ローカルスタイルで楽しもう!オーストラリアの休日の過ごし方

オーストラリア オセアニア移住

旅行などで海外に滞在すると、「有名な観光地を訪れたりお買い物をしたり、アクティブに過ごしたい」という人もいると思いますが、逆に「現地の人みたいな生活がしたい」という人もいるのではないでしょうか。

おしゃれな都市部から自然豊かな郊外まで、さまざまな雰囲気を楽しめるオーストラリアでは、現地の人たちはどんな風に休日を過ごしているのか、ご紹介します。

世界2位のクオリティ!オーストラリアの休日

おおきな木

仕事とプライベートの切り替えがきちんとしているオーストラリアでは、休日の過ごし方はかなり重要視されています。

オーストラリアは仕事やプライベートの充実感を示す「ライフ・ワーク・バランス」が非常に高いとされ、OEDC(経済協力開発機構)が発表をしている「Better Life Index(より良い暮らし指標)」でも、第1位のノルウェイにつぎ、オーストラリアは第2位にランクインしています(日本23位)。

オーストラリアを訪れる際には、観光やアクティビティの合間に、ぜひローカルスタイルの休日を体験してみてはいかがでしょうか?

OEDC(経済協力開発機構)「Better Life Index(より良い暮らし指標)」:

オーガニック大国!ヘルシーなマーケットでお買い物

フルーツ

世界有数の農業国であるオーストラリアでは、オーガニック製品に対する意識が非常に高く、各地で新鮮なオーガニック野菜やフルーツを購入できるマーケットが頻繁に開催されています。

オージー(オーストラリア人)の中には、週末は朝からオーガニックマーケット(ファーマーズマーケット)に出かけ、新鮮な野菜やフルーツをゲットして、ヘルシーな食事を楽しみながら過ごす、という人も多いです。

マーケット内にはオーガニックフルーツを使ったジャムやジュース、ベジタブルチップスやドライフルーツなど、お土産に最適な日持ちする商品も多く販売されているので、旅行のような短期の滞在でもお買い物を楽しめます。

人気のオーガニック系マーケット

Rusty’sMarkets(ケアンズ)

  • 住所:57-89Grafton Street, Cairns, QLD, Australia
  • 営業時間:金~土曜5am~6pm、日曜5am~3pm
  • 公式サイト:http://www.rustysmarkets.com.au/

NortheyStreet City Farm Organic Market(ブリスベン)

  • 住所:at Northey Street City Farm, Windsor, Brisbane.
  • 営業時間:毎週日曜6am~11am
  • 公式サイト:http://www.nscf.org.au/

Organic Food Markets(シドニー)

  • 住所:シドニー各地(詳しくは下記公式サイトから)
  • 営業時間:エリアによる(詳しくは下記公式サイトから)
  • 公式サイト:http://www.organicfoodmarkets.com.au/

Melbourne Farmers Markets(メルボルン)

  • 住所:メルボルン各地(詳しくは下記公式サイトから)
  • 営業時間:エリアによる(詳しくは下記公式サイトから)
  • 公式サイト:http://mfm.com.au/

PerthCity Farm Market(パース)

定番&鉄板!ビーチピクニック

ビーチ

沿岸部に都市が集中しているオーストラリアでは、世界有数の美しいビーチに簡単にアクセスできるため、休日にビーチで過ごしている人を良く見かけます。

ピクニックシートや大きめのストールなどを引いて、のんびり本を読んだり、食べ物を持ち寄っておしゃべりに花を咲かせたりと、のんびりとリラックスした時間の楽しみ方をしているようです。

残念ながらオーストラリアでは屋外での飲酒が禁じられているため、ビーチサイドでアルコールを飲むことはできませんが、海岸沿いにバーやカフェが出ているエリアもたくさんあるため、のどが渇いたらカフェで冷たいビールを一杯飲んで、またビーチに戻ることも可能です。

オージーは気さくでオープンな人が多いため、ビーチに行けば周囲の人と仲良くなることもあり、現地の人とも触れ合えるのもおすすめのポイントの一つです。

オーストラリアといったらこれ!オージーバーベキュー

バーベキュー

アウトドアが大好きなオージーたちなので、オーストラリアではバーベキューも大人気です。多くの家庭にはバーベキュー用のグリルが1台はあり、祝祭日やイベントごとで人が集まると「とりあえず、バーベキュー」となることが多いです。

