高額な罰金もあるので要注意!メルボルンでの電車やトラムの乗り方・降り方

メルボルンのトラム オセアニア移住

メルボルンには電車、トラム、バスの3つの公共交通機関があります。

どれに乗るにしてもMykiと呼ばれるICカードが必要です。現金で切符を買って乗ることはできませんので、メルボルンで公共交通機関を利用するには必ずこのMykiを購入しなければなりません。

この記事ではMykiカードの使い方と、公共交通機関の利用方法をご紹介いします。

メルボルンで必須のMykiカードとは

Mykiカード

Mykiカードとは、メルボルンのあるヴィクトリア州で使える公共交通機関専用のICカードです。

Mykiのサインのある売店や、セブンイレブン、駅のMykiの機械で購入することが出来ます。カード1枚6ドルです。無くさないように気を付けたいですね。

運賃は一般、17歳以下の子供、60歳以上のお年寄り、ハンディキャップのある方向けで4つに分かれています。学生割引のようなものはないので、ワーキングホリデーで語学学校に通うとしても、写真の一般のカードを購入します。

Mykiの運賃

チケットマシーン

Mykiのお金のチャージはMykiの機械でします。電車の駅の改札付近や市街地のトラム乗り場に機械が設置されています。

Top up Myki を選択し、自分のMykiを機械にセットしてお金を挿入します。

運賃はゾーン1とゾーン2に分かれていて、ゾーン1が市街地に近い範囲で、ゾーン2がその周りの郊外です。

ゾーン1とゾーン2を合わせた運賃はゾーン1のみのものと同じですので、両方の運賃をチャージすることをおすすめします。ちなみにゾーン2のみは5.6ドルです。

1度改札でタッチしてから2時間は乗り降り自由で乗り放題になります。2時間を過ぎてからはまたお金がカードから引かれます。1日8.2ドルで乗り放題です(2017年5月現在)

1日に移動が多い方にはお得かもしれませんが、短距離のみの移動だと高めの運賃設定だなと感じます。この運賃は、毎年値上がりしていますので最新情報をチェックするようにしてください。

カードにお金が残っていないことを忘れて、タッチして乗り込んでしまった場合、カードの残金がマイナスになります。次回にチャージするときにマイナス分が引かれます。

Mykiパス

日本の定期券のような制度はないのですが、Mykiパスと言って、最低28日間から日数や週数を選んで定期券のように利用することが出来ます。移動範囲は無制限です。

1週間に5日間以上公共交通機関を利用する場合、Mykiパスを利用する方が交通費の節約になります。28日間で137.78ドルです。

このMykiパスもMykiの機械で購入することが出来ます。もちろん、駅の窓口やセブンイレブンなどの売店でも購入できます

知っておきたい罰金制度

日本にも無人駅がありますが、メルボルンでは市街地から数駅ほど行くとすぐに無人駅になります。

改札がゲートのようになっているのは、ほとんど市街地のみで、郊外の駅は改札にタッチしなくてもプラットホームに入ることが出来てしまいます。つまりタダ乗りが出来てしまうのです。

しかし、電車、バス、トラムにはチケットチェックをする職員の方が巡回していて、ちゃんとMykiをタッチして乗っているか小さな機械でチェックされます。私は半年間で5から6回ほど遭遇しています。

この時に無賃乗車が発覚すると、罰金200ドル以上が課せられます。必ずMykiをタッチして乗車しましょう。

バス、トラムの乗り方降り方

電車の乗り方はほとんど日本と変わりません。しかし、バスとトラムでは注意しなければならないことがあります。

バスもトラムも、乗り場にいるだけでは止まってくれません。バスやトラムが来ているのが見えたら、手を挙げて運転手さんに乗りたい意思を示しましょう。

降りるときも注意が必要です。日本のバスのように次はどこどこですと、アナウンスをしてくれる車両ばかりではありません。新しいタイプのトラムですとアナウンスがありますが、古い車両ではほとんどありません。

自分が降りたい停留所の目印を覚えておいて、その手前でストップのボタンを押すか、天井に張られている青い紐を引いて降りたい意思を運転手さんに伝えます。

降りるときにThank youと運転手さんに一声かけましょう。マナーなのでしょうかね、皆さん言っています。いい気持になれますよ。

まとめ

メルボルンの交通事情についてお分かりいただけましたか?Mykiを持っていれば電車やバス、トラムがある範囲に行き放題です。たまにしか利用しない場合、お高く感じますが、1日8.2ドルで遠出が出来ます。

毎日通勤や通学で公共交通機関を利用する場合は、Mykiパスを購入すればチャージの煩わしさから解放されます。メルボルンに来る際にはMykiをうまく利用して、滞在を満喫してください。

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