ハノイのガイドブックを開くと、必ずと言っていいほど紹介されている「ハロン湾」。
しかし、ハロン湾までは市内中心部から車で3時間半ほどと、少し遠いのが気になるところ。ハロン湾に行くべきかどうか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
もし行くべきかどうか迷っているのだとしたら、思い切って足をのばしてみてください。ハノイ市内では出会うことのできない、絶景に出会えるはず。そして、ベトナム旅行の「思い出の1枚」をカメラにおさめましょう。
ハロン湾はベトナム屈指の世界遺産
首都ハノイからは車で3時間半ほど、ベトナム北部、クアンニン省ハロン市の南に位置している「ハロン湾」。
エメラルドグリーンの海に、大小様々な数千もの奇岩がにょきにょきと突き出ている姿はまるで水墨画のように美しく、ベトナム屈指の世界遺産となっています。
その風景が中国の桂林に似ていることから、「海の桂林」と称されることもしばしばあります。
ハロン湾でできること
ハロン湾の基本的な楽しみ方は、クルーズ船に乗って景色を眺めること。さらに、色々なアクティビティも楽しむことができます。
クルーズ船からの景色を楽しむ
やっぱりハロン湾の醍醐味は美しい風景。どのクルーズ船にもデッキがあるので、デッキに出て景色を楽しんでください。ベトナム旅行、最高の1枚の写真を撮りましょう。
奇岩の合間をカヤックで抜ける
クルーズの最中、ハロン湾上でのカヤック体験ができます。海面近くからの視界になるので、クルーズ船に乗っていた時とは異なる風景を楽しむことができます。
クルージング代金とは別にオプション料金がつくこともありますが、数ドル程度なので挑戦してみるべきです。
鍾乳洞見学
クルーズ船は、奇岩の中にできた鍾乳洞にも立ち寄ります。鍾乳洞はライトアップされていて、ここもまたひとつの写真ポイントかもしれません。 上の写真は鍾乳洞で撮影したものです。
時間がある人は船上泊ツアー
ハロン湾へ行くのには、ハノイからのツアーに参加するのが一般的です。たくさんのツアー会社が様々なツアーを用意していますが、大きく日帰りツアーと船上泊ツアー、2つに分けられます。
そして、時間がない人には日帰りツアーもいいのですが、もし旅程に余裕があるならば船上泊ツアーに参加するのがよいでしょう。
というのも、ハロン湾までの道のりは片道約3時間半。日帰りツアーのクルージング時間も3時間半ほどなので、日帰りツアーの場合、3分の2が移動時間になってしまうのです。
私は日帰りツアー、船上泊ツアーともに参加したことがあるのですが、日帰りはかなりハードです。
船上泊ツアーに参加すればゆったり過ごせるのはもちろん、日帰りツアーでは見ることのできない、夕日や朝日を見ることができるのも魅力的。船上泊ツアーに参加し、夕暮れのハロン湾の写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
ツアーの料金ですが、金額に応じて船のランクが変わってきます。
日帰りツアーならば25ドルくらいから、船上泊ツアーなら60ドルくらいからありますが、100ドルから200ドルくらいの船上泊ツアーが料理なども充実しているので個人的にはおすすめです。
ツアーは英語ツアーがほとんどですが、日本語ツアーもあります。その場合、料金がもう少し上がります。
船上泊ツアーは、大切な人との素敵な旅に
ハロン湾は誰と行っても楽しめますが、もし船上泊ツアーに参加するのなら大切な人と行くのがおすすめです。船上泊ツアーの場合たっぷりと時間があるので、普段なかなかできない話をハロン湾の絶景の中、ゆっくりとすることもできます。
デッキでおいしいお酒を片手に、大切な人と素敵な時間を過ごしてみるのもいいですね。
ハロン湾、実は3回行きました
実は私、このハロン湾に3回も行ってしまいました。日帰りツアーも船上泊ツアーも両方行ったことがあるのですが、何度見ても、海からそびえ立つ奇岩には圧倒されるものです。
毎回、船が港を出港し、奇岩に近づいてくるとワクワク感が高まってきます。今度行くと4回目になるのですが、再び行ってみたいと考えています。
天気には注意
何度も行ってみたくなってしまうハロン湾ですが、天気には注意しなければなりません。あまり天気がよくない日にハロン湾に行った人の感想を聞くと、それほどの感動がないようです。私のようにリピーターになりたいとも思わないようです。
また最悪の場合、ハロン湾の港まで行って船が欠航になってしまうことがあります。その場合、ツアー参加費用は返金されますが、貴重なベトナム旅行の1日がハロン湾とハノイとの往復で終わってしまうことになってしまいます。
日本で早めにツアー予約をしておくこともできますが、8月から9月にかけての台風シーズンは、ハノイに到着してから天気予報を確認してツアーに申し込むとよいかもしれません。
まとめ
ベトナム屈指の世界遺産「ハロン湾」、ハノイから少し時間はかかりますが、訪れてみることをおすすめします。クルーズ船のデッキから美しい景色を眺め、贅沢な時間を過ごせば、私のようにリピーターになってしまうかもしれません。
きっとたくさん写真を撮影したくなるので、携帯電話やカメラの充電器はお忘れなく。ベトナム旅行の「思い出の1枚」を撮り逃さないようにしてください。
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