タイの中でも日本人が多い割にさほどは便利でもなく、ネットにあまり情報がアップされていない都市シラチャー。そこに住んでいる、あるいは住む予定の方々のために、便利スポットの情報をまとめました。
日常生活に必要な病院、郵便局、証明写真の撮れる写真店等々。実体験を元に利用の際の注意事項なども添えておきますので、ご参考になれば幸いです。
シラチャーについての基本情報は、こちらの記事をご参照ください。
シラチャーの日本人向け病院とその利用方法
シラチャーには日本人向けのサービスを行っている病院が2つあります。ロビンソンデパートなどの集まる中心街にあるパヤタイ病院(地図)と、郊外の海沿いにあるサミティヴェート病院(地図)です。
パヤタイ病院とサミティヴェート病院どちらがいい?
パヤタイは立地が良くて便利ですが、私はもっぱらサミティヴェートを利用しています。(上の写真もサミティヴェート病院)
その理由は、建物がきれいで清潔感があり、サービスが充実しているからです。2度入院したことがありますが、海の見える病室にトイレとシャワーが完備されていて、まるでホテルのようにきれいでした。
それに日本人の多く住む地域からは遠いですが、帰りにトゥクトゥクチケットが発行されたり、ループバスが走っていたりするので、そう不便ではありません。
また院内のコンビニや飲食店が充実しています。特にスターバックスと大戸屋(日本料理店)があるのはありがたいですね。
日本人向け窓口の利用法
日本人がタイで病院にかかる際に注意すべきことは、
- 保険適用手続き
- 日本語通訳
の2つです。そのためにはまず、日本人窓口に行ってください。そこですべての手続きが行えますし、受診する科まで案内してくれるので何の心配もありません。
日本人窓口はパヤタイにもサミティヴェートにも設置されているので、わからなければ受付の人に声をかければ事情を察して教えてくれるでしょう。
動物病院「Pet Friend Hospital」
スクンビット通り沿いにある動物病院(地図)です。急患であれば24時間診療を受け付けているのと、不完全ながらも日本語で対応してくれるのがありがたいです。
設備は充分整っていて、ペット用品もそろっています。私も老猫の腎臓病でお世話になりました。
郵便局の場所と利用方法
シラチャーの郵便局は、海沿いの公園から道を挟んで反対側。セブンイレブンの隣にあります(地図)。塀に囲まれた赤と白の1階建ての建物がそうです。
郵便物を送る場合
まず郵便物を送る場合ですが、正面の入り口から入って、発券機から番号札を取ってください。そして掲示板に番号が出たら窓口に行けばいいのですが、ここで注意点が1つ。
普通郵便はどんな封筒・箱でも受け付けてもらえますが、EMS(詳しくは郵便局のサイトへ)の場合は、郵便局で既定の箱を買わなくてはなりません。
また内容物も細かく個数・重量・金額を記入する決まりになっているので、あらかじめリストを作っておくことをおすすめします。また一部送れない品物もあるので、そちらもご注意を。
ちなみに送料は日本に比べるとはるかに安いです。
郵便物を受け取る場合
日本から荷物を送ってもらう場合もあると思いますが、その荷物の内容と重量・金額によっては、郵便局まで取りに行くことになります。
大抵はコンドミニアムのオフィス(管理人さん・守衛さん)が配達表を預かってくれているので、それを持って郵便局まで取りに行きましょう。
その場合の窓口は建物正面から見て右側の短い階段の先にあります。15時までであればそこで関税を払い荷物を受け取れますが、15時以降は支払いだけ正面窓口で行うので、結構面倒です。
※日本から食品や化粧品などを送ってもらった場合、レムチャバンの税関まで取りに行かなくてはならない上に高額の関税がかかります。よほどの場合でない限り、やめた方が無難です。
ロビンソンデパート(証明写真も)
シラチャーで最も大きな商業施設が、ロビンソンデパート(地図)です。食料品・日用品・家電など大抵のものはそろいますし、日本の百均のようなショップや各種飲食店もあり、書店には日本語の本も売られています。
また地元のタイ人向けの屋台などもあるので、休みの日に回ってみるのもいいでしょう。
さて、そんな便利なロビンソンデパートに、証明写真を撮ってくれる写真店があります。TOPSスーパーが入っている最下階の、TOPSから飲食店街に向かう左側の通路の左側にある小さなお店です。
こちらのお店、腕は普通なのですが現像に時間がかかり、30分でできると言われてその時間通りに行ってもさらに30分待たされたりするので、それだけは覚悟しておいてください。
日本人向けスーパー(イオン、ステーション、田中屋)
シラチャーは元々日本人が移り住んだことで発展した街ですが、最近はさらに日本人向けのスーパーが増えてきました。
シラチャーイオン
地図はこちら。いわゆるイオンスーパーで、日本料理によく使われる野菜や、調理しやすい精肉などが売られています。他にお好み焼き店、高級焼き肉店、日本人向けの書店なども。
アタラモール
日本人が多く住む地域に新しくできたイオン(地図)。品ぞろえはやや微妙ですが、最低限のものはそろっています。テナントのカフェが居心地いいようで盛況です。
日本食材の店「ステーション」「田中屋」
日本食材がたくさんそろったお店もあります。それがロビンソンデパート近くの「つけ麺城」(地図)の左右にある、「ステーション」と「田中屋」です。
ステーションは業務用とあって、品ぞろえは豊富ですが1パックが大きいのが難点。田中屋は月に4日ほど生食用の卵も入荷されます。
お祭りの中心となる公園
最後はシラチャー市民の憩いの場、「Surasak Montri Public Park」(スラサック・モントリ・パブリックパーク)(地図)です。
この公園はいくつも名前があって、いまだに何と呼べばいいのかわかりませんが、日本人の間では「公園」あるいは「海沿いの公園」で通じます。もしトゥクトゥクで行くなら、「スラサック・モントリ」と伝えてください。
大きなお祭りの際はこことロイ島(地図)がメイン会場となり、特に夜は移動遊園地や屋台でにぎやか(うるさい?)になります。また4月のソンクラン(水掛け祭り)でも、この公園の前の道路が最大の激戦地です。
まとめ
主に私の実体験をもとに、必要に迫られて真剣に探した施設や、前もって知っておきたかったことなどをまとめました。場所もですが利用方法も知っておけば、もしものときにより役立つと思います。
また移動にトゥクトゥクなどを利用する場合は、GoogleMapからお店の画像などを見せると伝わりやすいです。タイ人は地図を読めない人が多いので、その点にも注意が必要ですね。
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