東南アジアの一国ラオス。まだ日本での知名度は低いですが、中には海外就職地として興味を持っている方もいるのではないでしょうか。しかし、旅行するのとは違い、働き暮らすとなると躊躇しますよね。不安に思う気持ちはよく分かります。
私もラオスへ来る前は、ここでの生活が想像もつかなくてとても不安でした。しかしラオスへ来て6ヶ月、今はメリットもデメリットも全部含めてここでの暮らしが気に入っています。
旅行では分かりにくい、ラオスに住んでみて感じたメリットとデメリットをご紹介します。
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ラオスで働くメリット1. 物価が安い
現地採用社員として働く場合、一番気になるのはその給料で生活していけるかどうかだと思います。
ラオスは物価がとても安い国です。例えば食事は、ローカルのお店なら日本円で1食200円程度です。レストランでも1食3,000円も出せば、お酒も飲めて豪華な料理を食べることができます。
一方で、ラオスには輸入品も多く、逆に割高になる場合もあります。例えば、ラオスは海に接していない内陸国なので、魚介類は全て輸入品です。調味料や加工品も、隣国のタイや中国、オーストラリアなど他国からの輸入品が大半を占めます。
輸入品となると関税がかかるため、場合によっては日本と同じ、もしくは日本よりも高い値段で売られています。
現地の味を安く楽しもう
すでに述べた通り、もしお給料が低くても地元の店はお財布に優しい値段設定なので、食に困ることはないでしょう。食の好みが合う・合わないはありますが、ローカルの食事が嫌いでなければ楽しいラオス生活を送ることができるはずです。
ラオスで働くメリット2. 気取らず楽に付き合えるラオス人
ラオスで働き、休日に出かけて感じることですが、ラオス人はいい意味で緊張感がなく、気取らない人々です。とてもフレンドリーな性格の人が多いようなので、こちらも遠慮なく接することができ、気が楽です。
ただ、フレンドリーなのはいいのですが、時々親切なように見せかけてだまそうとする人も現れるので、そこは要注意です。
親切をそのまま受け取らない
例えば、道を歩いていて話しかけられた時は注意してください。「カードゲームをしよう」と声をかけられ、大金をだまし取られたというのは有名な話であり、お金を取られるだけでなく監禁されたという話も聞いたことがあります。
道を尋ねる時はこちらから話しかけてください。だまそうと企んでいる人は、自分から話しかけてきます。
日本人は、親切にしてくれた人には情が湧きます。それを逆手に取ってつけ込まれることがあるため注意してください。そこにさえ気をつければ、すぐに友達を作ることができるでしょう。
ラオスで働くメリット3. 日本との時差はたった2時間
海外で働くことのデメリットの一つとして、時差が挙げられます。時差があればあるほど、日本に関係した仕事をする場合は支障が出ることもあるでしょう。しかし、ラオスと日本との時差は2時間しかありません。
メールの返信やその他の対応など、それほど時間は気になりません。海外在住の方の中には、日本との電話会議のため早朝や深夜に仕事をする人もいるという話を聞いたことがありますが、ラオスではそのような事態にはならないでしょう。
また、プライベートでの友人との電話やメールでのやり取りも、日本にいるのと同じようにできます。
ラオスで働くデメリット1. ラオス人は嘘をつく、謝らない
ラオスで働いていると、いかにラオス人が嘘つきかということを思い知らされます。嘘といってもとても小さな嘘で、すぐにバレるようなものがほとんどです。しかし、彼らと一緒に仕事をしていると、時々腹が立つこともあります。
ラオス人は自分の都合の良いように嘘をついて他人のせいにするので、話が難しくなることもしばしば。解決策を探しますが、自分が悪かったということに気づいても謝ることをしません。こういう時は、お互いに気にしないのが一番だと思います。
しかし、日本人と違うところは、彼らはこのようなことがあっても後に引きずりません。そういう部分ではとても付き合いやすいと思います。
ラオスで働くデメリット2. 「おもてなし」はない
日本の接客レベルは世界一と言われますが、ラオスはその真逆です。ラオスに限らず、日本の接客に慣れている人は、日本国外のスタッフの対応にがっかりしてしまうこともあるでしょう。
例えばラオスのレストランでは、こちらが話しかけるまで注文を聞きに来ない、笑顔がない、こちらの言ったことが聞き取れなかった時に「はぁ?」と真顔で言うなど、初めは少しびっくりするかもしれません。
しかし、彼らは私たちが嫌いでそのような態度を取るわけではないのです。ただその時、機嫌が悪かっただけなのです。しかし私は、このラオスの人達の接客ぶりにあまり気を使わなくて済むのでむしろ居心地が良いです。
ラオスで働くデメリット3. 遊ぶところがない
ラオスでの生活は、自然やのんびりした過ごし方が好きな方にとっては問題ないと思います。しかし、都会やレジャー施設へ出かけることが好きな方は少し物足りなく感じるかもしれません。
ラオスは本当に何もないところです。首都ビエンチャンでも、ボーリング場や屋外プールなど遊ぶような場所は数えるほどしかありません。都会へ遊びに行きたい場合は、バスや飛行機などを使ってタイのバンコクへ行きます。
また、ラオスはタイの他ベトナム、カンボジアに囲まれているので、旅行などをしたい時は他国へ行き、ラオスではのんびりと暮らすのが良いでしょう。
まとめ~メリットがデメリットを上回ればOK
どこで生活していても、メリットとデメリットは必ずあると思います。ラオスに住む私自身もデメリットを感じることはもちろんありますが、メリットの方がより多いと感じています。
いきなり海外で仕事をすることに抵抗がある方は、就職地を決める前に一度旅行してみてもいいかもしれません。
実際に住むとなると旅行では分からないこともたくさんありますが、気に入った国であればメリットがデメリットを上回る可能性も高いと思いますよ。
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