香港に転職して感じた、香港で働くことで得られるアドバンテージとは

香港の夜景 香港での働き方

海外で働くことに興味はあるけれど、実際に行動に移せないという方は多いのではないでしょうか。

理由は大小さまざまだと思いますが、大きな理由の一つに「海外で働くことによって今後に役立つスキルやアドバンテージを得られるのか?」という不安があると思います。

そんな不安を少しでも和らげられるよう、香港へ転職した経験のある私(20代女性)から、香港で働くことによって得られるアドバンテージをご紹介します。

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香港へ転職することになったいきさつ

風景

実を言うと私も、冒頭で述べた「海外で働くことに興味はあるけれど、実際に行動に移せない」一人でした。

学生時代にバックパッカーで多くの国を旅行した経験から海外移住に漠然とした憧れを持っていたものの、実際に行動に移すにあたってはどうしていいのか分からず、普通に日本で就職し、時間が流れていきました。

思わぬきっかけで香港へ移住

ところがある日、家族が香港へ転勤するという転機が訪れます。離れて暮らすことも選択肢にあったのですが、「このきっかけを逃すと一生後悔する!」と思い、一緒に移住することを決意。

香港で就職活動に取り組み、空港職員の職を得て、2012年から2017年まで5年間働きました。棚からぼたもちのようなチャンスでしたが、世界でも有数の国際都市である香港で働いたことで、さまざまなものを得ることができました。

香港で働くことで国際感覚を養える

香港の公園

国際的な感覚で物事を判断できることは、グローバル社会で生きる上で大切な能力だと思います。

国際都市・香港には、自由貿易と低い税率のため進出してくる企業が多く、世界各国から多様な人種が集まります。国際色豊かな人材と働くことによって多様な価値観を知ることができ、いわゆる国際感覚を養うことができます

異なる価値観を知ることは意外に一筋縄ではいかず、衝突することもありますが、そうした経験は日本国内で働いているだけでは得ることが難しいと思います。

香港で働いた後に別の国へ転職する場合にも、外国人労働者が増加している日本に戻る場合にも、国際感覚を身につけることはキャリアアップの武器になると言えるでしょう。

香港で働くことで英語力・中国語力を鍛えられる

教室

今や世界ではバイリンガルではなくマルチリンガルの方が多く、語学は必要なスキルだと言われています。

香港は、英語力と中国語力を鍛えるにはうってつけの場所です。なぜなら、香港の公用語は英語と中国語で、香港で教育を受けて育った人は両方の言語を話せる人がほとんどだからです。

香港で働いていると仕事を通じてどちらかの言語を使う機会が多いため、生きた英語と中国語を実践的に学ぶことができます。また、英語や中国語が第二言語の人のための語学スクールが多く存在するので、レベルに合わせて学ぶことも可能です。

香港で働くことでエネルギーをもらえる

香港の街角

人も街もエネルギッシュであることが香港の大きな魅力です。

香港人に限ったことではないのですが、仕事を熱心にこなし、家族の時間も大切にしながらプライベートを全力で楽しみ、さらには時間を作って勉強するというタイプが多いのです。そういった人々に囲まれていると、自然と活力が湧いてきます。

また、街が活気にあふれているので極端な話、休日に街を歩いているだけでも元気をチャージできます。

香港から他の国へすぐに行ける

飛行機

アジアのハブと呼ばれる香港。香港国際空港からは世界150以上の都市に直行便が出ており、LCCも多く就航しています。アジア圏であればフライト時間も短いため、大型連休を待たずとも週末に気軽に行くことができます。

また、市内から空港までのアクセスの良さは世界トップと言われています。

香港を拠点にして、いろいろな国へ見聞を広げに行けることも利点の一つです。

まとめ~勇気を出せば得られるものがたくさんある

私の場合はきっかけがあって海外転職しましたが、香港で働いてみて、もっと早くに行けるように準備や努力をすればよかったのかもしれない……と少し後悔しました。

当然、香港での生活がいいことだらけというわけではありませんでしたが、ネガティブな面をはるかに上回る良い経験ができた上に、今後に活かせるスキルやアドバンテージを得ることができました。

海外へ出て働くことは勇気のいる決断だと思いますが、一歩踏み出すことで新しく得るものがたくさんあると思いますよ。

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