海外体験を充実させるには?オーストラリアでホームステイ体験

オーストラリアの家 オセアニア移住

海外生活のスタートとしてホームステイという住居スタイルを考えた事はありますか?

海外生活に慣れている人は、日本を出発前からインターネットを活用し、現地のシェアハウスの情報収集ができますが、慣れていない人にとっては知らない土地での家探しはとても不安ですよね。

そこでおすすめなのが、到着して最初の2週間~1カ月をホームステイで生活するというスタイル。私も初めの1カ月をホームステイで過ごしました。実際にオーストラリアの一般家庭で生活をして感じた事をお伝えします。

ホームステイの特徴

ホームステイとは現地の一般家庭で暮らす生活スタイルというのはご存知だと思います。自分の部屋と食事(平日2食、週末3食など契約により異なる)が提供されるのが一般的です。

勘違いしてはいけないのが、あくまで自分も家族の一員で、ホテルのようなお客様ではないということ。シャワーの時間や洗濯回数の制限など、その家のルールに基づいて生活します。

家賃はいくら?

上記にも記載しましたが、ホームステイは食事も含まれていることが一般的なので、通常のフラットシェアよりは高めです。

私の場合、食事、光熱費等すべて込み週280ドルでした。月にすると1120ドル(約97,000円)です。高いですが、私は例えば最初バックパッカー宿に泊まりながら家を探す、などの選択肢に自信が持てなかったので、ホームステイを選びました。

私がお世話になった家族について

誕生日ケーキ

※滞在中に誕生日を迎え、ホストファミリーが祝ってくれました!

私はオーストラリア・メルボルンから電車で南に30分ほどいった郊外で、60代のイタリア系オーストラリア人の家庭で暮らしました。

とても綺麗な一軒家で、庭には大きなプール。初めてのオーストラリア生活がこんなに豪華でいいのかと思ったほどです。

滞在するのは私一人だけと聞いていましたが、空港から家に到着するとスイスから来た女性もステイしていました。事前の情報と違うことは、ホームステイではよくあることです。

(彼女はもう帰国してしまいましたが、私にとって初めてオーストラリアでできた友達であり、今でも連絡を取り合っています。)

ホームステイのメリット・デメリット

メリット

ホームステイの一番のメリットは、食事が含まれるので慣れない海外生活を楽に過ごせること。そして現地の家庭の中で生活することで、様々なローカル情報を得ることができることです。

注意したいのは、ホストファミリーは全員白人系の家族とは限らないという点です。オーストラリアは移民の国です。様々なルーツを持つ人種がいます。インド系、マレーシア系、ヨーロッパ系など。

ですが英語でコミュニケーションをとるのに元の国籍は関係ありません。積極的に会話をし、家族といい関係を築くことが大切です。

デメリット

デメリットは、家族と生活リズムを合わせる必要が出てくること。

一人の大人として常識を持って生活するのは当然ですが、例えば友達と夜食事をする時には夕飯はいらない旨を17時までにホストマザーに連絡しなければいけない、夜10時にはみんな寝てしまうので、夜遅い帰りの時はドアの音で起こさないように気を遣うなど。

また食事は非常に助かるのですが、日本と違って何品もおかずはありません。ワンプレートにパスタやサラダなどが一緒に乗って出てくるスタイルが多いです。

私がいた家ではお父さんが食事を作るのですが、とある日の夕飯が山盛りのトルティーヤチップスだけだったことがあります。さすがに飽きてしまい、食べきれませんでした。

ホームステイを最大限に活用すべき3つの理由

海

一般家庭に自分が入って生活をするわけですから多少のストレスや気遣いの必要は出てきます。それでも私が良かったと思えることが3つあります。

オーストラリア生活の知恵

まず現地で生活する知恵がついたことです。普段はどこで食材を買うのが良いか、おいしいレストランや日用品を安く買えるお店はどこか。

危ないエリアや夜に気を付けたほうがいいことなど。(ちなみにメルボルンは自転車の盗難が多いので、絶対家の敷地内に停めるように言われました)

入国してすぐは電車の乗り方すら分かりませんでしたが、ホストファミリーと一緒に過ごすことで自然に必要な知識がつきました。

仕事に関する情報

そして仕事探しに関する情報を得ることが出来たこと。

ホストマザーに仕事がすぐに決まるか不安なんだと話をしたら、今までの留学生はこんな仕事にアプライしていたとか、このエリアはお店がたくさんあってレジュメを配りやすいといった情報を教えてくれて、とてもいいヒントになりました。

行ける範囲が広がる

3つめは、車がないと行けないエリアへ連れて行ってもらえる可能性がある!ということです。

もちろんホストファミリーによるので初めから期待をしてはいけませんが、私の場合は「来週で私のホームステイが終わるから、みんなで観光に行くよ!」とメルボルンから車で3時間ほどのウィルソンズ岬というオーストラリア最南端の国立公園に連れて行ってもらいました!

まとめ

ホームステイは中高生が夏休みの短期留学などで体験するイメージが強かったのですが、私も実際大人になってホームステイをしてみて、海外生活のスタートに必要な知識をたくさん得ることができました。

またホストファミリーに様々な相談をしたり、今日はこんなことがあったなど会話をする場面も多く、たった1カ月でも生活をするための英語でのコミュニケーション能力が上がりました。

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