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スペインへ移住するには?移住するときに知っておきたいこと(随時更新)

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スペイン

ヨーロッパの中でも、スペインは日本人にとって住みやすく、移住するのに人気の国です。人気の理由はたくさんありますが、その中でも特に住みやすさを感じるのは、その独特の雰囲気でしょう。

スペインはもともと移民に慣れている国民なので、外国人だからといって偏見を持たれることもあまりありません。

スペイン人はパワーにあふれ、いつでもポジティブです。のんびりしていて気さくな人がとても多く、どこにいても気軽に話しかけてきます。

スペイン語があまり話せなくても、ちゃんと聞こうとしてくれますし、嫌な顔をせずに何回でも説明してくれます。

今回はスペインの移住についてご紹介します。

※1ユーロ=約120円

スペイン移住の魅力

スペイン

  概要
気候
  • マドリード:過ごしやすい
  • スペイン北部:夏でも比較的涼しい
物価 比較的安い(マドリードやバルセロナの家賃は高い)
医療 無料

気候が温暖なエリアは住みやすい

移住するうえでとても重要になってくるのが、気候です。スペインは地中海性気候ですが、地域によって気候の差が大きく、服装や生活スタイルも変わります。

首都マドリードは東京とほぼ似たような気候なので日本人にとって住みやすいです。年間を通して降水量が少なく、気候も温暖です。12月でもビーチにだって行けるんです。

スペインの夏は本当にきれいです。夏は日照時間が長く、22時くらいまで明るい時期もあるので、1日を思う存分楽しめます。

夏は湿気がなく乾燥していおり、日差しは強いですが日陰に入ればひんやり涼しいです。

暑さが苦手なら北部がおすすめ

スペイン北部は涼しく、真夏でも30度以上になることはめずらしいので暑さが苦手な人には北部がおすすめです。地中海沿岸のバルセロナからバレンシア地方、アンダルシア地方の夏は日本と同様にかなり湿度が高く、日本の夏と変わりません。

スペインの南、マラガやセビリアはアフリカ大陸に近いため、アフリカからの熱風が吹き、40度超えの酷暑になります。スペインの日差しは日本に比べるとかなり強いです。

物価が比較的安い

スペインのマドリードやバルセロナなどの大きな都市の家賃や家の値段はとても高いですが、ルゴやオレンセ、カセレスは安いです。

スーパーマーケットなどに並ぶ野菜や果物類、水や牛乳、パンや卵も日本に比べると、とても安く、一年中新鮮な食材が楽しめます。お酒はビール、ワインがおいしくてお手頃、テーブルワイン1本1.5ユーロ(約180円)からあります。

ただし、お肉やお魚は日本でいう特売品のようなものはなく、外食も高く感じます。家で自炊をすれば食費をかなり抑えることができます。

医療費に困ることがない

外国に住むうえで、心配なことの一つ医療費。

スペインは医療費が無料です。医療費は重なるとかなりの出費になりますが、その心配もありません。

食べ物が美味しい

食べ物がおいしいので食事にも飽きません。おいしいレストランやバルがいたるところにあり、お店によって差はあるものの、日本人好みの味付けで、おいしく食べられるお店が多いです。

日本人経営の日本食レストランもあり、日本同様、さまざまな国の食事を楽しめるので飽きることはないと思います。

住みやすい雰囲気や気候、物価が安くて、おいしい食べ物、医療費もかからないなんて!毎日を楽しめる環境は他の国にはなかなかない魅力と言えるでしょう。

スペイン移住のデメリット

スペイン

汚れ

スペインは日本に比べると道路や地下鉄、トイレなどの公共施設が必ずと言っていいほど汚いです。

ゴミ箱は道路の至るところに設置されていますが、洋服や靴が道路に散乱していることはよくあります。公共スペースを清潔に保つ、という意識があまりないのかもしれません

大概、小道はトイレ臭が漂っています。男性が外で用を足しているのを見かけますし、犬を飼う人が非常に多く、小型犬なども家でトイレトレーニングをしないので、犬はいつも外で用を足すことも原因のひとつでしょう。糞もよく落ちています。

