アメリカ各地ではクラフトフェアと言って、ローカルのデザイナーやアーティストが集まって主にハンドメイドをメインとした作品を販売するイベントが行われています。
そんな中でもレネゲードクラフトフェア(Renegade Craft Fair)は、一年でニューヨーク、ボストン、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴ、シアトルなどを回っている大規模なクラフトフェアの一つです。
今回は年に1度の開催となるニューヨークのブルックリンでのレネゲードクラフトフェア「Spring Summer Tour」(6/17,18開催)に行ってきたので、ご紹介したいと思います。
レネゲードクラフトフェア(Renegate Craft Fair)とは
レネゲードクラフトフェアは2003年にスタートし、少しづつ開催都市を広げています。
現在ではニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコ、ロサンゼルス、オースティン、ポートランド、シアトル、デンバー、マイアミ、ボストン、デトロイト、ロンドンの12の都市を一年で回る大規模なクラフトフェアとして成長しました。
それぞれの都市の才能あるローカルデザイナー、アーティストの作品を披露し販売することで個人事業のマーケット進出をサポートしながらも、モダンで活気のあるマーケット作りを目指しているんだそうです。
入場料は無料なので、どんな人でも気軽に立ち寄ることができます。このクラフトフェアでは雑貨やアクセサリーだけではなく、フードトラックも出しているので、日本で言うお祭りのような感覚で楽しむことができます。
私は去年と今年で2度目の参加になりますが、今年もブルックリンに来るというのを聞いてこの日をとても楽しみにしていました。
クラフトフェアの会場内の様子
開催された場所はブルックリンエクスポセンター。電車では緑のラインGトレインが最寄りの駅となりますが、現在週末は工事のためGラインが走っていません。
そのため、私はLラインのベッドフォードアベニュー駅から歩いていきました。ベッドフォードアベニュー駅からは徒歩で20分程なのでそこまで遠くはありません。
私が会場に着いたのは3時頃でしたが、お昼過ぎなのに会場はたくさんの人で賑わっていました。
オーガニックのお菓子を売っているベンダーさん、商品の説明を一人一人に詳しくしてくれます。
試食もできるので、購入前にまずは試食してみましょう。
お土産にもよさそうな、シアバター。ケースのデザインも可愛くてサイズも選べます。
全てハンドメイドのジュエリー、私は個人的にこのジュエリーデザイナーがお気に入りでした。
ほとんどのブースには名刺が置かれているので、お気に入りのお店を見つけたら名刺をもらっておきましょう。
そうすれば、帰ってからやっぱりあのアイテム欲しい!と思った時に名刺に書かれているコンタクト先に連絡することもできます。
オンライン販売しているデザイナーさんなら、WebサイトのURLを載せているはずなのでオンラインでオーダーしてもいいですね。
しかし、たまにこのクラフトフェアのみのプロモーションを行っているデザイナーさんもいるので、買いたいものがあったらなるべくここで買ってしまうことをおすすめします。
手作り感とユニークなイラストがたまらないブロック。使い方もいろいろ、何に使うか悩んでしまいます。
展示の仕方は作品やデザイナーによってそれぞれ違います。
こちらのテラリウムのブースは去年も参加していました。なかなかこういったユニークなインテリアの小物は他では見つからないそうで、私の友人はぶら下げるタイプのものを購入していました。
写真右側にぶら下がっているタイプのもので約$30、写真中央に並べられているテラリウムボールは$50~くらいでした。
クラフトフェアには欠かせない存在のDJ。今回はこの方が会場内を盛り上げてくれました。
クラフトフェアの外の様子
この日は天気も良かったので、外がとても気持ち良かったです。
レネゲードクラフトフェアでは必ずフードトラックとテラス席が外に用意されるので、ちょっとした休憩にぴったりです。
これもフードトラック?と思いきや、実は雑貨屋さんなんです。私はこのお店に一目ぼれしました。
ここが入り口になっています。バンの中を改装して使っているため、5、6人のお客さんがやっと入れるほどのの小さなスペースです。
バンの中は雑貨や洋服、アクセサリーがズラリと並びます。
バンの中とは思えないような素敵な内装です。
写真はオーナーの方。
私がお店はどこにあるんですか?と聞いてみると、「これがお店よ。」と笑顔で答えるオーナー。
実はこのお店、いつもはニューヨークのロッカウェイパークにこのバンを止めて営業しているそうです。
また、この「THE SWELLIFE」はWEBサイトもあるのでオンラインでここの商品を購入することもできるそうです。
WEBサイト:http://www.theswellife.com/
フォトブースで写真をタダで撮っちゃおう!
レネゲードクラフトフェアに来たら忘れてはいけないのがフォトブースです。なんとこのフォトブースの写真はタダなんです!
近くにいるスタッフの方に声をかけると写真の撮り方の説明をしてくれるので、その説明に沿って写真撮影をしてみましょう。
もちろん日本のプリクラのように高性能なものではありませんが、少しセピア風の雰囲気の良い写真が出来上がります。
登録したメールアドレスに撮影した写真の画像が送られるようになっていますが、1枚はプリントされたものをもらうことができます。
せっかくクラフトフェアに来たのなら、記念に写真を撮ってみるのも良いと思います。
もちろん私も去年に続き今年も、このフォトブースで写真を撮りました。
レネゲードクラフトフェアのほとんどの開催地にやってくるこのフォトブースは、マグノリアフォトブース(Magnolia Photo Booth)という会社が提供しているサービスだそうです。
こういったクラフトフェアなどの大きなイベントや、パーティー、ウェディングの際にレンタルしたい場合はマグノリアフォトブースのWEBサイトからリクエストすることができます。
このWEBサイトには今回のクラフトフェアで撮影した写真達も載せられていました。
Magnolia Photo Booth(WEBサイト)http://magbooth.com/
イベント情報
この後、ボストン、ロサンゼルス、シカゴと回っていくレネゲードクラフトフェア。
「Summer Spring Tour」としてブルックリンに帰ってくるのはまた一年後になりますが、「Holiday Tour」 で冬にポップアップストアとしてブルックリンに戻って来るそうです。詳細はWEBサイトに載っていますので確認してみて下さい。
イベント予定表:http://www.renegadecraft.com/
また、レネゲードクラフトフェアのWEBサイトではこれらのクラフトフェアに参加するデザイナーやメーカーも募集しています。申し込み方法や詳細はWEBサイトに書かれていますので、興味のある方はチェックしてみると良いと思います。
Renegade Craft Fair WEBサイト:http://www.renegadecraft.com/
まとめ
アメリカではレネゲードクラフトフェアのように、個人で経営しているデザイナーやメーカーと、バイヤーを繋ぐ大きな架け橋を作っているクラフトフェアはたくさん開催されています。
しかしこれほど大きく、全米を回るクラフトフェアにはなかなか出会うチャンスはないと思います。
他では見つからないユニークなアイテムが好きな方にはニューヨーク在住の方のみならず、日本からアメリカに旅行に来られる方にもおすすめです。
アメリカに来る機会があれば、こういったイベント情報をチェックしてから来ると何十倍も旅行を楽しむことができると思います。
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