日本からもほど近い韓国。韓流ドラマやK-POPの流行もあり、身近に感じる機会も多いですよね。
受験競争や就職難などのニュースも取り沙汰される昨今ですが、今回はそんな韓国で長期間暮らすために、現地でまずやらなくてはいけないことをご紹介します。
韓国移住のメリット
憧れの韓国移住。韓国移住のメリットは何だと思いますか?物価が安い、料理が美味しい、日本から近いなどいろいろと思い浮かんでくると思います。
以下の記事では、実際に韓国へ移住し、韓国生活を通して感じたメリットをご紹介しています。
韓国移住可能なビザを取得する
韓国では、日本人の就労ビザ取得が年々厳しくなっているといわれています。専門的な知識や経歴を持つ人でなければ、就労ビザの取得は厳しいでしょう。
また、就業先のサポートなしには取得が難しいので、就職活動の際にはビザ取得のサポートをしてくれるかどうか、よく確認しておく必要があります。
日系企業などでは企業がビザサポートをしてくれるので、仕事が決まればビザの取得が可能です。
韓国滞在のためにはさまざまなビザの種類がありますが、留学だけでなくアルバイトもしてみたい、という方にはワーキングホリデービザが人気です。30歳以下のみという年齢制限のあるビザですが、該当する方は一考の価値アリです。
韓国移住で住む家を探す
韓国の賃貸契約で特徴的なのが保証金のシステムです。保証金は契約時に大家さんに預けるお金で、退去時には返還されます。
保証金
韓国では、物件によっても異なりますがなんと家賃6ヶ月分以上の保証金を大家さんに預けなくてはなりません。
この保証金を預けた上で、月々の家賃を払う賃貸の形態を「ウォルセ」と呼びます。ソウルでの相場は、ワンルームで保証金500万ウォン、家賃が月50万ウォンほどです。
ソウルは人口密集地帯で、その分家賃も高騰しています。しかし、大家さんに多めに保証金を預けることで月々の家賃を下げてくれることもあるので、交渉してみる価値はあります。
注意点
韓国では賃貸契約に期間が定められています。通常は1年か2年なのですが、この期間中に退去したい場合は次の入居者を自分で探す必要があります。次の入居者が決まるまでは自分で家賃を払い続ける必要があるので注意しましょう。
銀行口座を開設する
長期滞在するなら、韓国の銀行口座の開設は必須ですよね。韓国の大手銀行といえば、国民銀行(국민은행)と新韓銀行(신한은행)です。
世界的な銀行として有名なシティバンクももちろん韓国にありますが、韓国の大手銀行と比べると支店数が少ないので、韓国で就業する場合は韓国の大手銀行で口座を開設することをお勧めします。
口座開設に必要なもの
口座を開設するためには、パスポートと外国人登録証が必要です。この二つを持ち、銀行の窓口へ行って口座を開きたい旨を伝えましょう。
韓国の銀行では、入出金専用のカードではなく、日本でいうデビットカードのような機能の「チェックカード」を発行してくれます。このカードはさまざまな種類があり、それぞれ機能や特典が異なります。どんなものがあるかを事前に調べておきましょう。
また、口座開設の際にネットバンクも一緒に登録しておくと、PCやスマホから振り込みなどができてとても便利です。
韓国移住時に就職・転職するには
韓国で生活をしていく上で、韓国就職・韓国転職やバイトをする、といった場面があるでしょう。韓国ではたとえアルバイトであっても退職金が出ます。ただし、日本で働くよりも給料は安いです。
韓国で生活するなら、韓国での仕事について知っておきましょう。
韓国に移住して病気になったら
ソウルには、外国人の対応ができる病院がいくつかあります。海外旅行保険やクレジットカードがあればキャッシュレスで対応可能、もしくは自分で立て替え、後日請求することができます。
救急車を呼ぶときは「119」です。病院がどこにあるのか、病気になる前に確認しておきましょう。
韓国移住の冬の過ごし方
韓国は年間を通して乾燥していることが多く、冬は日本よりも冷え込みます。韓国の家は床暖房になっており、室内では快適に過ごすことができます。
しかし、一歩外に出ると寒さにびっくりすることも。ダウンジャケットなどを着用し、防寒対策を行いましょう。
まとめ
ビザが取得できればあとはそれほど難しいことがないように思いますが、韓国独特の賃貸契約システム「ウォルセ」では、通常家賃6ヶ月分以上という高額の保証金が必要になります。したがって、しっかり費用を貯めてから移住する必要があります。
韓国での生活基盤をしっかり固めるために、このサイトの情報を活用してください。みなさんの韓国での生活が、素晴らしいものになりますように!
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