台湾は、沖縄のさらに南に位置する小さな島国です。そこで話される中国語は、今や世界で最も多く話される言語のひとつとなっていますよね。日本でも、第二外国語として中国語を学ばれる方は多いのではないでしょうか。
私も大学入学後に中国語を学び始め、もっと生きた中国語を使えるようになりたい!と思い、三年の夏に台湾にやってきました。中国語留学をする場合、台湾のほかにも大陸中国や、香港、シンガポールなどでも学ぶことができます。
では、なぜ私は台湾を選んだのか、今回はその5つの理由をご紹介します。
台湾では美味しい物をお手頃価格で楽しめる
海外に長く住むとなると、食の合う合わないはかなり重要ですよね。台湾では外食文化が発達していることもあり、基本的には学生寮に個人のキッチンはありません。
そのかわり、町中に安くておいしいごはん屋さんがたくさんあります。日本人観光客にも人気の、小籠包や、滷肉飯、牛肉麵などを、日本で食べるよりもお手頃価格で楽しむことができます。
台湾料理のほかにも、東南アジア料理のお店がたくさんあり、また夜市に行けば、毎日お祭り気分で食事を楽しむことができます。
都市の魅力と豊かな自然の魅力がぎゅっと凝縮されている国
台湾は、九州の面積とほぼ同じくらいの小さな国です。そのため、台北101に代表される近代的な中心部から、ほんの少し地下鉄で移動するだけで緑あふれる山や森、美しい海があり、都会から離れてのんびりと癒されることができます。
授業の合間は都会的なおしゃれなカフェで休憩、週末は大自然の中でリフレッシュと、気分に合わせて選択できるんです。
せっかく留学するなら、東京とは違う自然のたくさんある場所がいい、でも都会の便利な環境も捨てられない、という私にはぴったりの場所でした。
台湾人はきれい好き
海外の町並みは好きだけど、衛生環境が心配、という方は多いんじゃないでしょうか?世界各国に留学に行った先輩方にお話を聞くと、衛生環境や衛生面への意識、文化の違いから、かなりつらい思いをされる方もいらっしゃるようですね。
私も潔癖というわけではないのですが、生まれてから20年間ずっと日本で育ち、日本の環境しか知らずに育ったので、留学前は台湾の衛生面についていろいろと調べました。
結論から言って、台湾の衛生面に関して大きな問題はありません。学生寮の一人部屋にはバスタブがなかったり、古い建物だとトイレットペーパーの流せないトイレだったりすることはありますが、私にとってはどれも許容範囲内でした。
町のいたるところにゴミ箱があり、掃除のおじさんが良くゴミ拾いをしてくれているので、町のきれいさで行ったら日本以上かもしれませんよ。
あたたかい人々
みなさんのイメージする台湾人ってどんな感じでしょうか?
私は以前あるボランティアに参加し、訪日した台湾の学生を実家に招き、日本の家庭を体験してもらったことがあったんです。その時できた台湾のお友達が皆さんフレンドリーで、おおらかで、いい人達ばかりで、こんな人たちと一緒に生活したら、すごく楽しいんだろうなぁと思いました。
この活動自体はたった2日間の出来事でしたが、その後もこまめに連絡をくれたり、私の中国語の勉強相手になってくれたりと、とても親切にしてくれて感動しました。
台湾に来てから出会った友達も、家に遊びに行くと家族のようにもてなしてくれたり、言葉が通じないときには身振り手振りでコミュニケーションを取ろうとしてくれて、非常に友好的です。
よく私の親世代の方達が「台湾には昭和の平和で温かみのある雰囲気が残っている」と言われるのが、なんとなくわかる気がします。
日本大好き!な人が多い
台湾は、世界有数の親日国家です。テレビで日本のアニメやドラマが放送され、本屋さんに行けば、英語の参考書と同じくらい日本語の参考書が並んでいます。
そのため、日本に親近感を持ってくれている人が多く、交流会などでも日本人というだけで興味をもってもらえたりします。日本人の私にとっては当たり前のことでも、台湾の友達にとっては新鮮でかっこいい、またはちょっとおかしいということが色々あるのです。
たとえば、女の子だと、メイクの方法や使っている化粧品のことを興味津々に聞かれたり、最近はどんなファッションが流行ってるのかと質問攻めにされることも結構ありますよ。
台湾人の友達から見た日本を知ることで、今まで気づかなかった日本の良さや問題も見えてきて、とても面白いです。
まとめ
台湾は、日本人にとってかなり住みやすい国です。美味しいものがたくさんあり、観光スポットもたくさんある台湾は、旅行先としてもおすすめですが、少し長く(長期滞在など)住んでみるともっともっと台湾の良さが見えてきますよ!
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