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【お金の話】ラオスで働くなら知っておきたい!ラオスのお給料事情

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ラオスのお金

日本人が働きながら海外に住むスタイルは、東南アジアでは比較的ポピュラーです。特にタイには沢山の日本人が住んでいます。日本人のタイでの在留届出数が6万人を突破した2015年、ラオスの在留届数は600人を超えました。

経済成長著しい現在のラオスにも日系企業が進出し始め、今後の動向が楽しみなところです。以前は就職先と言えば外資のホテルくらいしかなかったのですが、徐々に日系企業の求人も出始めています。

ラオス滞在中の私が、周りの給与状態等を含めて「ラオスのお給料事情」を紹介したいと思います。

ラオスで就活?ラオスでの就職戦線とは?

ラオスの求人募集

私がラオスに住みたい!と移住した頃は、首都ビエンチャンに住む正体不明の日本人や起業した自営業の日本人、大使館関係や政府機関の職員、NGOやNPOのスタッフが中心で、所謂サラリーマン的な日本人はほんの一握りしかいませんでした。

就職しようにもそもそも日系企業自体があまり無く、ODA関係で来ているゼネコンの事務所や商社が数社あるだけだったため、就職先などは皆無と言っても良い状態でした。

定着しない日系企業

2010年頃から少しずつ日系企業の進出が始まったのですが、商習慣のあまりの違いや政府の許認可手続きの遅さと曖昧さに嫌気がさす様で、入っては消え入っては消えがしばらく続きました。

当時の数少ない現地採用のサラリーマン達は、外資のホテルのマネージャー、また半官半民の金融機関、ラオス政府の出先機関などで働く人ばかりでした。

それでも2015年頃から日系企業の求人が少しずつですが目に付き始め、レストランマネージャー、寿司職人、不動産業の営業職、旅行会社のグランドオペレーター、縫製工場の工場長補佐などの募集が出始めました。

就職はしたけれど・・・現地採用の給与事情は?

請求明細

東南アジア最貧国とも言われているラオスですが、意外にも物価は高めです。

めぼしい自国生産品がほとんど無く、調味料や食材など日常生活に関わる物はほぼ輸入に頼っているからなのですが、旅行者たちは口を揃えて「ラオスは物価が高い」と嘆くほど周辺国に比べると物価は高いです。

生活をしていくために働くわけですが、現在の求人の給与条件を見てみると月給として

  • $600~(条件や能力により昇給あり)
  • $700~(語学力や能力により昇給あり)
  • $1,200(経験者のみ)
  • $1,200(ビジネス英語、タイ語必須)

など結構厳しいと感じます。

在ラオス邦人の人数が非常に少ないことから、求人広告を出さなくても口コミで就職が決まることが多いのも、条件が改善されない原因なのかもしれません。

私は自営業なので収入にバラツキがあるのですが、平均すれば世帯収入(妻も日本人で一緒に働いています)で月収$2,000~2,500程度でしょうか。

ラオスでの1ヶ月の生活費は?

では実際ラオスで生活していくのに、1ヶ月どのくらいの金額がかかるのでしょうか。

家賃

首都ビエンチャン市内なら、賃貸物件は安いアパートで月額$100~$200程度からあります。2ベッドルームの中級アパートでも月額$500程度、一軒家やコンドミニアム形式のものは月額$1,000程度からでしょうか。

光熱費

賃貸物件には光熱費込みの物件とそうでない物件がありますが、各自で支払った方が割安であることが多いです。

電気代

使用する家電品は小型冷蔵庫とエアコン、洗濯機、ホットシャワーマシンと仮定します。エアコンの使用時間で変化がありますが、暑い日中は職場にいることを前提に1日数時間使用して、月額$20~30程度でしょう。

水道代

1日シャワーを2~3回浴び、週1回の洗濯と仮定した場合、水道代は月額$5~6程度で収まるでしょう。

通信費

携帯は使用頻度で金額が変わるので断定できませんが、日本までの国際電話が1分$0.25(4分で$1程度)です。

インターネットは$1.25で1週間、もしくは1.5GBのインターネットシムをポケットwifiルーターに挿して使用するのがおすすめですが、ノンリミットのプランでも月額$30程度です。通信費は少し大目に見積もって$40程度でしょうか。

食費・交際費

麺類やフライドライスは$2弱から食べられます。和食の定食は店にもよりますが$4程度からでしょうか。

清涼飲料水はコンビニや商店で買えば$0.7程度です。ラオス産ビールは飲食店で$1.2~1.5からなので、お酒好きには嬉しいですね。

こちらも生活スタイルで金額が異なりますが、朝昼はローカルミール、夕食は和定食を食べたとして$240(飲み物代は含みません)ほどでしょうか。

1ヶ月の生活費合計は405ドル

大まかな金額を紹介しましたが、最低限の費用として

「家賃$100 + 光熱費$25 + 通信費$40 + 食費$240 = $405」

$405が1ヶ月に最低かかる生活費と考えられます。

私はビールが大好きなのでどうしてもビール代が月額$250程度かかってしまいますが、お酒を飲まない人なら現地採用でも少しずつ貯金ができそうですね。

楽しみな給料日!ラオスの給与支払い方法は?

