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【お金の話】ラオスで働くなら知っておきたい!ラオスのお給料事情

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ラオスのお金

日本人が働きながら住むスタイルは、東南アジアでは比較的ポピュラーです。特に人気のタイで日本人の在留届出数が6万人を突破した2015年、ラオスの在留届出数は600人を超えました。

経済成長著しい現在のラオスには日系企業が進出し始め、今後の動向が楽しみです。以前は就職先といえば外資のホテルくらいしかなかったのですが、徐々に日系企業の求人も出始めています。

私自身はラオスで自営業をしていますが、周りの状況を含めてラオスの給料事情などをご紹介したいと思います。

※1USドル(以下ドル)=約115円(2017年7月)

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ラオスでの日本人の求人事情

ラオスの求人募集

私がラオスに住みたい!と移住した2008年頃、日本人は首都ビエンチャンに住む正体不明の人や起業した自営業者、大使館関係や政府機関の職員、NGOやNPOのスタッフが中心で、いわゆるサラリーマン的な日本人はほんの一握りしかいませんでした。

就職しようにもそもそも日系企業自体があまりなく、ODA(政府開発援助)関係で来ているゼネコンの事務所や商社が数社あるだけだったため、就職先などは皆無と言っても良い状態でした。

定着しない日系企業

2010年頃から少しずつ日系企業の進出が始まったのですが、商習慣のあまりの違いや政府の許認可手続きの遅さと曖昧さに嫌気がさす様で、入っては消え入っては消えがしばらく続きました。

当時の数少ない現地採用のサラリーマンは、外資のホテルのマネージャー、または半官半民の金融機関やラオス政府の出先機関などで働く人ばかり。

それでも2015年頃から日系企業の求人が少しずつですが目につき始め、レストランマネージャー、寿司職人、不動産業の営業職、旅行会社のグランドオペレーター、縫製工場の工場長補佐などの募集が出始めました。

ラオスの日系企業現地採用の給料相場は?

現在(2017年)ラオスに出ている日系企業の求人を見てみると、月給は

  • 600ドル(約69,000円)~:条件や能力により昇給あり
  • 700ドル(約80,500円)~:語学力や能力により昇給あり
  • 1,200ドル(約13,800円):経験者のみ、ビジネス英語・タイ語必須

など、結構厳しいと感じます。

ラオスにいる日本人の数が非常に少ないことから、求人広告を出さなくても口コミで就職が決まることが多いのも、条件が改善されない原因なのかもしれません。

私は自営業なので収入にバラツキがあるのですが、平均すれば世帯収入(妻も日本人で一緒に働いています)で月2,000~2,500ドル(約230,000~287,500円)程度でしょうか。

ちなみに日系企業は、土曜半休、日曜祝日は全休の週休1.5日のところが多いようです。ラオスの官庁や大手企業は週休2日制で土日祝日は休みです。

手渡しもある給料支給方法

ラオスの多くの事業所では手渡しで給与を支給しているようですが、大きな事業所では振込での支給が始まっていて、日系企業の場合も振込のようです。

ラオスでは銀行口座を持っていない人の比率が結構高いことから、手渡しでの支給が続いているのでしょう。

銀行口座の開設には「就労ビザ・ワークパーミット・IDカード」の3点セットの提出が求められるので、相談すれば手渡しでの対応もしてくれるようです。

ラオスでのボーナスや各種手当は?

ボーナスは基本的になし

ラオスではボーナスの習慣はあまり耳にしません。特に、現地企業では固定給のみの支給が多いようです。

ただし、契約書にインセンティブを盛り込んだ営業職などの場合は、固定給以外の報奨金として臨時収入が期待できるかもしれません。

また、日系企業の現地採用では、年1回の帰国時の航空券代、決算賞与などを雇用契約に盛り込んでいるところもあります。

以前は一種のボーナス(?)として、小規模の飲食店や宿泊施設に住み込みで働く地方出身者の従業員が、「電話のチャージが切れた」「歯磨き粉がなくなった」などと経営者に小遣い銭をねだっているのをよく見かけた(私も現地スタッフを雇っていたときにやられました)のですが、最近はなくなりました。

就労ビザサポート費や所得税は会社負担

ラオスで働くなら基本的に「就労ビザ・ワークパーミット・IDカード」の3点セットが必須です。これらの取得費用は福利厚生と見るべきなのでしょうか。

また、所得税は雇用者負担です。これは日本と大きく異なるラオスの税制度です。

自営業者である私の場合は福利厚生の対象外なのですが、ビール代も経費から出しているため、「飲み過ぎじゃないの!?」と怖い顔でこちらを見る妻には「ビール代が社長の福利厚生だ」と言い訳しながら飲んでいます。

ラオスでの1ヶ月の生活費は?

