いくら洋食が好きな人でも、やはり日本人である限り、日本食を全く抜きで生きていくのは難しいですよね。
留学や仕事でウィーンに長期滞在することになれば、日本食を作るための材料を入手しにくくて悩むことがあります。
今回はウィーンにいながら、日本食材を手に入れる方法をご紹介しましょう。
日本屋さんに行こう
ウィーン4区、ファウルマン通り5番(Faulmanngasse 5)には日本屋さんという、日本食材を売るお店があります。
ここでは私たち日本人の食卓に欠かせない食材、お米、お味噌、豆腐、納豆、緑茶などを手に入れることができます。
日本でこれらのものを買うのと比べると、もちろん値段は高めになります。
セールを狙うと安く買える
年に2回あるセールの時期を狙って買い物をすれば、お得に貴重な日本食を手に入れることができます。たくさんまとめ買いをするときは宅配サービスを利用すれば「より便利に、より賢く」な買い物ができるので、わざわざ買いに出かける必要もありません。
ちなみにこの日本屋さんの隣には茶の間というカフェが併設されていて、ここでは抹茶や和菓子などを楽しむことができ、いつもたくさんの人たちでにぎわっています。
日本屋のホームページ http://www.nippon-ya.at
※日曜日・祭日はおやすみです。
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韓国系のお店でも日本食はゲットできる
ウィーンに住む日本人が、和食を作るときによく利用するのがナクオン(Nakwon)という韓国系食材のお店です。
このお店はチグラ通り12番(Zieglergasse 12)とローテンシュテルン通り31番(Rotensterngasse 31)にあって、韓国、中国、日本の食材を買うことができます。
店舗はかなり広く、品ぞろえもかなり豊富。日本屋さんより少し安い値段で商品や食材が売られています。
薄切りのお肉が手に入りにくいウィーン
ウィーンでは、すき焼きやしゃぶしゃぶをするような薄切りのお肉をなかなか手に入れにくいのです。普通のお肉屋さんやスーパーマーケットでは、なかなか売っていません。
しかし、ここでは冷凍された薄切りの豚肉や牛肉を手軽に買うことができます。(プルコギ用のお肉ですが、、)手作りのお豆腐やキムチも手に入ります。
セールが行われることもあり、メールアドレスをお店に登録しておくとセール情報を送ってもらえます。
お店の情報→http://www.nakwon.at
実はお米は現地の食材で代用できる
わざわざアジア食品店まで出向く時間がない、留学中でお金がないからアジア食材を買うお金がない!という人は現地の食材で日本食にできる限り近い物を探して、代用することができますよ。
その代表的なものでいえば、お米です。残念ながらウィーンでは日本米はとても高いです。
スーパーに1,5ユーロ程度でお米が売っています(オーストリア・ウィーンのスーパーマーケット徹底比較!生活用品からお土産まで)が、細長くてパサパサ、、おにぎりにしようとしても、まったくまとまらない、といったようなものばかりです。
パッケージのここに注目しよう
しかし、お米のパッケージをよく見てください。Lang KornとRund Kornという二つの種類のお米があることに気づくはず。
このRund KornはLang Kornよりも日本米に近く、もちもちした食感があります。
困ったらRund Kornを買いましょう!
また、片栗粉はKartoffelstärkeなどで代用することができますよ。いろんな現地の食材を使って研究してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
食事は健康の源。日本食材を海外で手に入れることは簡単ではありませんが、どこでどのようなものが売っているかチェックしていれば、ごく普通に毎日家で和食を食べることができます。
健康ブームで健康食品屋さんでも日本食を買えるようになってきたので、将来はもっと簡単に手に入るようになるかもしれませんね。