ラオスの多くの事業所は手渡しで支給しているようですが、大きな事業所では振込みでの支給が始まっているようです。ラオス人の銀行口座を開設していない比率が結構高いことから、手渡しでの支給が続いているのでしょう。

日系企業の場合は振込みのようですね。ラオスの銀行口座の開設には「就労ビザ、ワークパーミット、IDカード」の3点セットの提出が求めらるので、相談すれば手渡しでの対応もしてくれるようです。

驚きの高利子!ラオスの銀行の実情は?

銀行残高

2017年6月末の時点でラオスの通貨キップ(kip)は100kipが約1.35円、100円が7,380kipになります。対アメリカドルのレートでは100kipが$0.012、$1が8,237kipになります。

東南アジアの中ではベトナム・ドンに次いで桁が多い通貨で、通貨の桁の感覚はインドネシア・ルピアと同じです。

100円が7,380kipの現在のレートでも、1万円(738,000 kip)10万円(7,380,000 kip)と桁が非常に大きくなり、慣れるまでは金銭感覚が麻痺してしまいます

預けているだけで勝手に残高が増えていく

ラオスの銀行では3月、6月、9月、12月の末日に銀行利子が付くのですが日本とは比較にならない高利回りで、100万円くらいを入れっぱなしで暫くほったらかしにしていた普通口座には3月(488,581.49 kip)、6月(502,629.23 kip)、9月(385,749.3 kip)、12月(329,366.12 kip)と1年で1,706,326 kip(約23,000円)程度の利子が付いていました。

普通口座で「年間約2.3%」の利回りは、ゼロ金利が続く日本では考えられません。

因みに5年定期だと10%を超えた利子が、最近10%を割り込んだらしいです。私はその辺の事情に疎いのでよくわかりませんが、とにかく高利回りであることは間違いないでしょう。

自国紙幣や銀行に対する信用がアップ

ラオスでは過去、内戦時代に突然通貨の切り替えが行われ財産が紙屑に変わってしまった人が沢山いたようで、自国紙幣や銀行に対する信用が高くありませんでした

確かに2000年当初はアメリカ・ドルやタイ・バーツでの支払いが喜ばれていたのですが、2008~2010年辺りから自国通貨ラオス・キップでの支払いでも問題なくなりました。

自国の通貨が信用できないのは大変悲しいことなので、ラオス・キップでの決済が受け入れられることは喜ばしいことです。銀行に対しての信用も年々上がってきているようで、最近は銀行窓口が混雑しているのをよく見かけます。

ラオスの会社の福利厚生事情は?

休みは週1.5日、寮付きの求人も

ラオスの官庁や大手企業は週休2日制で土日祝日は休みです。日系企業は土曜半休で、日曜祝日は全休の週休1.5日のところが多いようです。

ラオスの日系企業の求人条件の中には、寮付きの募集もあります。例え住宅補助がなくても、まずは寮があれば安心してラオスに就職できますね。

習慣的にラオスでの就職は住み込みで食事も雇用者側が用意していたのですが、さすがに近年この習慣は薄れてきています。

ボーナスは基本的になし

ラオスではボーナスの習慣はあまり耳にしません。インセンティブ契約を盛り込んだ雇用契約を結んだ営業職などの場合は、固定給以外の報奨金として臨時収入が期待できるようです。

一般的に現地企業では固定給のみの支給が多いようです。

小規模の飲食店や宿泊施設に住み込みで働く地方出身者の従業員が「電話のチャージが切れたから」「歯磨き粉がなくなったから」などと経営者に小遣い銭をねだっているのを以前はよく見かけた(私も現地スタッフを雇っていたときにやられました)のですが、最近は見かけなくなりました。

これも一種のボーナスなのでしょうか?

日系企業の現地採用の場合は、年1回の帰国時の航空券の費用負担、決算賞与などを雇用条件に盛り込んでいるところもありました。

就労ビザサポート費や所得税は会社負担

このほか、ラオスの税制度で日本と大きく異なるのが、所得税は雇用者負担であるところです。また、働く場合は基本的に「就労ビザ、ワークパーミット、IDカード」の3点セットが必須です。こちらの取得費用と所得税は福利厚生と見るべきなのでしょうか?

自営業者である私の場合は福利厚生の対象外なのですが、ビール代も経費から出しているため「飲み過ぎじゃないの!?」と怖い顔でこちらを見る妻には「ビール代が社長の福利厚生だ」と言い訳しながら飲んでいます。

まとめ

ラオスで働くメリットは感じられたでしょうか?将来的にラオスで何かを始めたいという「起業希望者」にはチャンスだと思います。

ラオスは人脈がものを言う国ですから、とにかく知り合いを沢山つくることが必要で、私も2000~2007年の間に友人知人をかなりつくってから移住しました。

せっかく海外で、しかもラオスで働くのならば、独立起業の夢を見ながら働いた方がやりがいも出てくるのではないでしょうか。

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