ブルガリアと聞くと多くの人がヨーグルトを思い浮かべるでしょう。でも、私の住むブルガリアの魅力はそれだけではありません。
バルカン半島に位置し、日本からはとても遠いため観光地のイメージはないかもしれませんが、ドイツをはじめイタリアやイギリス、フランスなどから毎年多くの観光客が訪れ、その数は年間800万人を超えるほどです。
西ヨーロッパとは違い、独特ののんびりとした雰囲気が漂うブルガリア生活の魅力を5つご紹介します。
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ブルガリア生活の魅力1. 多彩な肉料理
ブルガリアはかつてオスマントルコに支配されていたため食文化もトルコ料理の影響を受けていて、ドネルケバブをはじめとする多くの肉料理を堪能できます。中東と違い、豚肉が使われています。
ぜひ味わいたい2つのメニュー
特におすすめなのが「シェケンベチョルバ」というスープです。豚や羊の胃が使われており、塩味とニンニクの風味が効いたまろやかな味わいが特徴です。日本で言う牛のもつ煮に近い味で、日本人ならやみつきになるでしょう。
もう1つおすすめなのが「ドロップサルマー」という肉料理です。羊の肝臓に、たまねぎやネギをスライスしたものと米を混ぜ合わせて煮ます。そして最後にヨーグルトをかけます。羊の臭いをヨーグルトが和らげ、とても食べやすい味に仕上がっています。
ブルガリアへ来た際には、ぜひこの2つの肉料理を味わってみてください。
ブルガリア生活の魅力2. 美しく豊かな自然
ブルガリアを含めた南ヨーロッパの地域をバルカン諸国と言いますが、この「バルカン」という言葉には「森林山脈」という意味があります。ブルガリアは山々に囲まれていて、美しい自然を満喫できます。
特に注目すべき山は、首都ソフィアにあるビトシャ山です。ブルガリア国民にとってシンボルのような山で、多くの人が訪れます。標高は2,200 メートルほど、夏はハイキング、冬はスキーを楽しむことができます。
さらに、山だけでなく東側沿岸には黒海が広がり、夏には海水浴やスキューバダイビングなどが可能です。
ブルガリア生活の魅力3. 世界に名高い華麗なバラ
実はブルガリアのバラの花は世界的に有名です。香りが強く色も鮮やかで、他の国のバラの花より大きくとても美しいです。
カザンラクという場所では毎年6月にバラ祭りが開かれ、多くの観光客が色とりどりのバラの花を観賞するためヨーロッパ中から訪れます。
ブルガリアのお土産屋には、ローズオイルというバラの花から抽出した天然の香水が販売されています。とても香りが強く、わずか1滴垂らしただけでも香りが周囲全体に広がります。
ブルガリア産のローズオイルは世界の生産量の80%以上を占めているんですよ。
ブルガリア生活の魅力4. おいしいヨーグルト
ブルガリアで忘れてはならないのは、やはりヨーグルト。
ブルガリア語ではヨーグルトのことを「キーセロムリャーコ」と言い、どのスーパーマーケットに行っても必ずヨーグルトのコーナーがあります。
いろいろ試したい豊富なバリエーション
ブルガリアには30種類以上のヨーグルトのメーカーがあり、それぞれ酸味や甘みなどが違うので、好みに合わせて色々なヨーグルトを楽しむことができます。
ヨーグルトの他にも、ヨーグルトと塩と水を混ぜ合わせた「アイリャン」という飲み物がたくさんのお店で売られていて、特に夏場にはこれを飲んで疲労回復を図るブルガリア人がたくさんいます。
また、田舎の方に行くと見つかるのが天然の家庭用ヨーグルト。スーパーで売られているものよりやや濃いめのヨーグルトの味を楽しめます。
ブルガリア生活の魅力5. 穏やかなブルガリア人
最後にお伝えしておきたいのは、ブルガリアに住むと非常に優しく穏やかで世話好きなブルガリア人との交流を楽しめる点です。
ブルガリア人は、たとえどんなに難しい物事や状況だったとしても、困っていればすぐに助けてくれる心優しい人たちです。
ブルガリアへ行ってすぐに多くの人々に出会うのは難しいかもしれませんが、こちらが日本人だと分かればすぐに仲良くしてくれます。ブルガリア人の日本に対する感情はおおむね良く、特に差別されることもありません。
また、 ブルガリアは南スラブに属していて、ブルガリア人の顔は目鼻立ちがはっきりしています。街を散歩すると、たくさんのブルガリア美人を目にすることになるでしょう。
まとめ~とにかく一度訪れてみよう
日本にはないたくさんの魅力にあふれたブルガリア。
残念ながら2018年6月現在、日本からの直行便はないため、経由便を利用するしかありません。ターキッシュエアラインでのトルコ経由やルフトハンザ航空でのドイツ経由だと、比較的短時間のフライトで済みます。
ブルガリアまで来れば、北にはルーマニア、南にはトルコやギリシャなどもあり、数カ国を周遊することも可能です。ぜひ一度、旅行先として検討してみください。
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