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ニュージーランドのテレビ事情!英語に自信がなくても楽しめる番組とは

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みなさんは、テレビを見るのが好きですか?

私は、日本では家でテレビがついていない時間がないくらい、テレビっ子でした。

しかし、ワーキングホリデーで初めてニュージーランドに来た時、本当に英語の聞き取りが難しく、テレビを見ても全くわからなかったため、全然面白くなかったんです。

こちらで何年も生活している日本人でも、実際あまりニュージーランドのテレビ番組は見ないという人が多いんです。今はインターネットで日本のテレビが簡単に見られますしね。

しかし、テレビや映画の好きなインドア派の今の主人と出会い、一緒に生活をしている内に、だんだんと英語でのテレビの内容もわかるようになり、面白くなって来ました。

今ではお気に入り番組もたくさんできて、楽しいTVライフを送っています。

今回はニュージーランドでのテレビ番組の特徴と、テレビを見ることをおすすめする理由、英語に自信がなくても楽しめる番組をご紹介します。

目次

ニュージーランドのテレビの特徴

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チャンネル数が少ない!

今はテレビがデジタル化しているので、月々お金を払わなくても視聴できるチャンネル数は増えましたが、以前からあってほとんどの国民の視聴率を占めるチャンネルは1、2、3のたったの3チャンネル

そして面白いのが、「見逃した番組を、1時間後に別のチャンネルで見ることができる」ということです。つまり、バックアップチャンネルがあるんです。

例えば、1のバックアップチャンネルは6といった具合です。(これがあるのは、1、2、3、4チャンネルまでです。)

なので、見たい番組がかぶってしまっても、その1時間後であれば最初から見られるので便利です。

ですが、チャンネル数稼ぎとしか思えない……。

しかも、1と2は同じ会社(TV NZ・国営放送)、3と4と11も同じ会社(Media Works・民間放送)なんです。実質2つの会社が牛耳っています。

2017年の時点で、ニュージーランドの人口は452万人、日本の人口は1億2700万人。チャンネル数が少ないのは仕方ないんだと思います。

生放送番組がほとんどない!

生放送と言ったら朝のニュース兼情報番組と他のニュースぐらいです。特番とかでもほとんど見たことがありません。なんと年末年始までも生放送番組がありません。

日本じゃありえないですが、本当です。

どこのチャンネルを探しても、大晦日のカウントダウンさえないのです。

ちゃんと自分で時計を見ないでいると、映画なんかを見ているうちにうっかり年を越してしまいます。年越しをニュージーランドでする方は気をつけてくださいね。

番組が始まる時間がバラバラ

日本では、ゴールデンアワーの番組の始まる時間って大体同じですよね。

NZの番組は、始まる時間が番組によってまちまち、しかも同じ番組を見ていてもその日によって開始時間が違う時もあります。

7:30pmから始まったり、8:00pmから始まったりします。

一応、その前の時間のCMで告知することもありますが、それを見逃してしまうと、あれ、始まらないな?なんてこともあるんです。

夜のニュースでさえ、前の番組によって左右されます。

大体10:30pm位から始まるはずなんですが、日によっては10:45pmからだったり、たまには11:05pmから始まったり。そうかと思えば少し早まったり。

気になるニュースがあるようなときはちょっと困りますが、ここはニュージーランド。見逃したらリラックスして、1時間後のバックアップチャンネルを見ましょう。

ここまでの説明ですと、なんだか厄介でわざわざ見てみようという気がしないかもしれません。

次に挙げるのは、それでもニュージーランドでテレビを見ることをおすすめする理由です。

ニュージーランドでテレビを見る理由

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英語の勉強になる!

英語がわからないから見ない、ではずっと英語ができないままです。

日本にいるときはわざわざ教材を買ったり、勉強するぞ!と意気込まなければいけなかったと思いますが、ニュージーランドにいるのなら話は別です。

生の英語を勉強するには、テレビをつければいいんです。

最初はわからないかもしれませんが、毎日やっている同じ番組を見ていれば、登場人物の特徴がわかるようになり、ストーリーもなんとなくわかってきます。

番組の内容が全く分からない場合でも、コマーシャルに注目してください。コマーシャルは短く、メッセージがはっきりとしている場合が多いです。

そこで出てくる英語のフレーズが次第にわかるようになってきますよ。

現地の人たちと仲良くなれる!

ニュージーランドの人たちも、結構みなさんテレビを見ています。

ホームステイをしている時、ホストファミリーと一緒に夕食の後などにカウチに座って1時間でも同じテレビをみる時間ってとても大事です。

この時間に自分の部屋に行ってしまってインターネットなんかしていると、ホストファミリーは寂しく思うか、「ああ、私達と同じ時間を過ごすのが嫌なのかな?なんてお高くとまっているんだ。」と、あまり良くない方向に考えられることもあるんです。

ホストファミリーがテレビを見ていたら、内容に関わらず、少し一緒に見てみてください。

そして、分からなければCM中に質問なんかをしてもいいと思います。

それから、初めて出会った人と話すときだって、天気の話題が尽きたら「あ、昨日のあの番組見た?」なんて話し始めるとその番組について色々なことを話すことができます。

話題作りにはテレビというツールを使わない手はありませんよ。

ニュージーランドは海外の番組が多い!

