インドネシアには7,000を超える島々があり、毎年世界中から大勢の旅行者が集まります。退職して夫婦で移住してくる人もいれば、ダイビングやスノーケルをするために、仕事を休んで何ヶ月も現地に滞在する旅行者もいます。
そうは言っても、どうしてそんな事ができるのだろう?いくら稼いだら長期滞在できるの?と現実味がわかないと思います。
しかし、人生に1度は南国でまったり生活を味わってみたいと誰でも思ったことがあるのではないでしょうか? 私の住んでいる「ダイビングの聖地」と呼ばれるインドネシアのスラウェシ島マナドなら可能です!その驚きの安い生活費について詳しくお話します!
驚きのマナドの年間家賃とは
外国に長期滞在となると1番お金がかかるのが宿泊費。インドネシアでは1ヶ月から借りられる部屋があるので安心です!
例えば、1人か2人暮らしだと、コスと呼ばれるワンルームがあります。月ごとの契約で、1ヶ月Rp500,000〜1,000,000(約3,900円〜7,800円)から借りられます。マナドにはいくつかの大学があるため、どこを歩いていてもコスだらけです。
直接訪ねてみて内見し、住めると思ったら即日入居可能の場所がほとんどです。
コスでは台所、お風呂、トイレが共同の場所がほとんどですが、少し値段が高めのコスだと各部屋にお風呂とトイレ付き、ベットやエアコン、クローゼットまで最初から準備されているところもあります。
数ヶ月しか滞在しないという旅行者も利用できます。
家賃10万円/年間も
もっと長い期間滞在したい方には戸建てを借りるのがおすすめです。年間契約になりますが、Rp12,000,000〜Rp40,000,000(約10万円〜36万円)で見つかります!この値段が年間と聞いた時は驚愕しました!
家のクオリティーは値段に比率しますが、年間25万円以上出せば日本でいうところのかなりの豪邸です。
私は日本人の友人と2人で一軒家を借りていますが、年間Rp17,000,000(約14万円)です。友人と2人で割って払っているので1人年間約7万円、月で計算するとなんと6,000円弱です!
部屋が2つ、リビング、台所、トイレ、お風呂(日本と比べるとかなりシンプルです)がついていてこの値段。コスに住むより快適、安心、そして安いです!私たち日本人が生活するにはちょうど良い広さと綺麗さで気に入っています。
中心部を離れれば離れるほどコスや家の家賃もぐんと安くなります!田舎の方が土地も広いので、マナドと同じクオリティーの家でもマナドの家賃の半額ほどの値段で家を借りることができるでしょう!
毎日お腹いっぱい食べても大丈夫!マナドの食費
インドネシアはとにかく食費が安いんです!主食は日本と同じお米です。と言ってもタイ米のようなパサパサなものではなく、割と日本のお米に近いので食べやすいです。
外食してもRp15,000〜(約110円〜)くらいの値段で食事ができます。魚かお肉を選び、それに野菜がついたものがお米と一緒に出てきます。
ショッピングモールに行ってもだいたいRp25,000〜(約190円〜)で食事ができます。麺料理やチャーハンなど種類も豊富です。
マンゴーやシルサック、アボカドなどの新鮮なフルーツジュースもRp15,000(約110円)くらいで飲めます!
熱帯の国ですので水も必要です!インドネシア人はよく水を飲みます。ミネラルウォーターがペットボトルRp4,000(約35円)で買えますし、道を歩けばどこにでも売っているので水に困ることはありません。
また自炊するならパサールと呼ばれる市場に行きましょう。日本円で500円くらい出せば1週間は余裕で暮らせるだけの食材が買えます。
例えば、野菜はほとんどがRp10,000以下(約80円)の値段で買えます。安い時はトマトが1キロRp4,000(約35円)くらいになります。豚や鶏肉も1キロRp40,000(約360円)ととにかく安いです。
お米もリットルで野菜と同じくらいの値段で買えますので、自炊した方が生活費もかなり節約できます。昼は外で食べて夜は自分で料理したりするなどしても楽しいです!
マナドの水道代や電気代など光熱費は?
