ニュージーランドが誇るオークランド動物園に行ってみた

トラ オセアニア移住

広大な敷地とニュージーランド最大級の動物飼育数を誇るオークランド動物園は、ニュージーランドの中でも有名な観光地の1つです。

そんなオークランド動物園の見どころと、実際に行ってみての感想についてまとめてみたのでご紹介します。

オークランド動物園とは?

オークランド動物園

オークランド動物園は1922年に開園して以降、2800万人が訪れたニュージーランドの歴史ある動物園です。現在138種、875匹の動物たちを飼育しているニュージーランド最大の動物園です。

オークランド動物園の特徴として、広い敷地内で自然の環境を再現し、その中でのびのびと動物を飼育している点が挙げられます。その敷地面積はなんと17ヘクタール、東京ドーム3.6個分の広さがあります。

また、世界中の動物園でもここでしか見らられないニュージーランド固有の種を多数揃えている点も特徴の一つです。 入園料は大人(15歳以上)28ドル、子供(4歳~14歳)が12ドル。

場所はオークランド市西側の高速道路を降りてすぐのところにあり、オークランド都心部ダウンタウンからは車で10~15分です。オークランド都心部からの道の標識には「オークランド動物園⇒」との表示あり、行きやすくなっています。

 オークランド動物園の動物たち

オークランド動物園には大小さまざまな動物たちが数多く飼育されていますが、海外からニュージーランドに来た人におすすめしたいのは、ニュージーランド固有の動物達です。 歴史的に、ニュージーランドは人が移住してくるまでは哺乳類が存在しない島でした。

そのため、多くの珍しい鳥や爬虫類が住んでいます。これらを自然界で観察するのは並大抵のことではありませんが、ここオークランド動物園へ行けば多数のニュージーランド固有種たちに出会うことが出来ます。

鳥好きにはたまらない、ニュージーランド固有の鳥、鳥、鳥!

キウィ・バード

ニュージーランドの在来種の内、25種の鳥がオークランド動物園で飼育されています。中でもおすすめはニュージーランド固有の鳥であり、国鳥でもあるキウィ・バード。 ニュージーランド人のことを俗語で「キウィ」と呼ぶほど、ニュージーランド=キウィというイメージの強い鳥です。

キウィは夜行性でしかも臆病な性格のため、照明の暗い特別なエリアで展示されてます。余り活動的でなく、見つけるのには中々根気がいります。 私たちが行った時も、最初は何も見れず、10分~15分くらいはキウィのエリアに張り付いて見ていました。

目が慣れて来てからやっと、あそこにいるかな?という感じでした。 しかしそれでも、飼育下のキウィを見ることが出来る場所は限られているので、ぜひ見に行きたいところです。

世界でも有名なニュージーランド固有のヤモリ

ニュージーランドには珍しいヤモリがトカゲ在来種として生息しており、いくつかの種類にはオークランド動物園で出会うことが出来ます。 有名なのは、黄緑色が可愛いオークランドミドリヤモリ(Auckland green gecko)。

ニュージーランドの北島北部にのみ生息する希少なヤモリでの減少が危惧されている種の1つです。

ちなみにニュージーランドの希少なヤモリ達は売買目的の密猟者に狙われており、ヤモリを衣服の下に巻き付けてニュージーランドから密輸しようとした事件もありました。

虫好き歓喜?最大級の昆虫ニュージーランド・ウェタ

ニュージーランド・ウェタ

実はニュージーランドには、世界最大級でスズメほどのサイズもある、コオロギに見た目の似た昆虫ウェタ(Weta)が70種類も生息しています。その中の一種、Deinacrida heteracanthaがオークランド動物園で展示されています。

巨大昆虫ウェタの実物を見るチャンス、昆虫好きは必見ではないでしょうか。

上記はニュージーランド観光としてもおすすめの動物たちでしたが、もちろんゾウやキリン、ライオンやトラなど人気の動物も揃っています。

オークランド動物園の見どころ

動物たちともっとお近づきになるチャンス:Animal Encounter

アニマル・エンカウンター(animal encounters)とは、動物檻の前で担当飼育員から動物について話を聞いたり、質問したりできるイベントのことです。 曜日ごとに異なる動物のAnimal Encounterが予定されており、一日に4~10種類の動物について行われます。

種類によっては飼育員が連れてきた動物を間近で見ることが出来ます。曜日ごとのスケジュールはホームページに記載がある他、同日動物園にも掲示されています。ぜひ見に行くようにしましょう。

動物保護について学べる:ニュージーランド保全医療センター

ニュージーランド全域の動物たちの保護や治療を牽引するニュージーランド保全医療センター(New Zealand Centre for Conservation Medicine)はオークランド動物園を中心に活動しています。

この保全医療センター施設内のラボや、治療室の様子を毎日9:30am~16:00に見学することが出来ます。動物の保護活動や獣医に興味のある方には、その舞台裏について学ぶ良い機会となるでしょう。

様々な体験プログラムに参加することも可能!

オークランド動物園では様々な体験プログラムも用意されています。

お子さんが飼育員体験を出来るJunior Keeperや、動物をより綺麗に写真に収めるコツを指導してくれる撮影教室(Photography Workshop)、懐中電灯片手に夜の動物園で夜行動物を観察できるSafari Nightsなど、どれも一風変わった体験プログラムとなっています。

事前予約と別途体験費用が必要ですが、せっかくオークランド動物園を訪れるならば、検討してみてはいかがでしょう。

オークランド動物園を訪れる際の注意点

オークランド動物園は敷地が広いです。夏にオークランド動物園に行った私たちは動物園内をすべて周ったのですが、あまりの広さにクタクタになってしまうほどでした。

あらかじめ見たい動物について考えて置き、当日は園内マップを見ながら、見たい動物を優先的に回ると良いでしょう。

また、飼育員の話が聞けるAnimal Encounterは時間が決まっています。Animal Encounterのスケジュールを確認した上で周るコースを決めると良さそうです。

敷地が広く日陰も少ないので、夏場にオークランド動物園を訪れる際は、帽子や日焼け止めなどをしっかりと準備していきましょう。

基本情報

  • 名称:Auckland Zoo
  • 住所:Motions Road、Western Springs、Auckland 1022
  • アクセス:自家用車 駐車場 バス:8124 Great North Roadのバス停から徒歩数分
  • 営業時間:クリスマスの日以外は毎日営業 9月1日~4月30日、9:30am~17:30pm(入園は16:15pmまで)
  • 5月1日~8月31日9:30am~17:00pm(入園は16:15pmまで)
  • 電話番号:(09) 3603805
  • E-mail:info@aucklandzoo.co.nz
  • 公式サイト:http://www.aucklandzoo.co.nz/

入園料

  • 大人(15歳以上):28ドル
  • 子供(4歳~14歳):12ドル
  • 4歳未満:無料
  • シニア:23ドル
  • 学生:23ドル
  • ファミリーパス1(大人1、子供2):47ドル
  • ファミリーパス2(大人2、子供2):72ドル (ファミリーパス子供追加+10ドル)

まとめ

いかがでしたか?

オークランド動物園の魅力をまとめると、

  • 138種、875匹の動物が見れる
  • 広大な敷地で自然を楽しめる
  • ニュージーランド固有種に出会える
  • 動物とのふれあいや体験イベントがある

オークランドに立ち寄った際には、オークランド動物園で、ここでしか出会えないニュージーランドの動物達を見に行くのはいかがでしょう。

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