日本ですと、海外の番組の割合って少ないと思います。あっても、映画やドラマを日本語に吹き替えしたものが多いですよね。

でも、ニュージーランドでは、自国の番組よりも他の英語圏の番組が多く、そのまま放送されています。多いのはイギリス、アメリカ、オーストラリアの番組です。

映画やドラマはもちろん、クイズ番組やバラエティ、子供番組、アニメまで輸入しています。逆にニュージーランド産の番組を探すのが難しいです。

なので、ニュージーランド人の俳優やタレントさんの名前を挙げましょうと言われたら、大変かもしれません。

しかし、以下に挙げるようないい点もあります。

海外の生活様式や流行などもわかること

ニュージーランドにいながら気軽に海外の番組が楽しめることで、ファッションや食べ物、彼らの生活も知ることができます。

元々移民の国なのでインターナショナルなのは当たり前なのですが、この小さな島国が常に国際的でいる理由がこういったテレビ番組からもきているのではないかと思います。

各国の英語の違いが掴めて理解しやすくなること

日本の学校では、主にアメリカ英語を学ぶかと思います。

なので、それが「英語」になるわけですが、アメリカ英語とイギリス英語、オーストラリア英語とニュージーランド英語、全部違うんです。

私は未だにニュージーランド英語とオーストラリア英語の違いははっきりとはわかりませんが、アメリカ英語とイギリス英語の違いはわかるようになりました。

それぞれの英語を聴き慣れることで、ちょっと普段と違う英語を聞いた時でも理解しやすくなります。

その国の番組の特徴がわかるようになること

例えば、アメリカの番組はBGMが必ずあり、リアクションや演出がオーバー。リアリティ番組でも、大感動を呼ぶようにできていたりします。

よりエンターテイメント性が強くて楽しめます。

逆にイギリスの番組はドラマでもBGMや効果音がほとんどないのです。

そして、なぜかイギリスのクイズ番組やバラエティのステージは青を基調としていて、ソープオペラに関してはみんな同じような感じです。

しかし、イギリスの番組の方が内容が濃い気がするのが個人的には好きです。

などなど、様々な発見が海外のテレビ番組を通してあります。

ただ、1つだけ問題なのは、海外からの輸入番組なのでオン・タイムではないこと。

何週間か遅れて番組が入ってくるので、オーディション番組など結果が気になる番組ですと、もう本国では終わっているので、インターネットにその結果が流れてしまっていることもあります。

そのような記事は、なるべく見ないように、次回の放送を楽しみに待ちましょう!

英語に自信がない時に見てもわかりやすい番組

料理番組

料理のレシピや手順が主になりますので、それほど難しい会話などもありません。

英語の勉強以外に料理まで勉強できて一石二鳥。

最近は、一般人が料理コンペティション番組で優勝を目指す番組が人気です。

最近注目なのは、オーストラリアの料理番組。温暖な気候で更に海に囲まれているので食材が豊富な上に、移民も多いので色々な料理の紹介をしていたりして興味深いです。

【おすすめ番組】

  • Master chef シリーズ(ニュージーランド、オーストラリア、アメリカ版)
  • My Kitchen rule シリーズ(ニュージーランド、オーストラリア版)

歌などのエンターテイメントのコンペティション番組

こちらも英語は関係なく楽しめますし、特に若い子たちに人気です。

誰が好きか、ジャッジの真似をして誰が勝つか予想しあったりして、会話が弾むかと思います。

【おすすめ番組】

  • X-factor シリーズ(ニュージーランド、オーストラリア、アメリカ版)
  • Voice シリーズ (オーストラリア、アメリカ版)
  • New Zealand got talent シリーズ(イギリス、アメリカ、オーストラリア版)

クイズ番組

クイズ番組はいろんな番組があるので、一概には言えないのですが、わかりやすいのは、日本でも同じような番組が過去にあったり、字幕が出ていたりするものです。

問題が得意分野や知っていることであれば、一緒に見ているニュージーランド人を負かすこともできるかもしれません。

【おすすめ番組】

  • Family feud (以前日本でも放送していた、「クイズ100人に聞きました」と似た感じで、質問も回答もわかりやすいと思います。)

Shortland street

これだけドラマのタイトルですが、この番組、ニュージーランドでは知らない人がいないというくらいの長寿番組なんです。

これを見ているというと、ニュージーランド人から何らかの反応を得られるでしょう。

月曜日から金曜日の7:00pmから30分間放送されています。

オークランドにある病院が舞台で、ドクターやナースの恋愛や家族をテーマにドラマは展開されます。

その時に国内で少し問題になっていることもエピソードに取り入れたりするので、面白いです。毎日やっているので、登場人物やストーリーをつかめるようになるのが早いと思います。

おわりに

ちょっとニュージーランドのテレビも見ようかな?って思っていただけたでしょうか。

英語に自信がなくても、まずはテレビをつけてみて、コマーシャルだけでも見続けてください。ニュージーランドのお店や商品からも英語や国柄が学べると思いますし、お気に入りも見つかるかと思います。

意外に雨も多いし、冬は寒いニュージーランド。

そんな日は、みんなでカウチに座ってポテトチップス食べながら一緒にテレビを楽しむという時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

最初は分からなくても当たり前ですし、見続けているうちにわかるようになり、たくさんの発見があると思いますよ。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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