ネパールには様々な市場が存在します。ほとんどの都市で1ブロックから2ブロックに1店舗は大抵のものがそろう商店が存在しますが、野菜や果物など新鮮で豊富な種類を揃えているのはやはりローカル市場です。
ごちゃごちゃしていて、少し気後れしそうな所ですが、中に入ってしまえば様々な野菜達と元気なネパール人に出会えます。一度足を伸ばして、ネパールのローカル市場まで出掛けてみましょう!
1ブロックに1軒あるネパールの「なんでも屋さん」
ネパールでは、ネパール語で「店」と呼ばれるなんでも屋さんがあります。大抵1ブロックに1軒は存在するこのなんでも屋さん。食料品から野菜、日用品まで購入することができます。
ちょこちょこ買い物をしたり、食材を切らしてしまった時などにはとっても便利ですが、地元の賢い主婦達は卸し価格で購入できる野菜市場に行って新鮮な野菜を安く買ってきてやりくりしているようです。
ということで、次に地元のローカル市場をご紹介します。
ネパールの野菜市場
ネパールでも、沢山の野菜を手に入れることができます。
旬の野菜が手に入る
ただ、ほとんどが国内生産で、ハウス栽培などの技術もまだまだ進展していないため、その時期に採れる野菜のみが手に入ります。
ネパールで購入できる野菜としては、じゃがいも、にんじん、たまねぎ、キャベツ、だいこん、ほうれん草、かぼちゃ、トマト、なす、ゴーヤ、きのこ、などなどです。
最近首都カトマンズで見かけるようになった野菜としては、はくさい、サニーレタス、チンゲン菜、などがあります。日本ではあまり見かけない野菜は、からし菜、マスタードの葉、はやと瓜、などです。
これだけ野菜があれば、日本の調味料を持参し、十分日本食を楽むことができますね。
野菜市場で新鮮な野菜を買おう
さて、どのように野菜を買うかという話ですが、新鮮で種類豊富な野菜を手に入れるには野菜市場に行くのが一番です。
大きな交差点の一角に大抵野菜市場があります。この市場には地元の人々が自分の畑で採れた野菜や、田舎から仕入れてきた野菜などを野外で販売しています。量り売りシステムなので、「〇〇を〇キロ」といった形で購入します。
使える単位としては、ネパール語で、100g(アディ・パウ)、200g(1パウ)、500g(アディ・キロ)、1kg(エク ケージ)です。たくさん購入すれば、値切りやすくなるので是非挑戦してみてください。
ネパールの果物市場
ネパールは南国ではないのですが、日本では見かけないような果物もたくさん見かけます。果物は国産に加えて、多くがインドからやって来ます。
一年中見かける果物は、りんごと柑橘類とバナナです。日本で見かけない果物には、マンゴー、ライチ、ジャックフルーツ、パパイヤ、グァバ、釈迦頭、などがあります。
果物市場も大抵大きな交差点の一角にズラリと並んでいます。店によって値段が違ったり、値引きしてくれるお店としてくれないお店があるので、質と値段を比べながら買うのがおすすめです。
単位は野菜と同じですが、500g以下だと中途半端になるので500gか1kgで買うのがベストです。
首都カトマンズ最大の野菜市場「カリマティ」
新鮮なものを賢く買うには野菜市場が一番なので、少し時間があるときや、バイクを持っている人には、カトマンズ最大の野菜市場「カリマティ」にも足を運んでみることをおすすめします。ネパールの色んな地域から様々な野菜がここに集まります。
先ほど紹介したなんでも屋さんも、このカリマティで野菜を仕入れて売ります。いわゆる野菜の問屋市場です。このカリマティでは野菜だけでなく、果物、フルーツも手に入れることができます。
お買い得な買い物方法
ネパールではほとんどのお店で値段がついていません。なので、お店ごとに商品の値段が違ったり、外国人だからといってふっかけられることもあります。
ということで、値切り方をご紹介します。
- まず「エスコ・カティ・ホ?」(これはいくらですか?)と聞いてみましょう。そして、「アリカティ・ミラウノスナ?」(少しまけてください)と言ってみましょう。
英語も簡単な単語なら大体通じるので、英語を使ったり、電卓を使って数字を見せたりして値切ってみてください。
野菜や果物は少しだけですが、衣類や布団などの大きな買い物になれば、半額まで下がることもありますので是非挑戦してみてください。
市場情報
- 名称:Kalimati Fruits & Vegetable Market Development Board
- 住所:Ganeshman Singh Rd, Kathmandu 44600 ネパール
- 電話:01-5123086
- Webサイト:http://kalimatimarket.gov.np
まとめ
今回はローカルな野菜市場についてご紹介しました。近くで買い物を済ませるのも一つですが、たまには少し足を伸ばして野菜市場を覗いてみるのはいかがでしょうか。きっといつもよりも新鮮で、珍しい種類の野菜にも出会えるはずです!
日本食材が何もない!と思っている方も、豆腐や白菜など近くでは見つけられなかった食材が発見できて、きっと料理のアイディアが広がるはずです!
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