日本でも初めての土地に来たり、また文化が違う国に赴いたとき、違和感を感じることはありませんか?
筆者がニュージーランド移住7年にして感じてきた、現地ニュージーランドでのよくある出来事や、体験したことなどをご紹介していけたらと思います。
海水浴をするには忍耐が必要??
ニュージーランドに来て間もない初めての夏の出来事。こちらの夏は約30度くらいになります。
日本ほど暑くはなりませんが、十分ティーシャツに短パンで過ごせる暑さです。日本から遊びに来ていた友人とビーチで泳ごう!と意気込んで、とても綺麗なビーチにやってきました。
綺麗なビーチにのりのりで飛び込んだ…ん?寒い、冷たい、歯がカタカタ震えるレベルです。
ニュージーランドはとてつもなく海水が冷たいのです。
まわりを見ればアジア人は一人も海水浴はしていません(ヨーロッパ系の人は体温が高いので泳いでいた)。ビキニでガクガク震える私たち、本当に冷たいので、ご注意下さいね!
全て(棚、シンクなど)の高さが高い
こちらの部屋の作りは現地民の身長に合わせてあるため、シンク、棚などがけっこう高め(値段ではなく高さです)に設計されています。
物によってはテーブルや階段なども少し違うかもしれません。
なので初めて使った時は結構な違和感がありました。
そして、いちばんこの高さを実感したのは、日本に帰った時のことです。実家のシンクの低さに驚き、はたまた腰を痛める始末。意外なところにも、違いがころがっているのですね。
人口よりも羊が多い?!
公園に当たり前のようにいる羊たち。ニュージーランドでは人口よりも羊のほうが多いと言われています。
動物園に行かなくても、羊をみることができます。
都市部から少し離れれば、高速道路の横にも羊、公園にも羊、もちろんスーパーマーケットにも毎日ラム肉がならびます。子供を連れて、ちょっと公園にお出かけ、そんな時も喜ぶこと間違いなしです。
裸足で普通に生活するキィウィ
いまでは当たり前に受け入れられる光景ですが、初めて見たときは驚きました。
ホームステイ先の家族が、コンビニへ行くのに裸足で歩いていました。それがこの家族の習慣なんだな、と思っていた矢先、コンビニに居た別のご老人も裸足ではありませんか!
その後、よく見ると街中やショッピングモールでも見かけるようになりました。
聞くところによると、キィウィは昔から裸足が好きな様です。確かに足の作りも少し違うような。足の裏や足首がしっかりしている感じ、納得でした。
今では筆者の子供も裸足好きです。
缶切り
日本でよく見かけるのはこのタイプの缶切りでしょうか?筆者が日本にいたころはこれが普通の缶切りでした。
缶の縁に刃を刺してギコギコ開けるのです。
そして、ニュージーランドではこちら(画像2)みんなこのタイプを使っているんですね。
未だに時々使い方に困る時があるのですが、二つの鋭いローラーで缶の縁を挟み込んで上のレバーを回して開けていきます。
やってみれば凄く綺麗に缶が開けられて、飛び散ることもありません。
一家に一台の必需品です。日本にもいまはあるのかな?
ラグビーには目がない
ニュージーランドの国技といえば、ラグビー。そして国民から熱狂的な支持をえているオールブラックス。
彼らの試合がある日は、スポーツバーが大忙しです。
会社でもなんだか皆そわそわ……。筆者の友人はシャツの下にユニフォームを着て、きっちり定時にあがります。
そして2015年のワールドラグビーの優勝が決まった翌日は朝からバーは混乱状態に。
そして、保育園ではオールブラックスの優勝を祝して子供たちがユニフォームを着てご近所を行進です。
さすがに日本では見ない光景だと思います。熱い…熱すぎる!
G階、1階、2階
こちらのエレベーターに乗る際は注意が必要です。
表記はG階、1階、2階となります。ニュージーランドではG階が1階になるのです。そして1階が2階、2階が3階です。そう、すごく紛らわしいのです。
G階の意味はGrand floor(直訳すると地面の階)です。意味は分からなくも無いですが、初めて使った時は戸惑いました。
みなさんもエレベーターを利用する際は、お気を付けくださいね。
朝も昼もスナックも夜もパイでOK?!
ニュージーランドの国民食といえばパイ!パイのコンペティションがあるくらい、こちらではポピュラーな食べ物なんです。
カフェにもパイ、コンビニにもパイ、学食にもパイ、スーパーにもパイです。ランチタイムやスナックタイムにもパイをかじりながら歩いているサラリーマンをよく見かけます。
時間が無いなかでも手軽に食べれるパイは重宝します。ニュージーランドらしく、羊のラム肉を使ったパイや牛ひき肉のパイが好まれて食べられているようです。
もちろん、保育園のランチにも出てきます。サクサクで美味しいですよ。
まとめ
初めて渡航して「あれ?」と気づくものから、長年かけて「そういわれてみれば!」と気づくものまで様々ですね。
ニュージーランドは羊が多いと聞いていたものの、まさかこんなに普通に道端にいるものとは思いもしませんでした。まだまだ沢山のニュージーランド独特の文化や気づきがあります。
皆さんも渡航の際には、見つけてみてはいかがでしょうか?
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