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国際結婚!フィリピン流の育児ってどうやってるの?

フィリピンの育児

フィリピンでの子育ては、母親だけではなく、家族・親戚、ヤヤ(子育て専門のメイド)など、たくさんの人達と一緒(協力しながら)に子育てすることが基本です。

新生児診断から日本では見られない子育ての様子について、私の体験よりご紹介します。

目次

フィリピンの乳幼児健診はどうなってるの?

フィリピンの育児

フィリピンでも、日本と同じように乳幼児健診があります。生まれた病院の小児科の先生が担当医となり、2歳まではほぼ毎月問診と予防接種があります。

日本のように自治体や国からの補助はありません。両親またはその会社が加盟している民間保険会社に子供の保険証発行の手続きを行い、その保険証をもって受診費用が補助されます。

 

フィリピンに母子手帳はない

フィリピンには母子手帳はありません。小児科の先生または出産した病院と提携している粉ミルクの会社など民間企業が乳幼児健診の記録帳を提供し、それが私たちに配布されます。日本の母子手帳は、日本大使館で申請すると入手できます。

予防接種はどうなるの?

乳幼児予防接種は、日本でも受ける予防接種が定められています。スケジュールは、配布された記録帳に載っていますが、時期は掛かりつけの小児科医によって差があるようです。

記録帳以外に自治体から配布されるスケジュールや、予防接種はありません。すべて掛かりつけ医に従い、両親が責任を持って病院に通わせなければなりません。

 

予防接種の費用はどれくらい?

予防接種は1回に付き500ペソ(約1,171円)~2000ペソ(約4,684円)です。予防接種に保険はききませんし、補助もありません。フィリピンの庶民に負っては、500ペソ~2000ペソは大きな負担です。受けさせられない家庭も多いかもしれません。

日本脳炎は海外では接種できないと聞き、フィリピンでも一般的な病院やクリニックでは受けられないようです。息子の場合、たまたま近所にあるフィリピンでの一流病院 St. Luke病院で予防接種を受けに行くと、その小児科医では日本脳炎を受けることができました。価格は3000ペソ!高いですね。

私とヤヤの子育て

子育て

フィリピンでは女性社員の産休・育休は自然分娩で2ヶ月、帝王切開で3ヶ月しかありません。働く母親たちは出産後2,3ヶ月で職場復帰です。では、だれが赤ちゃんの世話を毎日するのでしょう。

 

ヤヤってなに?

母親または父親の両親という場合もありますが、たいていはヤヤと呼ばれる、育児専門で雇うメイドさんたちに住み込んでもらいお任せします。私の場合もそうです。

雇いたい場合、派遣会社へ依頼することもできますが、私の場合は義姉宅で以前、おいっこのヤヤをしていた人に息子を見てもらうことにしました。フィリピンでは知り合いでない人は、たとえ立派な業者であってもあまり信用できません。

家族や友人の知り合いを紹介してもらい、何かをお願いするほうがいろんな面で「安心できる」と現地で生活をして感じています。

 

ヤヤは何をするの?

私の出勤から帰宅まで、息子と同じように走ったり、本を読んだり歌ったり、大変よくしてくれます。幸い英語ができるヤヤですので、息子に毎日英単語を教えてくれます。息子は覚えた単語を私や主人に毎晩披露してくれます。

え?私はいったいどんな子育てをしている?

ヤヤにはできないこと、たとえば栄養バランスの取れた和食、日本語、しつけでしょうか。フィリピンにいても、日本人としての礼儀正しさや日本の味を理解してほしいなと思います。

まとめ

日本とはちょっと違うフィリピン流の育児。国が違えばいろいろな育て方があるのです。フィリピンでは、ヤヤを雇うことが一般的なので、夫婦で働く環境も整っています。

女性が活躍する社会を目指すなら、日本でももしかしたらヤヤが一般的にる日がくるかもしれませんね!

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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