仕事はもちろん旅行でも、移動時間は短いに限ります。飛行機の場合、他の交通機関に比べて行動がかなり制限されるので、余計にそう感じますよね。
長時間のフライトとなると大人でさえ苦痛を感じるもの。ましてや小さな子供、活発な小学生にとってはストレスも最大限となるでしょう。
そんな窮屈な長時間フライトを快適な空の旅に変えて楽しめるよう、機内に持ち込める便利なグッズと心地よく過ごすためのコツをご紹介します。旅行がより待ち遠しくなりますよ。
長時間フライト対策グッズ1. 足が快適!スリッパ
長時間、靴を履いたままだと足がむくんだり蒸れたりする原因となります。気分的にリラックスするという意味でも、スリッパに履き替えておけば快適です。
フライト用に100円ショップなどでスリッパを購入しておきましょう。旅先などでも使えて便利です。
長時間フライト対策グッズ2. のどを守る!マスク
機内は想像以上に冷え込んだり乾燥したりしています。現地に着いたら、のどの調子が悪く風邪を引いてしまったという話もよく聞きます。
そんな乾燥からのどを守るためにもマスクがあると安心です。乾燥対策にはもちろん、マスクをしていれば周囲の目を気にせずに睡眠できるという点でも活躍します。
荷物としてかさばるものでもないので、ぜひ準備品に加えておきましょう。
長時間フライト対策グッズ3. 熟睡したい!ネックピロー
座席には簡易的な枕は付いていますが、あまり使い心地がよくないと感じる方は多いのではないでしょうか。
そこでネックピローです!直接巻きつけるタイプであれば首をしっかり固定してくれるので、おやすみタイムも快適に過ごせます。
長時間フライト対策グッズ4. 自分だけの空間を作る!耳栓
隣の人が大音量で映画を見ていたりすると、小さい音が漏れます。気になり始めると、眠りたくても眠れないなんてことになりかねません。
そんな時に耳栓があると便利です。自分だけの空間をしっかり確保してくれるので、ぜひ準備しておきましょう。
長時間フライト対策グッズ5. 耳抜きが苦手なら!あめ
離着陸時やフライト中、気圧の関係で耳が痛くなる経験をお持ちの方もいらっしゃることと思います。
それを防ぐには耳抜きを行うのが効果的といわれていますが、苦手な場合はあめをほお張りましょう。離着陸前からつばを飲み込む回数を増やすことで症状が緩和されます。
搭乗する際に無料であめを配っている航空会社もありますが、ない場合も考え、お好きなあめを準備して持ち込みましょう。
小さな子供連れならフライト時間を就寝タイムに事前調整
1~4歳ぐらいの小さな子供にとって、同じ席でずっと座って何時間も過ごすことは窮屈で退屈です。ハイハイし始め、歩き始めの赤ちゃんだとなおさらでしょう。
そこで、フライトを就寝タイムにする方法がおすすめです。
旅行前日などから、フライト時間がちょうど睡眠時間となるように生活のリズムを調整します。そして、フライト時間の30分前くらいにミルクなどでおなかを満たす状態にすれば入眠がスムーズです。ただし、離陸中のミルクは戻してしまう可能性もあるのでタイミングに注意しましょう。
また、夜のフライトを選ぶのも小さな子供にとっては負担を軽減できておすすめです。
小学生にはフライトタイムに日頃できないことを解禁!
家では厳しくルール決めしているアニメやゲームをフライトスペシャルとして解禁してあげてはいかがでしょうか。
小学生は、好きな映画やアニメを見たりゲームをしたりしながら何時間も過ごすことができる年頃です。普段は親にとって何かとアタマの痛くなる存在の動画やゲームですが、この時ばかりは役に立ちます。お気に入りのアプリを2〜3つ程度ダウンロードすることをお忘れなく。
もしくは、小さい子供と同じように夜のフライトを選べるならそれがベストです。子供の生活のリズムがくずれることなく快適な旅路になるでしょう。
大人が長時間フライトを快適に過ごす方法とは
フライト中の貴重な時間、簡単なことで有意義に過ごすことができます。
観光雑誌を読んで現地の予習
大人にとっては、じっと同じ場所に座って過ごすことは苦痛であっても可能なことです。そこで、フライトタイムを旅行の下調べをする時間として有効活用してはいかがでしょうか。
観光雑誌やガイドブックを事前に購入し、隅から隅まで読み返します。旅先での過ごし方をシミュレーションするだけでも、気分はすでに現地到着!観光ルートを確認したり、お土産を考えたりしているうちに、時間はあっという間に過ぎていきます。
自分だけの時間を楽しむ
日頃、仕事や家事などでまとまった時間を取りにくい方にとって、フライト中は自分だけの自由な時間ではないでしょうか。つまり、長いフライトは好きなことに没頭できる時間なのです。
機内の映画サービスには最新の映画が盛りだくさんです。また、読みたいと思っていた小説などを読んだり、好きな音楽を聴きながらうたた寝したりすることもOK。静かに寝て過ごしたい人は、事前の座席指定も大事になりますね。
座席は通路側がおすすめ
これは考え方のひとつですが、座席は通路側がおすすめです。トイレに行く時のことを考えると、窓側座席では通路に出るまでに隣に2人……。その2人は寝ているかもしれません。
通路側座席はそれがないので、気を遣わずに済むという点ではフライトがより快適になりますね。
まとめ~準備万端整えて旅を満喫!
旅行は飛行機に乗る前から始まっています。せっかくなのでフライト中の過ごし方も計画し、必要なものを事前に購入したりバッグに入れたりしておきましょう。
また、楽しい旅行にするためには準備は怠らないこと、そして余裕を持った時間配分で行動することも必要です。安心の20分前行動を心がけ、旅を思いっきり満喫してくださいね!