オーストラリアは1年を通して温暖な気候で、屋外で食事を楽しめる期間が長いこともあり、自宅の庭やガレージでバーベキューを楽しむ人たちを良く見かけます。

また、公共の公園やビーチ沿いの東屋などに、無料で利用できるバーベキュー用のテーブルが設置されており(パブリックバーベキューサイト)、食材を持ち込めば、誰でも利用できるようになっています。

バーベキュー用の食材やピクニック用の紙皿やコップ、使い捨てのカトラリーは簡単にスーパーなどで購入できます。オーストラリア滞在中に、ぜひ一度は試してみてくださいね。

  • 近隣のパブリックバーベキューサイトを探せるサイト:meat in a park

休日はリラックスが一番!家族や友達とホームパーティー

ホームパーティー

家族をとても大切にするオーストラリアでは、クリスマスやイースターなどの長期休暇は「恋人や友達と過ごす時間」ではなく、「家族と過ごす時間」として認識されています。

長期休暇以外の休日でも、家族の誕生日やイベント時にディナーやランチに呼び合ったり、旅行にできかけたりと、家族が集まる機会がたくさんあります。

オーストラリアには素敵なカフェやレストランもたくさんありますが、オージーはホームパーティーが大好きです。家族や友達と集まるときは、外食よりも相手を自宅に招いてホームパーティーをするのがオーストラリア流です。

参加者が料理を一品持ち寄りで集まることもあり、日本食の人気が高いオーストラリアでは、日本人の参加が喜ばれることも多いです。

とてもフレンドリーでオープンなオーストラリア人は、恋人や仲の良い友達を家族のイベントに誘うことも良くあります。もし声をかけられたら遠慮せずに積極的に参加してみてくださいね。

オーストラリア中が盛り上がる!イベント&祝日一覧

イベント

オーストラリアの祝祭日は、歴史的なイベントやキリスト教のお祝いに由来するものも多く、お休みの日にはその謂れにちなんだイベントが開催されることもたくさんあります。

国土の大きなオーストラリアでは、イベントの規模もなかなか大掛かりで、花火やパレードは一見の価値があります

オーストラリア滞在の際には、期間中にイベントやフェスティバルが行われていないかぜひチェックしてみてください。

オーストラリアの主な休日

  • オーストラリア・デー(イギリス入植の日):1月26日
  • イースター(復活祭):4月後半(2017年度は4月14日~17日)
  • アンザック・デー(第一次世界大戦哀悼の日):4月25日
  • クリスマス~ニューイヤーズデイ(元旦):12月25日(12月25日から1月1日まで長期休暇に入る会社が多い)
  • ボクシング・デー:12月26日

オーストラリアのトップイベント

シドニー・ゲイ・アンド・レズビアン・マルディグラ

シドニー・ゲイ・アンド・レズビアン・マルディグラは、世界最大級のLGBTの祭典です。

毎年2月の第二木曜日から3月の第一土曜日までの3週間にわたるフェスティバルで、パレードやパーティーなどの100以上のイベントが開催され、世界中からの参加客・観光客で賑わいます。

オーストラリア・デー

毎年1月26日はオーストラリア・デー(イギリス入植の日)をお祝いする祝日です。当日は各地でパレードが行われたり、花火が上げられたりと多くのイベントが開催され、にぎやかな一日になります。

南半球にあるオーストラリアでは1月は夏に当たるため、オーストラリア・デーには多くの人がオーストラリアの国旗を模したフェイスペインティングを施したり、国旗が描かれた帽子やTシャツをきて町を練り歩いています。

メルボルン・カップ・カーニバル

メルボルン・カップとは、150年以上の歴史を誇る競馬のイベントです。

毎年10月中旬から11月末まで開催されるメルボルン・スプリング・カーニバル(MelbourneSpring Carnival)への訪問客が、ドレスアップをして食事やシャンパンを楽しみながら優勝馬を選ぶ優雅なイベントです。

オーストラリアでは「国が停止する日」とも呼ばれ、レース当日の11月第1週の火曜日の午後3時になると、ほぼすべてのオーストラリア国民がレースにくぎ付けになるとまで言われています。

レース当日はメルボルンでは祝日とされています。

まとめ

オーストラリアというとマリンスポーツやキャンプなどのワイルドでアクティブなイメージがあると思いますが、意外にも現地の人たちはのんびりリラックスした休日の過ごし方をしています。

短い旅程であっても、ぜひ1日はフリーの時間を作り、ローカルスタイルの時間を楽しんでください。

海外求人

あなたの挑戦を待っている!あこがれの海外企業へ就職しよう(海外求人)

 

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で