ベトナムへ来たら美味しい料理に美しい風景、カオスな街を楽しみたい!そう思いますよね。ですが、せっかくベトナムへ来てみたならベトナムの歴史にも触れてみませんか?普段の生活では歴史に触れることはなかなかないのではないでしょうか。
今回はフランス統治下のベトナム、ベトナム戦争に特化した観光スポットをご紹介いたします。
村を潰してつくった刑務所、ホアロ-収容所
フランス統治下時代に作られた、このホアロー収容所。その当時は政治犯が主に収容されていました。中に入るとその当時の様子を綴られたものが展示されています。
また、実際に使用されていた部屋や独房、20名ほどを収容していた牢屋なども当時のまま、残っています。その場所にはよりリアリティを感じさせる蝋人形がおかれ、まさにその当時の雰囲気を肌で感じ取ることができます。
部屋のみならず、当時使用されていた拷問器具や処刑器具、収容されていたベトナム人が着せられていた服なども展示されており、かつてベトナムが置かれていた暗い過去を実際に見ることが可能です。
ベトナム戦争時代はアメリカ人捕虜がいた
そしてこの場所はベトナム戦争時代にもアメリカ兵を収容される場所として使用されており、ベトナム側に捕まったアメリカ兵の様子も伺い知ることができます。
歴史を知ることから理解が始まる
このホアロー収容所に収監されていた人たちの名前を連ねた展示物もあり、いかに多くのベトナム人が苦しみの日々を送っていたのかを知ることになります。
現在では当時の収容所の大部分が取り壊され、一部のみ保存されている形となっておりますが、当時のベトナムを肌で感じるのにとても適した観光スポットです。
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戦火に遭ったベトナムのリアル、軍事歴史博物館
ベトナムはその昔、中国との戦争もあった国です。多くの戦火に見舞われたこの国の古い歴史からも感じ取ることができるのが、軍事歴史博物館です。
展示物はホアロー収容所に比べ、ライトなものになっているのでホアロー収容所はちょっと重たすぎる…という方は軍事歴史博物館へどうぞ。
戦闘機など実際に座れる
こちら軍事歴史博物館では当時使われていた多くの戦闘機が屋外に展示されており、実際に操縦席に座ってみることも可能です。
墜落した戦闘機を利用したモニュメントも展示されており、その大きさに驚くこと間違いありません。
実際に登れる国旗掲揚塔
また、屋外にある国旗掲揚塔は実際に登ることが可能です。少し階段が急、且つ斜めになっておりますので、足元にはくれぐれもお気をつけ下さい。
こちらの国旗掲揚塔からは世界遺産であるタンロン遺跡を眺めることができます。目の前には戦闘機、奥には世界遺産という不思議な光景を目の当たりにすることになります。
博物館にはカフェも併設されているので戦闘機を眺めながらゆっくりコーヒー、なんていうのもいいかもしれません。
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まとめ
ハノイへ来たら美味しい食べ物やに美しい景色、カオスで魅力的な街を楽しみたいと思うところです。
しかし、ベトナムに来たからこそ感じることのできるベトナムの暗い歴史。わざわざ行かなくても…と思うかもしれませんが、ベトナムへ来たからこそ、行っていただきたい観光スポットです。
なお、展示物の説明書きにはベトナム語、フランス語、英語での表記となっており、日本語表記はございません。ご注意ください。
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