インフラ整備

スペインは先進国にもかかわらず、インフラ整備が遅れている国です。

基本的に道が悪く、細いヒールの靴だとすぐにヒールがでこぼこ道の隙間に挟まって壊れてしまいます。石畳の道もまだまだ多く、坂道もたくさんあります。

下水道の整備が甘いところも多く、洗濯機を使うと異臭がしたりするのも、そんなにめずらしいことではありません。自然災害が少ないのが理由のひとつでしょう。

スピード

お役所仕事が本当に遅いです。何事にもスピードを重視する日本からすると、考えられないくらい遅いです。

実際ビザの発給には半年はかかりますし、ひどいケースだとビザの有効期限の1日前にビザが発給されたケースもありました。

そのくせ警察や市役所などの役所に行くときは必ず予約が必要で、その予約もスムーズに取れないことが多いので、さらに遅くなります。

予約の時間通りに行っても、その時間に対応してもらえることはなく、待たされるのが普通です。

スペイン移住する方法

スペイン

現地採用として移住

現地採用としてスペインの企業で採用され移住する方法です。

現地採用として働くには、就職後ビザの申請をする、もしくはスペインの労働ビザをすでに持っていると採用されやすい傾向があります。

駐在員として移住

もし、駐在員としてスペインで働けるチャンスがあるのなら、おすすめの方法のひとつです。

煩雑なビザ関係も基本的に会社が行ってくれるのでスムーズに進みますし、居住手当など各種手当も見込めます。海外駐在員は非常に人気なので競争率は高めですが、お休みの日にはしっかりとスペインを楽しめます。

日頃から求人のアンテナを立てておきましょう。

長期留学生として移住

スペインの学生ビザには滞在できる期間が1年間のものと6カ月間のものがあります。

2つの大きな違いは、滞在期間の延長が可能か否かです。滞在期間が1年間の長期学生ビザは、現地での延長申請が可能ですが、滞在期間が6カ月の短期学生ビザは、現地での延長申請ができません。

本格的にスペインに移住を考えている人には、長期学生ビザがおすすめです。学生ビザには年齢の制限はありませんので、学生ビザを取得するうえでの条件さえ満たしていれば、誰でも簡単に取得できます。

スペイン人と結婚して移住

スペイン人と結婚すれば、最初の慣れないスペインでの生活もサポートしてもらえますし、何よりネイティブの人と一緒にいられるのは心強いです。

結婚していれば、スペインでの仕事探しもスムーズです。もし、お金に少し余裕があるのなら、最初の何カ月はスペイン語学校に通ってスペイン語を習うのもおすすめです。

語学学校で多国籍な友達ができますし、生活のリズムがつかみやすいでしょう。

スペイン移住の生活費

スペイン

物価〜エリア傾向

地域により家賃から食費、コーヒー1杯の値段に至るまでかなり差があります。

マドリードやバルセロナは都市なので高いです。また、首都マドリードでも当然に、中心部に近ければ近いほど物価は高く、マドリードから離れるほど郊外は比較的安いです。

しかし、車がないと何かと不便な場所や、治安があまり良くない地域もあるので、少し家賃が高くてもマドリード中心部に住むのがおすすめです。

マドリードは家賃が高いので一人暮らしではなく、ルームシェアが一般的です。

1カ月の生活費、物価など目安

野菜などの食材は安いので自炊すれば食費も抑えられます。

携帯電話の通信費は安いプリペイドのSIMカードで10ユーロ(約125円)くらいからのプランもあり、家にはだいたいWi-fiがありますし、安いプランでも困りません。

家賃が450ユーロ(約56,250円)として、ぜいたくせずに外食も控えればトータルで最低600ユーロ(約72,600円)あれば生活できます。

スペイン移住に必要なビザ

ビザの種類

スペイン移住に必要なビザはいくつか種類があります。日本のパスポート保持者ならば、90日間は観光ビザでスペインに滞在することができます。

その他は、

  • ワーキングホリデービザ
  • 学生ビザ
  • スタートアップビザ
  • 駐在員ビザ
  • 結婚ビザ
  • 婚約者ビザ

があります。

取得条件など

ワーキングホリデーは30歳以下、学生ビザは年齢制限なしで取得できます。

婚約者ビザは日本ではあまりなじみがないシステムですが、結婚ビザと同様の権利が取得できます。スペインでの居住許可はもちろん、財産分与の権利まであり、実際には結婚しているのと変わりません。

そのうえ、婚約者ビザは結婚ビザに比べて手続きが簡単なので、スペイン人でも結婚より婚約を選ぶ人も多いです。

スペイン移住に必要な英語力

英語

スペインでの就職には、ビジネスレベルの英語力があれば、職種の選択肢が広がり有利に働きます。

ですが日常会話レベルでは、他のヨーロッパ人のほうがレベルが高いので、就職にはあまり有利にはなりません。

もちろん日常会話レベルの英語力があればは日常生活で困らないのですが、なにせスペイン人は英語があまり得意でない人が多く、外国人に対しても普通にスペイン語で話しかけてきます。

スペインにはたくさんの人種が住んでいるので、人間関係を多国籍に広げたいならば、ある程度の英語力はあったほうが良いでしょう。

スペイン移住の初期費用

ユーロ

スペイン移住の初期費用でウエイトを占めるのが、家賃、航空券、医療保険。家賃は一人暮らしはシェアハウスか、当然、シェアのほうが安いです。

入居には、一般的にFianza(フィアンサ)と呼ばれる保証金が必要で、相場は家賃の1カ月~3カ月分です。航空券は時期によって金額に差がありますので、移住すると決めたらこまめに航空券の金額はチェックしておくと良いでしょう。

