ラテン音楽の魅力に迫る!スペインで人気のラテン音楽7選

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スペインといえば、情熱的なラテン文化!では、ラテン文化といえば、みなさんは何を思い浮かべますか?

やはり、音楽やフラメンコを一番に思い浮かべる人が多いと思います。明るく陽気なスペインの人々は昔から音楽をこよなく愛してきました。

そんな音楽大国であるスペイン、現在はどのような音楽が人気なのでしょうか。今回は現在スペインで人気のラテン音楽7選をご紹介します。

現在のスペイン音楽の成り立ちと現状

現在のスペイン音楽ができたのは、1939年にスペインの内戦が終わってからといわれています。

内戦が終わり、国が安定を取り戻してきた頃、アメリカやイギリス、フランスから次々にポップ、ロック、フォークミュージックが入ってきました。

その際、従来のスペイン音楽であったフラメンコ調の音楽にこれらの海外音楽が融合され、独特の音調を作り出したのが現在のスペイン音楽です。

また、スペインでは同じスペイン語であるということから、南アメリカのラテン音楽も人気で、日常的に聴かれています。

それでは、現在のスペインではどんなラテン音楽が人気を集めているのでしょうか。

スペインでの人気ラテン音楽7選

Alvaro Soler:Sofia

ドイツ人の父と、ベルギー・スペイン人の母を持つAlvaro Soler。バルセロナ出身の彼は父親の仕事の関係で、10歳から17歳までを日本で過ごしていたとのことです。

昨年2016年にリリースしたSofiaはスペイン国内だけでなく、ヨーロッパ全体でも人気爆発。シンプルな歌詞で耳に残る音楽は、万人を魅了します。

Enrique Iglesias:Cuando me enamoro

スペインでEnrique Iglesiasを知らないという人はいない程、有名な歌手。彼はスペインマドリード出身で、1995年に出した初アルバムは3カ月で100万枚を超えました。

現在はアメリカを拠点に音楽活動中です。紹介する歌Cuanso me enamoroは、ドミニカ共和国出身の人気歌手Juan Luis Guerraとコラボレーションしたもの。スペインだけでなく、南アメリカの国々でも有名な歌です。

Efect Pasillo:Si te vienes a bailar

2007年にデビューしたEfecto Pasilloは男性4人のポップ&ロックバンド。

アフリカ大陸西側に位置するカナリー島出身の彼らは、のびのびした曲調と熱い恋心を伝える歌詞により、デビュー以来人々の心を掴んできました。

2013年にリリースしたアルバム「El misterioso Caso de…」(…の神秘的なケース)には、「Pan y Mantequilla」(パンとバター)や「No importa que llueva」(雨が降っても)など大ヒット曲が多く入っています。

2013年から2014年にかけて150以上のコンサートが開かれました。

今回紹介するのはSi te vienes a bailar。「もしあなたが、踊りにきてくれるのなら、僕の歌をプレゼントするよ」という恋人に向けた歌。聞いていると本当に踊りたくなる歌です。

Carlos Vives & Shakira:La bicicleta

コロンビア出身のCarlos VivesとShakira。

2人ともコロンビアだけではなく、南アメリカの他の国々やスペイン、北アメリカでも有名です。今回紹介している歌La bicicleta(自転車)は2人が初めてコラボレーションした曲。

Colombian Wind instrumentというコロンビアの伝統楽器が使われており、耳に残る曲調に仕上がっています。

Morat:Yo mas Te Adoro

2015年にデビューしたMoratは、コロンビア出身のフォークポップ歌手グループ。

現在、コロンビアだけでなく、他の南アメリカの国々やメキシコ、スペインでもコンサート活動をしています。ラテン調とフォークポップが混ざり、優しい曲調を生み出しています。

紹介しているYo Mas Te Adoroは、好きな人に対する熱い気持ちを歌ったものです。少し日本人からすると重い気がしますが、情熱の国では普通なのでしょう。

Alejandro Sanz:El Alma al Aire

こちらもスペインでは知らない人はいないといえる著名な歌手です。

マドリード出身のAlejandro Sanzは、1989年より20年以上に渡り、現在も活動中。これまでに多くの音楽賞も受賞しています。

紹介したEl Alma Al Aireは2000年にリリースされた古い曲ですが、CDリリース後1週間で100万枚を突破。スペイン人の誰もが知っています。クラシックなラテン音楽が好きという方におすすめの曲です。

Alex Ubago:Aunque no te pueda ver

ここで番外編、スペインバラードの紹介です。

Alex Ubagoはスペインのバスク地方出身のシンガーソングライターです。彼の甘い声はスペインの女性の心を鷲掴みにして離しません。

紹介しているAunque no te pueda verは「あなたに会えなくても…(思い続ける)」というセンチメンタルな曲で、優しい歌声が耳に心地良く残ります。

歌詞は少し未練たらしい感じもしますが、Alex Ubagoが歌えば未練たらしさも深い愛と捉えられるのでしょう。是非、聞いてみてくださいね。

まとめ

スペインで人気のラテン音楽7選をご紹介しましたが、いかがでしたか。

どれも情熱的で、聴いているとつい入り込んじゃいますね。スペインに旅行に来た際に、スペイン人歌手のCDをお土産にするのもいいですね。

また、ラテン音楽を知っていると現地でスペイン人との会話も盛り上がること間違いなしです。音楽は国境を超えるコミュニケーション手段です。音楽を通してスペインのことをもっと理解したいですね。

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イギリス、マレーシア、スイスにて旅行業に携わってきました。
現在はスペインにて、フリーランスのライターとして活動中。
スペインはもちろん、海外の現地情報をどんどん発信していきたいと思います!

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