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これホントに食べられるの?~カンボジアで出会った珍味たち

カンボジアの珍味

年中気候が温暖なカンボジアでは、日本ではあまり見かけない料理がたくさんあります。中には、「これホントに食べられるの!?」と思わず疑問を投げかけたくなるような食材や料理もあります。

そこで、今回は私がカンボジアで食べた珍味たちを紹介したいと思います。

目次

珍味その1:バッタ

バッタの素揚げ

上の写真に写っているのはバッタを揚げたものです。日本でも長野などではイナゴが立派な食材になっていて、日本人でも比較的とっつきやすい珍味です。

よく昆虫を食べると言うと「どんな味がするの?」と聞かれることが多いのですが、私は味・食感ともにエビの尻尾に似ている気がします。揚げると身はサクサクで、スナック感覚で食べることができます。

また、バッタは一回素揚げしたあと、塩コショウと唐辛子で味をつけられていて、食べるとピリリとした辛さがあります。

意外とおいしい昆虫食ですが、一つ注意しなければならないことがあって、エビやカニなどの甲殻類アレルギーを持っている方は昆虫もほとんど食べることができません。

甲殻類アレルギーを持っている方が昆虫を食べるとアレルギー反応を起こしてしまうので注意が必要です。

珍味その2:クモ

2つ目に紹介するカンボジアの珍味はクモです。クモと言っても日本に生息しているようなクモではなくて、タランチュラのような黒くて大きなクモです。

はじめて見ると毒があるのか心配になりますが、子どもたちは生きている黒くて大きなクモを触ったり投げつけたりして(!)遊んでいるので、どうやら毒はなさそうです。それでも急にそのクモを見せられるととても驚いてしまいますが……。

そんな見た目が怖いクモも、カラッと揚げれば立派な食材に!バッタのような食感ですが、バッタよりも身が多く食べ応えがあります。味付けはバッタと似たような味付けにしているところが多いです。

また、クモの身はマイルドで人によっては少し苦みを感じるかもしれません。

珍味その3:羽根つきアリ

3つ目に紹介する珍味はアリです。しかもアリと言ってもただのアリではありません。羽がついているアリです。このアリは単品で食べることは少なく、一回サッと火を通したアリを野菜炒めなどに振りかけて食べます。

実は、羽根つきアリはコンポンスプー州の郷土料理に使われる食材で、プノンペンやシェムリアップでは滅多にお目にかかれないのです。

コンポンスプー州を訪れた際に、現地の住民に羽根つきアリが食べられるおすすめのレストランを紹介してもらいましょう。

珍味その4:犬

次に紹介するのは犬肉です。実は、カンボジアでは犬を食べる文化はないのですが、お隣ベトナムでは犬を食べる文化があります。その影響で、カンボジアでもスヴァイリエンなどのベトナムの近くの州を訪れると食べる機会があります

「犬を食べるなんて……。」と思われるかもしれませんが、食べるとクセが少なく身も引き締まっていて案外美味しいことに気づかされます。

ただ、犬を食べると数時間は犬が寄り付かなくなります。なついていた犬が近寄らなくなるのは少し寂しいです。

珍味その5:ポンティアコン

ポンティアコンとは、この記事のトップの写真にあるようなアヒルのゆで卵のことです。しかし、ただのゆで卵ではありません。

スプーンの背で殻を叩いて剥いてみると……

ポンティアコン

孵化する直前のアヒルさんがこんにちは!そしてこんにちはしたアヒルさんに写真にあるコショウとライムをつけて食べます。

そう、ポンティアコンとは孵化する直前のアヒルをゆでたものなのです。アヒルの状態は選ぶことができて、孵化する直前であればあるほどいいとされています。

虫食が苦手なカンボジア人は結構いますが、このポンティアコンは老若男女問わずみんな大好き!ポンティアコンの屋台に行くとティーンエイジャーたちがおいしそうにほおばっていたりします。

「カンボジアのソウルフード」(トゥクトゥクのおじさん談)とも呼ばれるポンティアコン。ぜひ食べてみてください!その新感覚に驚くと思います。

 まとめ

日本では見たこともない食材がカンボジアにはいっぱい!その中でも特に珍味と呼ばれるものを今回取り上げてみました。

見た目のインパクトから、普通の観光客が口にすることはあまりないですが、多くは普通に市場の屋台で売っているものです。恐れずに一回食べてみるといいかもしれません。味は保証します!!

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この記事を書いた人

ライター。先進国の人々が思い描く「一方的な途上国像」を変えるべく奮闘中。フィールドはカンボジアをメインに置いていて学生時代からカンボジアと日本を行ったり来たりしている。2018年1月からカンボジアに駐在予定。

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