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英語圏でもこんなに違う!オーストラリア、ニュージーランド、カナダを比べてみよう

英語

私が実際にワーキングホリデーで滞在した英語圏、オーストラリア、ニュージーランド、カナダについてシェアしたいと思います。

この3カ国、いずれもイギリスの植民地時代を経た共通の歴史背景があり、1930~40年代にかけて独立しています。ともに現在もイギリス連邦に加盟しており、またイギリス連邦王国の一部であるため、硬貨や紙幣にエリザベス女王の肖像が描かれています。

似通った時代背景、文化や言語を持つ3国ですが、それぞれにもちろん違いがあり、また似ている点もあります。ここでは、そんな3国の違いや類似点などをご紹介します。

目次

イギリス英語?それともアメリカ英語?

イギリス英語に近いオーストラリアとニュージーランド

オーストラリアとニュージーランドの英語はイギリス英語に近いです。全く同じではないですが、スペルや使う単語も私たちが学校で習うアメリカ英語とは違います。

  イギリス アメリカ
センター Centre Center
Colour Color
エレベーター Lift Elevator
ごみ箱 Rubbish Bin Garbage Can

この他にも違いはたくさんあります。スペルが同じでも、発音が違ったり表現の仕方が違ったりします。

語学学校の先生からもアドバイスされたのは、履歴書を書くときのスペル。オーストラリアやニュージーランドで書く履歴書は、イギリス英語スペルがベターです。

アメリカ英語に近いカナダ

カナダ英語はアメリカ英語に近いです。しかし、イギリス統治時代の影響が残り、イギリス英語のスペルも使われます。また、フランス語も公用語なのでフランス語の単語や地名なども使われています。

同じ英語圏でも勝手が違い混乱しそうですが、慣れてしまえば違いを発見するのも楽しみになりますよ。

ハンドルは右か左か、車を運転するときの交通ルールと免許証

交通標識

オーストラリアとニュージーランドは右、カナダは左ハンドル

オーストラリアとニュージーランドは日本と同じ右ハンドル、左側通行カナダはアメリカと同じく左ハンドル、右側通行です。

3カ国ともラウンドアバウトという環状交差点がたくさんあります。私が日本で住んでいた地域にはなかったので、初めは戸惑いました。 最近日本でも導入されていますが、出会い頭の事故を防ぐなど安全のための取り組みなんですね。

カナダは赤信号でも進め?

カナダでは安全が確認できれば赤信号の右折が可能です。無理はしなくてもいいのですが、信号が変わるまで待っていると、たいてい後続車から進んでくれよとクラクションが鳴ります……。

ニュージーランドでは日本の運転免許証が有効

次に、運転免許証です。ニュージーランドでは日本の免許証を現地の免許証に書き換えることができます

オーストラリアとカナダでは州によって違うので事前に確認が必要です。規模の大きい州で日本人が多い場合だと、書き換えができることがあります。

道路標識

3カ国とも車があると便利!旅をするなら車がおすすめ!

オーストラリア、ニュージーランド、カナダとも、少し郊外に行くと日本のような交通の便のよさは期待できません。また、自由気ままに旅をしたいとお考えなら車はとてもいい交通手段だと思います。

日本のようにピカピカの最新型の車に乗っていなくても誰も気にしません。バンパーが外れている車、ガムテープで補強してある車をよく見かけます。中古の車を買って冒険するのも楽しいですよ!

気になるそれぞれの物価と治安は?

ワーキングホリデーや留学を考えるときに気になるのが、物価や治安だと思います。

輸入に頼る国は物価が若干高め、カナダは光熱費がかさむ

ニュージーランドは多くのものを輸入しているので、生活用品やガソリンなどが若干高めです。

個人的にはカナダが安めだと思いますが、寒くて長い冬に洋服代や光熱費などの出費がかさむので、年間通すと思ったほど節約できていません。

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3カ国とも比較的治安は良い

最近はカナダ、オーストラリア、ニュージーランドいずれの国でも、痛ましいテロが発生したり、テロを計画した容疑で逮捕者が出たりしています。

私が現地にいた頃には3カ国とも比較的安全という印象でした。もちろん危険な地域には近寄らない、夜はなるべく出歩かないという自己防衛は必要です。これは日本にいても同じですよね。

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日本食が充実しているのは3国共通

ラーメン

海外に住んでいると、日本食や日本のものが恋しくなることがあります。

ニュージーランドのダイソーで高価なチキンラーメンを購入

ニュージーランドにはオークランドにダイソーがありますが、日本より価格が高く商品1点3.5ドル(約290円)でした。日本の食材なども手に入りますがやはり高めです。

チキンラーメンが5食パックで10ドル(約830円!)だったのですが、その時どうしても食べたかったので泣く泣く買ったのを覚えています。

※1ニュージーランドドル=約83円(2017年2月)

どの国でも日本食には困らない

オーストラリア、ニュージーランド、カナダのいずれにも日本食レストラン、ラーメン屋、居酒屋などがたくさんあります。日本食が大好きで離れたくない!という方でも安心して生活できます。

海外風にアレンジされた日本食を味わうのも新しい発見がありますよ。

いずれの国も日本の定番ブランドが身近に

オーストラリアではメルボルンに住んでいたのですが、日本のものは結構何でも手に入りました。ダイソー、ユニクロ、無印良品があります。日本より少し割高ですが、おなじみのものがすぐ手に入るのですごく便利でした。

カナダにもバンクーバーにダイソーがあります。ユニクロもトロントに最近、1号店がオープンしました。

日本のブランドでもアメリカで作られているものもあるので、お手頃価格で手に入るものもあります。

まとめ~3カ国とも同じぐらい魅力的!

どこが一番おすすめかと聞かれると、答えるのにものすごく迷います。それぐらい、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、どこもいい国で、すべておすすめなんです!

ただ言えるのは、旅行で行くのと、移り住み暮らしてみるのとでは、まったくと言っていいほど印象が変わることです。

特にオーストラリアとニュージーランドは近い距離にあり、似ているのかなと思いがちです。でも、かなりの違いがあってびっくりしました。皆さんにも、ぜひ実際に見て体験してほしいです!

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この記事を書いた人

現在カナダ在住で現地の田舎にあるリゾートで住み込みの仕事をしています。
大自然とカナダ人に囲まれて日本とは全く違う日常を生活中。
カナダ以外にもニュージーランド、オーストラリアでの居住歴あり。

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