マレーシアのカダザン族ドゥスン族の収穫祭カアマタンへ行こう

Kaamatan(カアマタン) 東南アジア

マレーシアはコタキナバルのあるサバ州にはカダザン、ドゥスン族など様々な部族がいます。それらの人たちが、年に一度楽しみにしているお祭りがカアマタンです。カアマタンではボルネオ島独特の文化や風習を楽しむことができるのです。

今回は原住民の収穫祭であるカアマタン(kaamatan)をご紹介します。

カアマタン(Kaamatan)とは

Kaamatan(カアマタン)

収穫の時期に行われる米の収穫祭(カアマタン)のイベントでカダザン族のお膝元、プナンパンエリアで大々的に行われます。

  • 民芸品の製作実演
  • フルーツや野菜カットのアーティストの実演
  • 地元特産品などお土産ものの販売

民芸品のカゴなどを編んでいるところや竹細工などを実際に作っているところを見学することができます。

地元のアーティストの作品も展示され、購入も可能です。スイカなどを美しく彫刻していくアーティストの実演などもあり、皆の目を楽しませてくれます。

ココナッツで作った置物や、バティックの布で作ったバッグ、他にもクダのルングス族が作ったビーズ製品や織物などもたくさんあり、見ているだけで楽しくなってきますよ!

カアマタン(Kaamatan)の楽しみ方

伝統楽器の演奏、ダンス

Kaamatan(カアマタン)

伝統楽器の木琴(竹琴?)やドラなどの演奏や歌のコンサートなどがあり、普段なかなか見ることの出来ないパフォーマンスを見ることができます。

代表的な民族舞踊はのどかな田園風景を思い起こせるようなダンスで、簡単そうに見えて足のステップが難しいです。竹を使ったバンブーダンスなどは、なんとなく日本の昔の風景のようで懐かしさを感じます。

竹で作った楽器の音色は柔らかくて美しく、南国の風を感じながら木陰で昼寝をしたくなるような、心地よい気持ちになります。

生活展示

高床式の竹で作った家に、昔ながらのカダザンドゥスン族の生活様式がかいま見れる展示があります。竹で作ったキッチンや長屋など、興味深い地元の生活をのぞくことができます。

まだ地方の村では展示されている生活様式とそんなに違わない昔ながらの生活をしているといいます。部族のブースへ行くと、部族ごとのタペストリーなどが飾られているので特色を知ることができ、それぞれの部族の美しいコスチュームを着た人たちが一緒に写真を撮ってくれます。

食べ物の屋台

たくさんの食べ物やさんの屋台が軒を連ねます。

展示の見学に疲れたら寄ってみるのもいいですね。ローカルB級グルメも味わえます。ビールなどのアルコールも扱っており、米から作ったライスワインと呼ばれる地酒を飲むこともできます。

おじさんたちはほとんどといってもいほど、地酒を楽しんでいてほろ酔いです。

カアマタン(Kaamatan)の目玉

ビューティークイーンコンテスト

kaamatanのコンテスト

サバ州の各地区の予選を勝ち抜いた美人たちが勢ぞろいします。基本的に皆黒地の民族衣装で、それぞれの出身部族や村により刺繍など思い思いの装飾がされていて美しいです。

メイクもアクセサリーもバッチリ。髪型はみんな決まってギブソンタックと呼ばれるまとめ髪で盛りかたはそれぞれです。日本髪のように顔まわりを大きく結っている人が多い気がします。

みんな同じ髪型にするのは、公平にジャッジをするため。最終日に投票があり、クイーンが決まります。

カアマタン(Kaamatan)の場所・日時

プナンパンのカダザンドゥスン文化協会、通称KDCAで行われます。タクシーで行かれる方はKDCAと運転手に伝えましょう。

コタキナバル市内中心部からは30分みれば到着します。毎年5月30,31日に行われ、この日はサバ州だけ休日となります。

入場は無料です。

まとめ

このKDCAは普段も公開していますが、入場は有料ですのでカアマタンの時期はパフォーマンスなども無料で見ることができお得と言えます。

サバの文化に触れて見たいなら是非一度足を運んでみることをおすすめします!

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