メルボルン+私の健康トラブルと日本語OKな病院はここだ

メルボルン オセアニア移住

海外生活での急な体調不良やアクシデントは誰にでも起こりうるものです。慣れない海外で病気や怪我の際にはどうしたら良いのでしょうか。

メルボルンで生活する私が経験した健康トラブルについて、実際に医療機関にかかった話と共にご紹介します。

渡豪に際して日本から持参した薬

私は常に服用している薬はなく、渡豪に先立って用意した薬は飲み慣れた市販の風邪薬程度でした。しかし肌がかぶれやすく手湿疹が出る事があるので、皮膚科で処方してもらったクリームだけは必需品でした。

簡単にまとめるとオーストラリアへ出発する際は下記の薬を携帯しました。

  • 風邪薬(いつも服用していた葛根湯)
  • 整腸剤
  • 頭痛生理痛薬(ロキソニン)
  • 手荒れのクリーム(病院処方)

パンラクミン

※必需品の整腸剤

一般的な薬はオーストラリアの薬局でも購入できますが、最初は見慣れないパッケージや効き目の度合いが分からないことで不安にもなります。飲み慣れた常備薬があれば日本から持参しましょう。

メルボルンでの健康トラブル

ここでは私がメルボルンで生活する中で経験した予想外の健康トラブルについてお話します。

メルボルンで花粉症

私は元々花粉症持ちでしたが、くしゃみ程度の軽い症状で、日本でも病院へ行くほどではありませんでした。ですがメルボルンに来てから突然ひどくなりました。

春になり始めた頃(9月半ば)ですが、急に気温が20℃まで上がった日がありました。メルボルンは暖かくなっても風が強い日が続き、花粉が舞いやすく、メルボルンで初めて花粉症になる人もいるほどです。

メルボルン

その日も春一番のような突風が一日中吹いていて、くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみが突然始まりました。そして頭痛もひどく今までに経験したことがない、仕事もままならない程のつらい症状が続きました。

あまりのひどさに病院へ行き、約2週間分の抗アレルギー薬と点鼻薬、そして目薬を処方してもらいました。ワーキングホリデー用の海外保険に入っていたため、日本語対応可の指定病院で、診察代や薬代はすべて無料でした。

突き指でひどい腫れ

日本食レストランでの仕事中に、清掃時の不注意で右の親指を思いきり突き指してしまいました。激痛が走り、親指の付け根は腫れて紫色になるほどで動かすことが出来ませんでした。

2、3日様子を見ても痛みと腫れが全く治まらず、病院へ行くと打撲と診断され、テーピングと簡単なギブスをする羽目に。(花粉症でお世話になったのと同じ病院です。)4回ほど通院し、簡単なリハビリも受けました。

たかが親指の打撲でギブスやリハビリは大げさかと思いましたが、すべて保険でカバーされ無料で治療を受けることが出来ました。利き手だった為にどうしても親指を使ってしまう事が多く、結果完全に痛みがなくなるまで2カ月もかかりました。

花粉症の薬と打撲時にもらったテーピング

※花粉症の薬と打撲時にもらったテーピング

乾燥と強い洗剤による手荒れ

私はもともと肌が弱く、日本の皮膚科で処方してもらった保湿クリームを持ってきましたが、メルボルンで生活を始めてから指先の荒れと乾燥が悪化しました

原因は、仕事先で使う食器用洗剤やテーブルを拭く際に使うスプレーの強力な洗浄剤です。食器を洗うときは手袋もあるのですが、お店が忙しい時はスプレーでのテーブル拭きが頻繁にあり、完全に液体に触れずに仕事をすることは不可能でした。

何度指先に薬を塗っても荒れや乾燥は収まらず、現在も悩んでいます。

クリーム

そこで最近併用して使い始めたのがオーストラリアでとても有名な、誰もが使っている「ポーポークリーム」です。

医薬品ではありませんが、乾燥やあかぎれ、やけどなど何にでも効く万能クリームで、乾燥した指先にはとても重宝しています。

海外旅行保険の大切さ

海外生活での予期せぬ事故や体調不良は誰にでも起こり得るものです。先ほどお話したように、私は海外保険に入っていた為に治療や処方を全て無料で受けることができました。

保険会社やプランにもよりますがワーキングホリデービザの場合、1年間で保険料は約20万円前後。決して安い金額ではありません。

ワーキングホリデービザは保険加入は任意なので、当然この20万円を浮かす為に保険に入らず出発する人もいます。

ですがケガに限らず自分に万が一のことが起こったときに、日本の家族に迷惑をかけない為にも、海外移住の心得として保険に加入しておくことを強くおすすめします

様々な保険プランがありますが、最低限の安いプランでも十分です。私は下記の比較サイトを参考にしました。

メルボルンで日本語対応可能な病院

最後に、メルボルン中心地で日本語対応可能な病院についてご紹介します。事前の予約が必要ですが、内科、皮膚科、外科などに対応しています。

私が通院したのは下記の日本語医療センターです。当日の連絡でも比較的予約は取りやすく、通訳の方に診察室まで同行してもらい安心でした。

保険に加入している場合はその旨を先に伝え、来院時に指定の用紙にケガや病気発症時の内容を記入します。

まとめ

気候や環境の変化で、体調を崩す可能性は誰にでもあります。日本を出発する前に不安がある場合は、かかりつけの医師に相談し薬を処方してもらうなど、準備をしておきましょう。

また、海外保険への加入を忘れずにしましょう

学生ビザの場合、保険加入は義務付けられていますが、ワーキングホリデービザの場合は任意加入です。しかし思わぬ病気や旅行中の事故やケガなど、何が起こるか分かりません。

海外移住には様々な費用がかかります。絶対に必要となる費用と反対に節約できるものを、リストアップして考えてみましょう!

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