充実した留学生活を送るには、出発前の準備が重要になってきます。出発直前になってビザが下りない!留学先での生活費用が足りない!などとあれもこれも問題が出てこないように、準備をするのは早ければ早いほど安心です。
今回は、私自身の経験も踏まえ台湾留学に必要な基本的な準備をご紹介します。
留学の目的と、留学開始時期をはっきりさせる
まず何と言っても、心の準備が一番大切です!どうして留学したいのか、目的をはっきりさせることが留学準備の第一段階です。そしていつから留学を開始するのか、具体的に留学開始時期を決めることも重要です。
出発日、つまり準備期間のゴールを設定することで、それまでにどんな準備が必要で、今の時点で自分はどんなことをしなければならないのかが自然と分かってきます。
留学先の決定
留学方法の選択留学の目的が決まったら、留学先と受け入れてくれる学校を探します。学べること、学校の雰囲気、留学生の割合、生活環境、物価などなど、自分の気になる情報を、ネットや知人、学校の先輩などを通して調べてみましょう。
同じ台湾であっても、台北と台南に留学するのでは、気候や物価などが異なります。できるだけ多くの人の意見を聞き、自分に合った場所を慎重に選択することで、満足のいく楽しい留学につながるのではないでしょうか。
また、留学方法も一つではありません。台湾に留学に行くと決めてから、私には2つの選択がありました。
語学学校に通う
語学学校は、その名のとおり言語を学ぶための学校です。授業開始前のテストでレベルごとにクラス分けを行い、比較的少人数で授業を受けられます。
授業時間は毎日約3時間で、朝、昼、夜のうち好きな時間帯を選んで受講することができます。
交換留学生として現地の学生と一緒に授業受ける
大学の交換留学を利用する場合は、現地の学生と一緒に授業を受けることができます。こちらでも朝と夜に留学生向けの中国の授業が開講されており、レベルに合った内容を受講できます。
また、交換留学の良いところは、日本の大学と留学先の大学が、ダブルで面倒を見てくれるということです。留学前に不安なことがあれば、留学生課を通して先輩の留学体験談を聞いたり、現在留学中の先輩にメールで質問することができます。
台北は家賃が少々高めですが、交換留学生であれば比較的安く、学校にも近い学生寮に優先的に入れます。それぞれ特徴を考慮し、より自分の理想にあった形で留学できるといいですね!
ビザ取得
台湾に留学する際、交換留学は必須、語学学校も多くの場合がビザの提出を求められます。半年以上の留学をする人の多くは「長期居留ビザ」を取得します。
ビザを取得するためには、台北駐日経済文化代表所へパスポートや健康診断結果等の必要書類をもっていき、何も問題なければ翌日に発行してもらえます。
留学のタイプによって必要なビザの種類も変わってくるので、心配な方は先に一度台北駐日経済文化代表所へ行ってビザ申請に必要なものを聞いてみたほうが安心ですね。
台湾滞在費の準備
留学先でも、生活するためにはお金がかかります。台湾の物価は日本より少し安めですが、寮の家賃や食費、教材費、交通費等を合わせると、最低でも月に8万円くらいは必要になってくるでしょう。
中国語圏への一年間の留学だと、だいたい約100万円〜200万円ぐらいが一般的なようです。
留学費用は奨学金がおすすめ
バイトをして留学までに計画的に貯金をするのも一つの方法ですが、私は奨学金を利用することをおすすめします。日本には、国内の大学生が対象の留学を支援する奨学金制度がいくつかあります。
日本学生機構の海外留学支援制度や、数年前に始まったトビタテ!留学JAPANなどは、比較的支援が手厚くおすすめです。奨学金情報の掲載される大学のホームページはこまめにチェックすることをおすすめします。
まとめ
今回ご紹介したのはとても基本的な準備になります。留学と一言で言っても、行き先や目的によって、100人いれば100通りの留学があります。
ここに書いたこと以外にも、人それぞれ必要なことが他にもたくさん出てくると思うので、くれぐれも準備はお早めに!
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