請求明細

東南アジア最貧国とも言われているラオスですが、意外にも物価は高めです。

めぼしい自国生産品がほとんどなく、食材や調味料など日常生活に関わる物はほぼ輸入に頼っているからなのですが、旅行者たちが口を揃えて「ラオスは物価が高い」と嘆くほど周辺国に比べると物価は高いです。

では、実際にラオスで生活するには、1ヶ月でどのくらいの金額がかかるのでしょうか。

家賃

首都ビエンチャン市内の場合、安いアパートで月額100~200ドル(約11,500~23,000円)程度からあります。

2ベッドルームの中級アパートでも月額500ドル(約57,500円)程度、一軒家やコンドミニアム形式のものは月1,000ドル(約115,000円)程度からでしょうか。

なお、ラオスの日系企業の求人には寮付きのものもあります。例え住宅補助がなくても、まずは寮があれば安心してラオスに就職できますね。

かつてラオスでの就職は住み込みで食事も雇用者側が用意していたのですが、さすがに近年この習慣は薄れてきています。

光熱水道費

賃貸物件には電気代や水道代込みのものとそうでないものがありますが、個別に支払った方が割安であることが多いです。

電気代

使用する家電を小型冷蔵庫とエアコン、洗濯機、ホットシャワーマシンと仮定します。

エアコンの使用時間によって料金は変わりますが、暑い日中は職場にいることを前提に1日数時間使用するとして、1ヶ月合計20~30ドル(約2,300~3,450円)程度でしょう。

水道代

シャワーを1日2~3回浴び、週1回の洗濯と仮定した場合、水道代は月5~6ドル(約575~690円)程度で収まるでしょう。

通信費

携帯は使用頻度で金額が変わるので断定できませんが、日本までの国際電話が1分0.25ドル(約29円)、つまり4分で1ドル(約115円)程度です。

インターネットは1.25ドル(約144円)で1週間、もしくは1.5GBのインターネットsimをポケットwifiルーターに挿して使用するのがおすすめですが、ノンリミットのプランでも月額30ドル(約3,450円)程度です。

通信費は少し大目に見積もって合計40ドル(約4,600円)程度でしょうか。

食費・交際費

麺類やフライドライスは2ドル(約230円)弱から食べられます。和食の定食は店にもよりますが4ドル(約460円)程度からでしょうか。

清涼飲料水はコンビニや商店で買えば0.7ドル(約81円)程度です。ラオス産ビールは飲食店で1.2~1.5ドル(約138~173円)からなので、お酒好きには嬉しいですね。

こちらも生活スタイルで金額が異なりますが、朝昼はローカルミール、夕食は和定食を食べたとして月240ドル(約27,600円、飲み物代は含まず)ほどでしょうか。

1ヶ月の生活費合計は405ドル

大まかな金額を紹介しましたが、最低限の費用として

  • 家賃100ドル(約11,500円) 
  • 光熱水道費25ドル(約2,875円)
  • 通信費40ドル(約4,600円)
  • 食費240ドル(約27,600円)

合計405ドル(約46,575円)

405ドルが1ヶ月に最低かかる生活費と考えられます。

私はビールが大好きなのでどうしてもビール代が月250ドル(約28,750円)程度かかってしまいますが、お酒を飲まない人なら現地採用でも少しずつ貯金ができそうですね。

ラオスの銀行に預けるとお得!驚きの高利子

銀行残高

桁が違うラオスの通貨

2017年6月末の時点でラオスの通貨キップ(kip)のレートを見てみると、100キップが約1.35円、100円が7,380キップになります。対アメリカドルでは100キップが0.012ドル、1ドルが8,237キップです。

東南アジアの中ではベトナム・ドンに次いで桁が多い通貨で、桁の感覚はインドネシア・ルピアと同じです。

100円が7,380キップの現在のレートでも、10,000円=738,000キップ、100,000円=7,380,000キップと桁が非常に大きくなり、慣れるまでは金銭感覚が麻痺してしまいます

預けているだけで勝手に残高が増えていく

ラオスの銀行では3月、6月、9月、12月の末日に銀行利子が付くのですが、日本とは比較にならない高利回りで、ある年、100万円くらいを入れてしばらく放ったらかしにしていた普通口座には、

  • 3月:488,581.49キップ
  • 6月:502,629.23キップ
  • 9月:385,749.3キップ
  • 12月:329,366.12キップ

と、1年で約1,706,326キップ(約23,000円)の利子が付いていました。普通口座で「年間約2.3%」の利回りは、ゼロ金利が続く日本では考えられません。

一方で、5年定期だと10%を超えた利子が、最近10%を割り込んだらしいです。私はその辺の事情に疎いのでよくわかりませんが、いずれにせよ高利回りであることは間違いないでしょう。

自国通貨や銀行への信用がアップ

ラオスでは過去、内戦時代に突然通貨の切り替えが行われ財産が紙屑に変わってしまった人がたくさんいたようで、自国通貨や銀行に対する信用が高くありませんでした

確かに2000年当初はアメリカ・ドルやタイ・バーツでの支払いが喜ばれていたのですが、2008~2010年辺りからラオス・キップでの支払いでも問題なくなりました。

自国の通貨が信用できないのは大変悲しいことなので、ラオス・キップでの決済が受け入れられることは喜ばしいことです。銀行に対しての信用も年々上がってきているようで、最近は銀行窓口が混雑しているのをよく見かけます。

まとめ~将来の独立起業を目指そう

ラオス就職希望者の中でも特に、将来的にラオスで何かを始めたいという「起業希望者」にはチャンスだと思います。

ラオスは人脈がものを言う国なので、とにかく知り合いをたくさんつくることが必要です。私も2000~2007年の間に友人・知人をかなりつくってから移住しました。

せっかく海外で、それもラオスで働くのならば、独立起業の夢を見ながら働いた方がやりがいも出てくるのではないでしょうか。

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