保険料は日本と同様、年齢によっても変わりますし、学生専用の保険を扱っているところもありますので、資料請求やエージェントに直接話を聞きに行くのがおすすめです。

スペイン移住後の就職難易度

ビザの種類によって難易度は変わりますが、スペインの労働ビザを持ち、職種にもあまりこだわらなければ、就職はそこまで難しくありません。

スペイン語をあまり話せなくても、日本人経営の日本食レストランならスペイン語のスキルはそこまで必要なく、働くことも可能です。

労働ビザを持っていない場合は、労働ビザの手続きをしてくれる企業を探すことになります。

スペイン移住で住みやすい都市

バレンシア

バレンシア

バレンシアは1年中暖かく、海も近く、町の規模もほどほど。大都市ではないけれど何でもそろっているので、とても住みやすい街だと思います。

人口は80万人ほどですが娯楽施設、映画館、デパートなどもあります。大都市にありがちな雑然さはなく、日常生活で困ることはありません。

そしてバレンシアはパエリアの発祥地!お米の産地であることも、日本人にとっては嬉しいです。

バルセロナ

バルセロナ

スペイン第二の都市バルセロナ。人口は約160万人で、言わずと知れた観光都市でもあります。

海沿いというのもあると思いますが、街全体がきらきらしていてとてもきれいです。観光都市なので人の流れは多いですが、素敵なバルやレストランも多く、街並みがきれいなので毎日散歩をしても飽きません。

日本からの移住者も多いので、仕事などの情報が入ってきやすいのも移住には有利な条件だと思います。

首都マドリード

マドリード

スペインの首都マドリードです。人口約320万人の都市でスペインの内陸部に位置しています。

首都といっても東京やロンドンのような大都市ではなく、こぢんまりとしており、地下鉄の乗り換えなどもシンプルで分かりやすいです。

もちろん、映画館やレストラン、おしゃれなカフェやバル、デパートなど生活に娯楽にとバランスのよい街です。公園も大きい規模のものから小さい規模のものまでたくさんあるので、公園で気軽にピクニックなども楽しめます。

スペイン移住前には、ある程度の貯金を

もし、現地ですぐに働くことができないビザで移住する場合は、持っているお金で生活がかなり左右されます。

最低でも1年間くらいは働かなくても生活でき、なおかつ旅行などにも行ける余裕。そのくらいのお金を準備できているほうが、移住生活を楽しめます。

また、デビットカードがあれば、海外から簡単に日本の銀行口座から出金することができます。用途に合わせて何枚か持っていくと便利でしょう。

スペイン移住で注意すべきこと

スペインのセビリア

暖房費が高い

スペインは光熱費がとても高いです。特に電気代はびっくりするくらい高いです。

バレンシアなどの冬も温暖な地域は暖房が要りませんが、内陸部や北部の冬はかなり気温が下がるので、暖房の電気代には注意が必要です。

スペインの暖房システムは部屋が暖まるまでに時間がかかるので、ずっとつけっぱなしで1カ月過ごすと電気代が500ユーロ(約6万円)はざらにある話です。

なので電気代は日本に比べるとかなり高い、ということを意識して生活してください。

スペイン時間

スペインの行政システムは本当に遅いです。

日本のスピーディなシステムに慣れていると、そののんびりさ加減にカルチャーショックを受けますが、それがスペインのスピード〜スペイン時間……。

忍耐力がとても重要になってきます。いまだに、日本からの荷物が届かず紛失、あるいは、空港で放置状態のため家になかなか届かないことはしょっちゅうあります。

スリ

慣れてくるとまた違いますが、移住したてのころはスリには本当に気を付けましょう。

移住してしばらくすれば、道も覚え何よりスペインの生活に慣れてくるので、気持ちにも余裕が生まれていろいろなことに気を配れるようになります。

しかし、特に移住後すぐは日本での癖がなかなか取れなくて、かばんを開けっ放しで地下鉄やバスに乗ってしまったり、携帯電話を飲食店のテーブルの上に置きっぱなしにしてしまったりと、ふいに日本での暮らしが出てきてしまいます。

特にアジア人はスリの標的になりやすいので、十分に気を付けなければなりません。

スペイン人は会計前でもパンを食べてもいいルール

スペイン人はパンが大好きで毎食パンを食べる国民ですが、スペイン移住後のカルチャーショックは、そのパンにまつわることです。

それは、スーパーのレジ待ちでのこと。一緒に並んでいたスペイン人が会計前のパンをおもむろに取り出し、何食わぬ顔でむしゃむしゃ食べたのです。

すごいスペイン人だなと思っていたら、スーパーに買い物に行く度にその光景に遭遇し、これは特別なことではないのだなと分かりました。レジの店員も食べかけのパンを見ても、普段どおり。興味深いのは、他の食品は食べないのです。

パンだけは会計前に食べても良い、というルールがスペインには存在しているようです。

まとめ

今回はスペイン移住をするために知っておくべきことをまとめました。どのような形で移住できるのか、事前準備をしっかりと行い進めていきましょう。

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