会社のビルがしのぎを削るように立ち並んでいます。

2005年に完成したIFC(国際金融中心)は93階建てで、香港では世界貿易センタービルに次いで2番目、世界では9番目の高さを誇る超高層ビルです。

このように洗練された国際都市を感じるエリアがある一方で、そのすぐ隣には古くからある香港の街並みを残した、上環(ションワン)や灣仔(ワンチャイ)といったローカルエリアもあります。

ローカルエリアには雑多な店が狭い道にたくさん詰め込まれるように入っています。小さい陶器をたくさん扱う店や、乾物屋、果物屋などが小さな店を構えています。

テントの露店も多数あり、道端で米線や牛肉麺を食べている人も見られます。

香港は狭いため、洗練されたエリアとローカルエリアがとても近接しています。少し歩くだけで街の様相が変わり、近代と中近代をトリップできるような感覚が楽しめます。

B級グルメも最高のサービスも

香港グルメ

香港は東京と同様に、世界の料理が食べられる都市です。また、チープなB級グルメから最高級のサービスを受けられるディナーまで、食べ物の選択の幅が広いです。

B級グルメは安くても美味しいものが多いです。麺類やチャーハン、飲茶などがあり、特に麺類の種類は豊富です。最近の物価高騰で、安いといっても一食500円~と以前よりは高くなっています。

ただ、安いだけに衛生面やサービス面はあまりよくありません。店員の態度が悪かったり、テーブルが汚れていたりします。

一方、ホテルのレストランなどには、ミシュランガイド香港でとりあげられた店がたくさんあり、味、サービスともに最高のものが提供されます。

食べ物に関しては、お金がなくても、お金があっても、どちらもそれなりに楽しめるのが香港です。

香港は移動が便利

香港

香港の面積は1104㎡。日本の札幌市と同じくらいです。端から端まで行っても、地下鉄やバスなどを利用して2時間程で行くことができます。

公共交通機関は、地下鉄(MTR)が12路線、バスはシティバスとミニバスの路線が細かく張り巡らされています。またフェリーも通勤の足となるくらい頻繁な感覚で運行しています。そのため、移動は非常に便利です。

離島も含めて日帰りで簡単に行けるので、あちこち出かけられるのが魅力です。

人が親切

筆者が香港で出会った香港人は親切な人ばかりでした。

香港に住んだ当初、駅でオクトパス(Suicaのような乗車カード)のチャージの仕方がわからず戸惑っていると、見ていたらしき香港人が声をかけてきてくれてやり方を教えてくれるなど、困っている人を率先して助ける風土があります。

また香港のレストランでは人が多いため相席になることが多いのですが、日本人とわかるとメニューの見方や注文の仕方を隣の人が親切に教えてくれることもありました。

香港の雰囲気は日本で言うと大阪と似ているとよく言われます。たしかに香港のおばちゃん達は大阪のおばちゃんのように世話焼きな人が多いです。

日本人が住みやすい

香港のスーパーマーケット

香港には27,000人もの日本人が居住しています。レストランやショッピングモールに行けば、あちこちで日本語が聞こえ、どこにでも日本人がいるといった印象です。

また、そごうやAEONなどの日系スーパーが進出していて、日本の食材や商品も簡単に手に入ります。お寿司やお刺身も高い金額を出せば、ほぼ日本と同じクオリティのものが食べられます。

それほど不自由なく、日本と同じような食生活ができます。また、香港人は日本の製品や食べ物がとても好きです。日本人に対しても好意的な人がほとんどだと感じました。日本人にとってとても住みやすい場所と言えるでしょう。

町にエネルギーがある

香港は狭い土地に人がたくさん住んでいるため、どこに行ってもたくさんの人であふれています。すごいお金持ちもいれば、庶民も住んでいるのですが、概して、もっと上を目指そうというエネルギーに満ちているように感じました。

筆者は香港に住み始めてから、たまに日本に帰ったときなどに日本はとても寂しく閉塞的だと感じるようになりました。日本は成熟後の衰退期という感じですが、香港にいるとまだまだ成長しようという活気を感じます。

まとめ

筆者が住んでみて感じた香港は、小さな箱にさまざまなおもちゃが詰め込まれた、びっくり箱のような都市という印象です。

最先端のおもちゃから、旧式のおもちゃ、洗練されたおもちゃ、キラキラ光る宝石までいろいろ楽しめる刺激的な場所です。

ぜひ一度、香港の活気と洗練を肌で感じてみてください。きっと楽しい体験になると思います。

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この記事を書いた人

香港、マレーシアで滞在。現在はマレーシア・ペナン島に滞在中。

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