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ボリビア・サンタクルスの古着市場、クマビに潜入ルポ!

クマビマーケット

ボリビア・サンタクルスにはCumavi(クマビ)と呼ばれる古着市場があります。たくさんの人でごった返し、服は乱雑に山積み状態ですが、掘り出し物があってとっても楽しい市場なので私も何度も通っています。

この記事では、そんなサンタクルスの古着市場クマビに潜入し、アクセス方法やお得な買い物のコツなどもご紹介したいと思います。

目次

古着市場クマビの基本情報

古着市場クマビ

クマビ(もしくはフェリア・クマビとも呼ばれます。)は、サンタクルスで毎週木曜日だけ開催される古着の定期市場です。

アメリカで不要になった古着を大量に安く仕入れたものが販売されているので、アメリカンなビッグサイズの服も多いです。古着と言っても、値札が付いたままの洋服もよく売られています。

古着市場クマビ

きちんとハンガーにかけられて洋服が展示されているエリアは価格設定が少し高めで、台の上に洋服がごちゃごちゃに山積みになっているエリアは安くなっています。

基本的に定価はなく、お店の人の言い値になりますが、日本やアメリカなどでは有名なブランドの服も、ボリビアではあまり知られていないことが多く、びっくりするほど安い値段で売っていたりします。

過去にはPradaのスカートが10BOB(約160円)で売っていたり、Tommy Hilfigerのシャツが15BOB(約240円)で売っていたりしました。

日本の古着屋さんだと、クリーニングして状態をしっかりチェックしたうえで店頭に並べるのが一般的ですが、こちらはそうではありません。なので、ボタンがなかったり、シミがついていたり、破れていたりしてもそのまま売っています。

購入する際にしっかりと状態をチェックしてから購入しましょう。汚れていても、洗濯して落ちそうな汚れなら「少し汚れてるから安くして!」と値段交渉の材料にすることもできます。

サンタクルスの強い日差しの中たくさん歩くことになるので、こまめに水分補給をすることと、とにかくたくさんの人が集まるので、スリなどには十分に注意しましょう。

古着市場クマビへのアクセス方法

バス

この古着市場が開催されるのは、サンタクルスの中心部から見て街の東側、Villa primero de mayo(ビジャ・プリメーロ・デ・マヨ)という地区のCumavi通りと、そのCumavi通りにT字に交差するGeneral Campero(ヘネラル・カンペーロ)通りです。

タクシーで行く場合は、「Cumaviまでお願いします。」と言えば、どの運転手さんも場所を知っているので、詳しい説明は不要です。街の中心部からだと15分くらいで、料金は20BOB(約320円)くらいが相場だと思います。

サンタクルス市内を走っているバスで行く場合は、Cumavi周辺を通るバスがたくさんあります。出発地によって乗るバスの番号が変わるのですが、街の中心地からだと19番のバスに乗ると乗り換えなしで30分弱くらいで到着します。

サンタクルスに住んでいる人ならCumaviのことを知らない人はいないので、通りすがりの人に質問すれば、どのバスに乗ったらいいかすぐに教えてくれますし、Cumavi周辺を通るバスならフロントガラスにも大きく「Cumavi」と書いてあります。

古着市場クマビでこんなものをゲット!

服

今まで何度もCumaviで買い物しましたが、その一部をご紹介します。

まずはフォーマルな黒いワンピース。ウェスト部分にベルトを通す紐がついていますが、ベルトは付属していませんでした。かなり細身のワンピースで、ふくよかな人が多いボリビアではあまり需要がないサイズなので、激安の5BOB(約80円)でした。

また、ボーダーのポロシャツはPOLOのもので、こちらは10BOB(約160円)でした。日本では誰もが知ってるブランドですが、ボリビアでは知っている人が少ないので、驚くほど安いです。

服

さらに、男性用のワイシャツも購入しました。使用感はなくほぼ新品同様で、ピンクのほうが5BOB(約80円)、ブルーのほうが15BOB(約240円)でした。どちらもCalvin Kleinのものです。

正確な元値はわからないのですが、新品でこのブランドのシャツを買うと2万円前後くらいはするので、約99%オフという感じです。

古着市場クマビには洋服以外にもいろいろあります!

靴

基本的には、アメリカから輸入した古着が販売されている市場なのですが、それ以外のものも色々あります。

たとえば、メイン通りのGeneral Campero通りから小さな路地に入ると、そこでは靴ばかりが売られています。特に靴は掘り出し物が多く、日本では数万円もするような有名メーカーの登山靴や革靴も1,000円以下で買えたりします。

いちご

串焼き

また、古着には関係ありませんが南米発祥のスーパーフード、キヌアやチアシードなどを売っているおばさんや、フルーツやお肉の串焼きを売っているおばさん、さらには犬やニワトリなどの動物を売っている人までいます。

古着市場クマビで安く買うコツ

古着市場クマビ

最後に、Cumaviによく行く私が実践している、より安く服を購入するコツをご紹介します。

おすすめの時間帯

まず行く時間帯ですが、おすすめは朝早めの7時~9時頃か、夕方の4時以降です。

朝は、お店の人が入荷した服を荷ほどきしながらチェックして、高く売れそうなものと安い値段でしか売れなさそうなものを分けるのですが、そのチェックがまだ終わらないうちに買い物をすると、状態のいいものを安い値段で買えることが多いです。

また、夕方はお店の人もさっさと売り切って家に帰りたいので、大幅に値段を下げ始めます。この時間帯は売れ残りばかりですが、かなりの破格で買い物をすることができます。

ボリビア人に代わりに聞いてもらう

また、外国人が「これいくら?」と聞くと高い値段を言われることが多いので、ボリビア人の友人と一緒にいる時は、友人に「あの青いスカートの値段聞いてみて!」とお願いしたりして、私自身はお店の人と話さないようにしています。

「この台の上の服はどれでも10BOB(約160円)だよ~!」と盛大に叫んでいるお店の人もいるので、そういうところなら外国人だからと高い値段を言われることもなく安心して買い物をすることができます。

値段

↑子供服が2枚で5BOB(約80円)という驚きの安さ!

30BOB(約480円)を超えるものは、Cumaviでは高い買い物という感じですが、値段交渉に応じてくれるお店の人もけっこういるので、「3枚買うから値引きして!」とか、「ここちょっとほつれてるから、安くなる?」とかお店の人と会話しながら買い物をするのも楽しいです。

まとめ

全部歩くと全長約2㎞もあるサンタクルスの古着市場Cumaviは、たくさん歩きまわって正直クタクタになりますが、毎回掘り出し物があるので楽しくて何度も行ってしまいます。

歩きやすい靴で、スリと熱中症に気をつけながら、ぜひCumaviでのお買い物を楽しんでくださいね。※1BOB=約16円(2018年現在)

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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