水道代は毎月約500円ほどです。電気代も約1,000円〜1,500円といったところです。大家さんが水道代を払ってくれるケースが多く、家を借りてもコスに住んでも電気代だけしか払わなくて良い場合が多いようです!
毎日暑いのでエアコンが必要になりますが、ガンガン使っても月に約2,000円ほどで高額にはなることはありません。
またガス台はインドネシアにはありません。ガスコンロで基本料理します。ガスは近所のワルンと呼ばれる小さな商店にRp25,000(約190円)くらいで売っています。
なくなったら新しいものと交換する、という仕組みです。これが意外と2、3ヶ月持つので、自炊するなら料理し放題です!
マナドでの交通手段はどうするか?ガソリン代は?
ミクロまたはアンコットと呼ばれる9人乗りくらいの青色のバスがありRp4,000(約35円)で乗れます。1回分の乗車料金なので距離や時間で価格が上がることはありません!
行き先がバスに書いてあり、大通りや住宅街のそばの道を通っているので、道沿いに立っていると彼らの方がこちらを見つけてくれて止まってくれます。降りたいところで降ろしてくれるので本当に助かります!
バイクや車は日本と同じくらいの値段なので高いです。それでもガソリン代は日本の約半額。どこにでもガソリンスタンドがあり、リットル50円〜70円ほど。
道端でもビンボトルに入れて売られているので、ガソリンがなくなりそう!と心配になってもすぐに見つけられて便利です。
ちょっと遠出したいという時には車をレンタルもできます。1日Rp250,000〜(約2,000円〜)くらいの値段です。
外国で車やバイクを運転するのが不安という場合でも、インドネシアにはGrabまたはGocarという便利なアプリがあります!アプリを使って個人タクシーかバイクタクシーを家の前まで呼ぶことができる優れもの。
あらかじめアプリで目的地を設定しておくので道に迷うこともありませんし、目的地までの値段も提示されてからタクシーを呼ぶので、外国人が騙されて高い値段を請求されることも絶対にありません!
15分ほどの距離だったらバイクタクシーでも値段はミクロとほとんど変わりません。距離によって値段も上がっていきますが、マナドで生活する上で個人タクシーを利用しても500円を超えることはまずありませんのでとっても安心できます!
安いからこそ楽しみながら好きなものを見つけられる!日用品の値段
日用品は日本と比べるとそこまで値段は変わらないように感じます。ショッピングモールで売られている服や靴などは日本と同じくらいの値段です。
ただ洗剤、シャンプー、石鹸などは日本と比べるとかなり安く、種類もたくさんあり選び放題です!
その中でも洗濯洗剤はかなり安く、容量1.8キロがRp25,000(約190円)で買えてしまいます。質や香りが良くて安いものもたくさん見つけられます。
インドネシアにいると暑いため汗をかなりかきますが、洗剤や柔軟剤の種類が豊富で値段もかなり安いので、色々試してみると楽しいです!洗濯が大好きになります!値段が安いからこそ色々試せることがたくさんあります!
マナドのインターネットの値段は?
そして毎日の生活に欠かせないのがインターネットです。日本のDocomoやSoftbankのように、インドネシアにはもっとたくさんの電話会社があり、会社によって値段も変わってくるので上手に選べば安く利用できます。
日本ではインターネット2GBだけでも3,500円程かかるのに比べて、インドネシアは断然安いです。インターネットと電話用のSIMカードを買って10GBで高くても約1,000円くらいと思えば大丈夫です。
現地の人も電話はLINEやWhatappなどのインターネットアプリを使用するので通話料金はほぼかかりません。家にWifiを引っ張ってくることもでき、Telkomselという会社で月Rp500,000(約3,900円)です。
まとめ
すべてをまとめて計算してみると、
- 家賃:6,000円
- 食費:5,000円(自炊と外食込み)
- 光熱費:1,000円
- 交通費:4,500円(私は公共の乗り物をかなり利用する方ですし、バイクも有ります)
- 日用品:1,000円
- 合計:18,000円/月
月にかかる生活費がこれだけだったら、1ヶ月くらい1人旅をしてみるのも悪くないですよね!
とくにダイビングをする人は長期滞在する方も多いので、1度ホテルから飛び出してみて現地の生活を味わってみるのも刺激があっていいかもしれません!
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