日本からブルガリアへのおすすめのアクセス方法を紹介

飛行機 ブルガリア生活・移住

 

ヨーグルトとバラの花が有名なブルガリア。仕事や留学のために移住を決意したものの、ヨーロッパの中でも比較的小さな国のため、日本からの直行便の飛行機もなく、どのようなルートでブルガリアへ入ればよいのか悩んでしまう人もいるようです。

今回の記事では、日本からブルガリアへ行く場合のおすすめルートを、行き先別にご紹介するとともに、合わせて入国の際の注意点についてもお話いたします。(ブルガリアの通貨単位はレヴァです。1レヴァ=62円で計算しています)。

ブルガリア西部へのアクセス方法

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首都のソフィアがあるブルガリアの西部には、国内で一番大きい空港、バスターミナルや鉄道駅があるため、比較的簡単にアクセスできます。

ソフィア空港には2つのターミナルがあり、西はフランスのパリやイタリアのローマから、東はロシアのモスクワやポーランドのワルシャワから、南はトルコのイスタンブールやカタールのドーハなどからの航空便があります。

これらの発着便の中でも一番のおすすめは、フランスのパリを経由するエールフランス航空です。エールフランス航空は羽田国際空港、成田国際空港、関西国際空港のそれぞれに就航しており、特に羽田空港発の便は早朝にパリに到着するため、比較的アクセスが楽です。

ヨーロッパの各都市を巡ってから入国する場合は、セルビアのベオグラードからの寝台特急や、ドイツのミュンヘンからの国際線バスも利用できます。

ブルガリア北東部へのアクセス方法

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ブルガリア第3の都市ヴァルナがあるブルガリア北東部へのアクセス方法としては、空路と陸路と海路の3つの選択肢があります。このうち、最も一般的なのが空路でのアクセスです。

ヴァルナにはヴァルナ国際空港があり、ロシアのモスクワやオーストリアのウィーンからの直行便があるため、ソフィアなどの他の都市を経由せずに、直接入国することも可能です。

さらに首都のソフィアからもブルガリア航空の定期便があるため、一度ソフィアに入国した後に、国内線の乗り継ぎができます。

陸路の場合は、チェコのプラハやルーマニアのブカレストからの国際線バスを利用して入国することが可能です。日本からのアクセスの場合は、飛行機で一度東ヨーロッパの国々に入国してからの移動となり、やや不便ですが、ヨーロッパの各都市を巡ってから入国したい人には便利です。

海路についてはロシアのクラスノダールやウクライナのオデッサから船が出ていますが、日本からのアクセスが不便な上に料金も高いため、おすすめできません。

ブルガリア南部へのアクセス方法

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ブルガリアの第2の都市プロブディフのある南部へのアクセスは、バスと鉄道に限られます。プロブディフには国際空港がないため、飛行機での直接の入国はできません。一番便利なのは、一度ソフィアで入国してからバスか鉄道で向かう方法です。

ソフィアからプロブディフまでは鉄道で2〜3時間ほどで行けるため、それほど時間もかかりません。スーツケースなどの大きな荷物を抱えている場合は、鉄道を利用するのがおすすめです。バスについても、複数のバス会社による定期便が運行しているため便利です。

ソフィア以外からの方法として、トルコのイスタンブールから鉄道で入国する方法もあります。料金は100レヴァ(約6,200円)程度で、時間も8〜9時間でプロブディフに到着します。一度トルコに入国するトルコ航空を利用する人にはおすすめです。

ブルガリア南東部へのアクセス方法

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観光都市のネセバルやブルガスのあるブルガリア南東部へのアクセス方法は、飛行機と国際線バスの両方があります。どの地域から入国するかによっておすすめは異なります。

ヨーロッパからの入国を計画する場合は、飛行機がおすすめです。ロシアのモスクワ、イギリスのマンチェスター、フィンランドのヘルシンキからの便が運航しています。

中東からの入国を計画する場合は、国際線バスがおすすめです。トルコのイスタンブールからは毎日2便のバスが運行しています。所要時間は6時間ほどで、料金も70レヴァ(約4,200円)ほどと格安です。

さらに、ソフィアを経由して入国する場合は、1日3〜4便の運行があるためとても便利です。

ブルガリアへ入国する際の注意点

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ブルガリアへ入国する場合は、90日以内の短期滞在についてはビザは不要ですが、90日を超える長期滞在についてはビザが必要です。オーバーステイをすると拘束されたり、国外退去処分になったりすることもあります。長期滞在や移住を考えている場合は、必ずビザを取得しましょう。

ブルガリアへ入国した場合は、必ず3日以内に警察署で滞在登録の手続きを行わなければなりません。

入国後にホテルを利用する場合は、ホテルが本人の代わりに滞在登録を行っていますので問題はありませんが、友人の家に宿泊をする場合や契約したアパートに住む場合には、自分で滞在登録の手続きを行わなければなりません。

登録の際には、パスポートと航空券、または航空券の写しなどが必要です。

まとめ

ブルガリア

日本からブルガリアへのおもなアクセス方法は飛行機です。パリやローマやモスクワなどのヨーロッパの大都市からは、ソフィアやヴァルナ行きの直行便があるため、まずはヨーロッパの別の都市を経由地として、乗り継ぎをしてから入国しましょう。

ブルガリア南部や南東部への移住をお考えの方は、イスタンブールからの国際線バスや鉄道もおすすめです。これらは毎日運行している上に、日本ではできない陸路での入国も体験でき、料金も安いというメリットがあります。

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