マカオでツアーガイドとして仕事と子育てを両立する1日のタイムスケジュール

マカオの建物 マカオでの働き方

私はマカオ人と結婚して6年、夫と1人の子供と生活しながら仕事をしています。マカオで生活して10年です。

婚姻によりマカオのIDを持っているため、フリーランスのツアーガイドとして働いています。現在は現地の旅行会社1社をメインに、時短で仕事をしています。土日休み、午後4時頃までに終わる仕事など、かなり融通をきかせてもらっています。

今回はマカオでツアーガイドとして、仕事と子育てを両立する1日のタイムスケジュールについて紹介します。

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マカオの朝は早起きしてパン作り

マカオ

4:00AMに起床

朝は4時に起き、手作りパンを焼きます。 夜が早いので、前日の内に出来なかった洗濯などは朝に回しています。朝の家事が一通り終わったら、お化粧をします。

パンが焼けたら、朝食の準備です。朝は自分と子どもの分だけ用意します。夫はまだ起きてきません。

7:00AMに子どもを起こす

トイレを済ませたら、手と顔を洗って朝食を食べさせます。食事を終えたら、歯みがきをして幼稚園の制服に着替えさせます。

通っている園では、各家庭でおやつを用意して持参します。おやつはパンや果物など何でも構いません。昼食は幼稚園で給食があるため、空のお弁当箱を用意します。さらに水筒を学校指定のカバンに準備します。

幼稚園へ送ってから仕事に出勤

マカオ

8:30AMに幼稚園へ

自宅から幼稚園まで、歩いて5分程度です。子どもと歩くと10分ほどかかります。幼稚園にはスクールバスもあり、家が遠い場合にはバスで通園することも可能です。

マカオは小さな地域ですが、キリスト教系を中心に学校がたくさんあります。自宅から歩ける範囲だけでも、他に幼稚園や小学校、中学校、高校があります。

9:00AMは園庭で体操見学

天気が良ければ、子どもたちが園庭で体操をするのを10分ほど見てから出勤します。多くの保護者が同じように見学しています。

マカオの幼稚園は3年制です。朝の体操は年少さんから年長さんまで全員そろって行います。携帯で写真や動画を撮るのも自由です。同じクラスの保護者が、毎朝写真や動画をSNSのグループでシェアしてくれます。

9:10AMに仕事場へ向かう

出勤するときはバスを使って移動します。住んでいるエリアから場所によって15〜50分かかります。フェリーターミナルまで15~20分、橋を渡った離島コタイ地区のホテルまで40〜50分ほどが目安です。

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仕事時間はツアーによってまちまち

マカオタワー

仕事の種類

ツアーの集合場所と出発時間は、ツアーによって異なります。わたしの場合は3種類の仕事を主に請け負っています。

  • 9:20AM コタイ地区ホテル発1日観光
  • 9:30AM~11:30AM フェリーターミナル到着の日帰り観光
  • 9:30AM発コタイ地区ホテルから港へ

コタイ地区から出発する場合は移動に時間がかかるので、子どもを送ったらすぐに仕事に向かいます。

10:00AM前には観光へ出発

9:30AM到着予定のフェリーの場合、10:00AM過ぎにはお客様が揃います。名前と人数を確認して、トイレを済ませてもらいます。あいさつと簡単な注意点をお話ししてバスに向かい、観光出発です。

ツアー人数は2人など少ない場合もありますし、繁忙期には40人程度の団体を案内することもあります。30人を超える場合はバスの乗降にも時間がかかるので、シビアな行程管理が求められます。

12:00PM頃にランチ

午前中に世界遺産見学を終え、市内ホテルでランチです。ランチはバイキング形式で、ガイドも同じレストランで食事をとります

ランチタイムはおよそ1時間です。集合時間と集合場所を案内したら、その間は自由に過ごしてもらいます。支払いのサインをしたら、待ち合わせ場所でスタンバイします。お客様が全員そろったら、午後の行程へ出発です。

1日の仕事が終わる

終了時間はツアーによって多少変わります。4時の船に乗って香港に戻る場合は、3時半頃には港に着くよう行動します。港へ向かうバスの車内で、乗船の手続きや出入国カード、下船後の流れについて簡単に説明しておきます。

出発口までご案内して、質問がなければ解散です。お客様から「楽しかったよ」「ありがとう」と声を掛けてもらうと、1日の疲れも吹き飛ぶような達成感と満足感があります。

子供のお迎えと帰宅

マカオの街並み

4:30PMに幼稚園を降園

4:30PMに一斉に降園するので、それより前に幼稚園に着くよう迎えに行きます。夫が仕事の合間を縫って来ることもあります。

通常の降園時間は3:45PMです。追加料金で45分間の延長保育を頼めるので、仕事のことを考えてお願いしています。

お迎えに来るのは子どもたちの両親の他、祖父母やメイドさんも多いです。放課後も園庭を開放しているので、しばらく遊ばせてから帰宅します。

5:30PMに帰宅

帰宅したらメイクを落として、子どもと一緒にお風呂に入ります。マカオでは約半数の家にバスタブがありません。今の家にもバスタブがないため、深いビニールプールのような簡易的なバスタブを使っています。お風呂の後に洗濯することもあります。

子どもを遊ばせている間に、夕食の支度をします。7:00PM頃、子どもと2人で夕食をとります。子どもがだいたい食べ終わったら片付けをして、歯磨きをさせます。食べ終わる頃に夫が帰宅します。

マカオでの就寝は早め

マカオの街並み

8:30PMには就寝

朝が早いため、ベッドに入ったら子どもと一緒に寝てしまうことが多いです。寝落ちしても問題ないよう、朝は早起きして仕事の準備や洗濯などをします。夫が協力的なので、夜残った家事をお願いすることも時々あります。

家族との時間を作る

幼稚園の送迎があるため、働ける時間帯が決まっています。条件に合う仕事があるときだけ声をかけてもらいますが、観光客が多く忙しいときには週5日勤務することもあります。

あまり忙しくないときや子どもの長期休暇の場合は、1〜2週間仕事をしない場合もあります

翌日仕事がない日は、11:00PM頃起きて夫と映画を見ることもあります。夫婦の時間も大切にしたいので、時々は起こしてくれるよう夫に頼みます。

まとめ

マカオは共働きの家庭がとても多いです。ツアーガイドの仕事は、オフィスワークよりも短い時間で終わるものもあります。子どもがいても働きやすい仕事です。

子どもの通園の都合に合わせて、土日休みなど、母としてもゆとりのある働き方をすることができます。

ワークライフバランスの取れた、気楽な働き方ができるのがマカオの良さです。独身の場合や労働ビザで働く場合には、よく働きよく遊ぶ生活スタイルも可能です。

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